4話 植物型媒介兵器
~森~
指定場所への途中で植物が沢山茂った森へと来ていた
エクスラ
「なんだここ
外には兵器がいっぱいいるって言われたから気をつけよっと」
博士が言うには、兵器者がデフォルトレベルで存在するとの事だ
一定歩いていると、後ろに何かの気配がする
後ろを振り向く
エクスラ
「誰もいないな」
しかし前を歩くとまた気配がする
後ろを振り向いて前を向いてを繰り返す
エクスラ
(よし、今だ!)
タイミングを変えてから後ろを振り向くと
植物が口を開けていた
エクスラ
「うわああああああああ!」
エクスラは咄嗟に宝石武装により攻撃特化武装して攻撃する
植物はそのまま破け散る
エクスラ
「なんだこれ 兵器か?」
植物型の兵器だと理解して、壊した事で安堵する
しかしエクスラの周りで風が騒めく
エクスラ
「すっげぇ嫌悪感抱く風だなおい」
エクスラの中にいるクリア達はぐっすり眠り中だ
クリア達は気まぐれなので、起きている時にしか会話をしてくれない
エクスラは宝石武装で広範囲に風刃を巻き起こして植物を切り裂いた
すると植物たちが一斉にエクスラへと襲い掛かってきた
エクスラは宝石武装で速度特化して緑色に輝かせてブーストで走り逃げる
植物は自分の範囲内から離脱されたら、先にいる植物へと伝達させてエクスラへと再び襲い掛かってくる
エクスラ
「どんだけ追いかけようと、俺の速度にはかなわないぞ」
ベロを出してざまあみろとやってのけたが、前を向くと大きい植物が佇む
咄嗟に突撃攻撃する 植物が砕け破れ散る
エクスラ
「蝶の羽を破けさせるようで嫌な感触だなぁ」
エクスラは植物が逃げるのを感じる
臆して勝利したと勘違いしたまま前を向かう
道なりに進んで、
大樹に出くわす
エクスラ
「でっか なんだこれ ほれほれ」
エクスラは植物兵器に察知してこれも何かの兵器なんじゃねえのかと思い
宝石武装で攻撃特化で大樹を攻撃する
大樹
「やめんか馬鹿ものが!」
エクスラ
「うわ やっぱり生きてんじゃん」
起こしたのかどうかは分からないが、大樹が目を再現させて口を再現させる
エクスラ
「植物型の媒介兵器ってか?何をエネルギーにしてるんだ?」
大樹
「人間も何でもだよ」
全てをエネルギーとして植物兵器で喰い荒かして今まで育ってきた
エクスラ
「社会に根を張るゴミめ 俺が相手だ!」
大樹
「何を正義ごっこしておるのだ あんたのその宝石武装もどうせクリアが犠牲になっているじゃろうて」
エクスラ
「これはあれだ!多少の救いの為の犠牲だ!だがお前はちげぇよな!
お前の場合は誰かを媒介にしている!
しかもそれで救われるのはだれ一人いねぇから!だから悪だろ!」
びしっとドヤ顔で決める
大樹
「あんた最低じゃの」
エクスラ
「うっせ!揺らし起こすぞ!」
攻撃特化で攻撃するが揺れない
大樹
「さっきは起きてなかったからの これが本気じゃ 本気ではわしの防御にはかなわんよ」
ほれほれとお尻ペンペンし出す大樹
エクスラ
「ふざけんじゃねぇぞこら!」
煽り耐性0のまま攻撃特化で攻撃しようとするが
大樹の柔軟な柔らかい肌のような枝に巻き付けられる
エクスラ
「なんだこの肌みてぇな枝 お前本当に大樹かよ」
大樹
「元々植物型だからの じゃからこの柔らかい質性は植物よりじゃわい 別に大樹っぽい大樹なだけじゃ
大樹が言語を喋れるとでも?」
エクスラ
「はは ちげえねえや」
宝石武装で体に特化して、踏ん張る力によって大樹の巻き付けを解く
大樹
「いい勘をしておるの」
エクスラ
「攻撃する場所はもう無さそうだ」
エクスラは大樹の弱点を探したが見つからず
そのまま大樹の目玉目掛けて殴りかける
大樹
「いでえええええええええよおおおおおお!」
エクスラ
「調子にのってるからそういう事になるんだよ」
エクスラは決めポーズをする
大樹は目玉に攻撃特化で攻撃されあまりの痛さに悲鳴を上げる
すると、植物が周りを囲みだす
エクスラ
「大樹の復讐って訳か?でも俺は植物を木っ端微塵に破れ散らせるし、
襲い掛かられたら踏ん張りで体特化で攻撃解けるぞ」
植物は全員会話をごにょごにょし出す
エクスラ
「なんだ?何しようと俺には勝てないぞ植物のままじゃ」
植物はそれを聞いて笑いだす
そして植物は融合して植物兵士となる
植物兵士
「これでどうにでもなるっしょ」
エクスラ
「なるほどね そう来たか
けども、兵士になった所でよ 植物の固さのままでしょ」
エクスラは攻撃特化で攻撃
しかし固すぎてそのまま受けきる
植物兵士は凹ってはいるが平気そうだ
エクスラ
「次でボコボコに出来そうだぞ」
エクスラのとどめの一発が繰り出される
植物兵士はそれを食らうも、同じような凹り具合で意味無し
エクスラ
「どういう事だよ?
あんた俺の攻撃食らったろ?」
植物兵士
「食らっただけど、それは受け身体制みたいなもんだよ」
植物兵士は幾重にも植物を積み重ねて構成されているので
その草で受け身のようにボールをキャッチするように攻撃を食らっていたので無効だった
エクスラ
「ネタばれありがとう もう通用しないから」
植物兵士はやってみろと言わんばかり
エクスラはそのまま植物兵士の身体を触る
植物兵士
「俺にはそんな趣味ないんだが…」
エクスラ
「ちげぇよ 笑わせんな」
エクスラは正真正銘の異性愛者である
植物兵士を触っていて、感触が違う場所を引っ張る
エクスラ
「重なってる草見つけちゃったぞ」
植物兵士がしまった顔するも
そのまま宝石武装で速度特化によって草を引き剥がされる
エクスラ
「おーらおらおらおらおらおらおらおらぁっ!!!!!!」
植物兵士
「ひやあああああああああああああん!!!やめてえええええええええん!!」
植物兵士が草を有り得ない速度で引き剥がされながら喘ぐ
しかしそんな喘ぎ声もエクスラには届きはしなかった
エクスラ
「同情としてはそんな喘ぎ声 草にもならんぞ」
と言いながら「おーらおらおらおらおらおらおらぁっ!!!」と引き剥がしまくるエクスラ
エクスラ
「最後の一枚で…終わりだあぁ!」
エクスラは植物兵士の最後の一枚の草を取った
植物兵士
「お…お代官様ぁ~~…」
植物兵士の草の中身は枝っ切れだったので
エクスラはそのまま手で掴む
エクスラ
「植物兵士…これにて、爆…殺!」
掴んだ枝っ切れをそのまま引っ張って破く
有り得ない悲鳴をして植物兵士は死んだ