第40話 晒された名前
【第三大陸DM板part4】
321:名無しのDM
人数減ったな
残り全体で252、第三大陸で51
322:名無しのDM
ちょうどさっきコア位置見てたら点が減った
北西あたりだな
323:名無しのDM
コア位置?
324:名無しのDM
過去ログ見ろ
325:名無しのDM
なんでここまで来てまだ知らない奴が湧くの?
マジ謎
326:名無しのDM
>>325
戦争UI解放したばっかなんだろ
察しろ
可哀想な子なんだ
327:名無しのDM
>>326
偶然他DMに接触してなければ、いつの間にか手遅れになってるんだもんな
自分もこうなってたかと思うと笑えないわ
328:名無しのDM
>>327
接触してきてくれたあのDMには感謝してもしきれないな
草葉の陰で応援していてください
329:名無しのDM
>>328
殺してて草
いや俺もだわ
330:名無しのDM
>>323
管理権限上げると地図に他コアの点が出る
331:名無しのDM
は?そんなのあるのかよ
332:名無しのDM
ある
知らんやつは急げ
333:名無しのDM
急げってどうやってだよ
334:名無しのDM
コア壊せ
335:名無しのDM
簡単に言うな
336:名無しのDM
あーあ
様子見フェーズは完全に終わったな
337:名無しのDM
>>332
正直今レベル3の奴はもう手遅れやろ
338:名無しのDM
生存数半分だからな
コア1破壊でレベル4だから
生きてる奴は大体みんなレベル4の計算
339:名無しのDM
レベル5はコア3つ破壊だっけ?
340:名無しのDM
そこまで行ってる奴いる?
341:名無しのDM
言うわけ無いだろ
342:名無しのDM
ランキング38位のユート
北西地方のイース北ダンジョン
イースの北、アウル村の近くの森の中
こいつは確実にレベル5
異様な速度でダンジョン落としてる
343:名無しのDM
いや情報量
344:名無しのDM
なんでわかるん?
確かにランキングでは上位だけど
345:名無しのDM
てかダンジョン名なんてわかるのか?
346:342
>>344
現在戦争中
入口見張ってる
>>345
住人掲示板で名前はわかる
347:名無しのDM
住人掲示板?
街に見に行ったの?
348:342
>>347
レベル5になるとメニューで解放される
349:名無しのDM
は?嘘乙
350:名無しのDM
新情報来た
351:名無しのDM
うえ、ここでそれ公開しちゃうんだ
そこまでマジってこと?
352:342
マジだ
こいつ、なんとかしないと全員やられるぞ
353:名無しのDM
お前がやられるだけだろw
354:名無しのDM
でもユートって奴がランキング圏外から一気に上げて来たのは事実だよ
確認してたから
355:名無しのDM
やるか?
北西?どの辺?
356:名無しのDM
つかお前もレベル5なんだろ
お前もヤバい奴じゃん
357:名無しのDM
嘘の可能性
ダンジョン名だって街に人型モンスター送り込めば諜報可能
358:名無しのDM
>>351もレベル5ってことだよね?
レベル5多すぎね?
コア3つ破壊してる奴そんないるの?
やっぱ嘘だろ
359:342
とにかくユートは危険だ
イース北ダンジョン
1、2階層はゴブリンと罠、3階層は森
森に強力なモンスターがいる
攻め方はゴブリンの集団での物量攻撃
幹部級が一体、見たことない奴で詳細不明
近くのマスターは警戒しとけ
360:名無しのDM
だから情報量w
361:名無しのDM
>>359
こいつユート本人じゃね?
偽情報流して有利にしようとしてるとしか思えない
362:名無しのDM
どちらにせよイース北ダンジョンは警戒対象だな
363:名無しのDM
北西組は様子見やめとけ
先に潰さないと雪だるま式だぞ
つかこれ以上成長させるな
364:名無しのDM
自分がどこにいるかもまだわからない件
365:名無しのDM
北西組、同盟組むか?
366:名無しのDM
信用できるかよ
367:名無しのDM
>>365
オッケー
とりあえずお前のダンジョンの場所とモンスター構成教えてくれ
368:名無しのDM
>>367
やめたれw
369:名無しのDM
でも放置はまずい
370:名無しのDM
北西地方、荒れるぞこれ
スクロールを止める。
名前が出た。
俺の名前が、第三大陸の板に、何の前触れもなく出現した。
イース北ダンジョンと結びつけられ、速度だの危険だのと評されている。
断言。
具体性。
内部構造も当たっている。
シャドウのマスターだ。
あいつしかいない。
俺を攻めてきたマスターであり、イース北ダンジョンの構造を知っている唯一のマスター。
住人掲示板の存在に触れているということは、管理権限を上げている。
つまり、俺と同じ段階まで来ている。
遠征の出発は見られていた可能性が高い。
地図の点の減少を追い、ランキングの上昇と結びつけ、そこから推論を積み上げたのだろう。
確証はないはずだ。
それでも、掲示板という場では疑念だけで十分だ。
「警戒対象」
軽く書かれたその一文が、重い。
これまでは、まだ盤面の端にいるつもりだった。
知られていないことが最大の強みで、相手の視界の外をすり抜けてきた自信があった。
だが今は違う。
舞台に引きずり出され、注目を浴びている。
心臓が高鳴る。
目の前が暗くなる。
心は恐怖に震えているが、冷えた頭で考える。
周りが連携を考えるなら、その前に盤面を削りきるしかない。
疑念が共有される前に、結果を積み重ねる。
地図を開き、周りのダンジョンを確認する。
周辺のダンジョンは大分数を減らしていた、確かにこう見るとうちのダンジョンだけ周りが減りすぎだ。
だが、今は行くところまで行こう。
下手に躊躇したら、それこそ手遅れになる。
次の管理権限レベルアップまで、コア破壊三つ。
そこまで一息で駆け上がる。
俺は侵攻先の候補を三つ、静かに選んだ。
「三つ、同時に落とす」
呟いた声は、自分でも驚くほど落ち着いていた。
騒がれるなら、その間に終わらせよう。
そう、静かに決意した。




