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エスパー投手は彼女に夢中(甲子園に行くぞー)  作者: 駄犬
大騒ぎ野球チーム誕生
97/195

97.奴らは意外にすばしっこい。

本日タマチカ野球部はミーテングで終了

女子マネージャー達はいつものファミレスで女子会を開催していた。

全員ご機嫌斜めだった。

「クリスマスミサに男子全員で行った?」

「企画したのは丸山先輩だって?」

「中学時代からの彼女が村山女子高にいて誘われたらしいで。」

発端は昨日だ。

イブは女子会で相手が出来ないけどまた今度、と美月が言うと

ショータが男子部員は女子高のミサに行くと教えてくれた。

何それ?聞いてないで。美月がショータを問い詰めると

彼は参加を断っていたので、詳細は知らなかったが、

女子高に入れるチャンス(正確にはチャペルらしい)と

ほとんどが参加したらしい。

「彼女いないのばかりだから別に良ええと思ってたみたいや。」

「まあ、別に良いんだけどね。」

村山女子はミッション系でクリスマスミサを行う。

生徒達が聖歌を歌い、入場料と寄付を集める。

「向うの生徒とお話位はできるみたいよ。」

「まあ、別に良いんだけどね。」

「ショータは何で行かなかったの?」

「他の男子に来るなって言われたみたいや。」

「彼女持ちで顔の良い奴は呼ばなかったな。」

「そういう事するから情報がバレるのよね。」

「まあ、別に良いんだけどね。」

「他校の女子からみるとうちの野球部の男子

 ハイスペックに見えるらしいんだ。」

「勉強はできる、スポーツもそこそこって?」

「あんなイモばかりなのに?」

「まあ、別に良いんだけどね。」


近い所に居る友人関係男子なので、彼女達には

そこらへんの子でしかない。

他校からは高偏差値校なのに夏ベスト8野球部の選手だ。

カッコ良く見えるかもしれない。

「他校の女子の所へ行くと少しはきになるな。」

「まあ、別に良いんだけどね。」

どうでも良くても人に取られるかも知れないと思うと

少しは気になる。

お互い牽制しあって女子会にしてしまった事を

少しだけ後悔していた。

「このクリスマスセット量が多い、全部食べたら太りそうや」

「美月は少々体形崩れようが引き受け先決まっているでしょうが。」

「ドリンクお代わりいる?」

「野乃花、いい加減そのメイクテク教えて。目パッチリなのに

 本当にメイクしてないように見える。」

・・・少しだけ後悔しているはずだ。

彼女達は今日少しだけハメを外し、明日以降は勉強に部活に

戻るつもりだった。








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