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28 信じられる?
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「ほら、光の話!おぼえてない?」
「なんとなく…たしか
滑り台でみたって話でしょ?」
「えーーーなにそれ??
別の話と間違えてない?」
「ど、どんな話だった?」
(記憶の上書きで、内容が変わった?)
「まぁ、話というほど長くはないんだけど」
「絶対!夢じゃないと思うのよ!」
「じつはね…」
「うん」
「お母さん、光と話した事があるの」
「信じられる?」
「うん、信じる!」
「じゃ、話してあげる…」
「光の名前はピープ」
やっぱり!!!ピープの名前は
母が命名したんだ!!!
「いつからかは、覚えてないんだけど
呼びかけると、話せるようになったの…」
「うんうん」
「夜になるのが楽しみでね…
毎晩、色んな話をしてたんだけど
ピープとの時間は6年生までって
決まりだったから…」
「約束だったの?」
「約束、じゃなくて決まりだったと
思う…」
「最後の日は?」
「それがね…まったく覚えてなくて」
「え!?」
「お別れの日の記憶がないの…」
「だから、残っているのは楽しかった
記憶だけ…」
「でも…なんとなく残っているのが」
「手の中に、ピープを感じたことかな…」
ピープ!記憶の上書き!!大成功だよー
「それで、ひいおばあちゃんの話は
どんな内容だったの?」
「それはね…」




