没案:白亜の龍
【主人公】
ルシアン・ヴェルネ(Lucien Verne)
基本情報 年齢:20歳前後
性別:男
出身:ハーフェニア共和国・港町地区
職業:時計職人
性格:皮肉屋で無愛想に見えるが、根は情に厚い。
口癖: 「それで、俺に何の得がある?」、「時間は戻らねえ」
背景:戦争で家族を失い、戦後は孤児として港で育つ。時計修理の技術は亡父の職業から継いだ唯一の遺産。
外見
身長:172cm
体型:華奢で痩せ型。
顔立ち:輪郭はややシャープだが、少年らしいあどけなさが残る。
瞳:濃い青に灰色が混じる(曇天の海の色)、光を受けると銀が走る。
眉:細くて整い、中性的で少し下がり気味。
髪:ダークブラウン(光で赤茶)。軽くレイヤーが入り、港風でくしゃっと乱れる。前髪は目にかかる長さで、時折耳にかける。
特徴:右頬に小さな古傷。
服装
ジャケット:細身シルエットのテーラードジャケット(濃紺)。
シャツ:白〜生成りのコットンシャツ。アイロンは軽く、第一ボタンは開けっぱなし。
パンツ:ハイウエストのワークパンツ(ダークグレーまたは焦げ茶)。裾は一折り。
靴:黒または焦げ茶のキャップトゥブーツ。しっかり磨かれてるけど、爪先に小傷。
小物
細い革ベルト(真鍮バックル)。
銀色の腕時計を付けている。ベルトの皮は劣化している。
作業用にツールロールを肩からかける(キャンバス地+革ベルト留め)。
癖・所作
立つ時は片足に重心を置き、身体が少し傾く。 会話中はポケットに片手を突っ込み、視線を横に流す。 一瞬で人の全身を観察する癖があり、その時だけ目つきが鋭く変わる。 無意識に懐中時計を親指でなぞる。
エリシアとの関係性の初期段階
最初は「でかい面倒ごとを拾っちまった」としか思っていない。
しかし看病する過程で、彼女の「人間としての痛み」を感じ取り、捨てられなくなる。
彼女にとっては、軍や研究施設の人間とは違う“初めての安全地帯”となる存在。
備考
港町育ちゆえ、潮風・煙草・油の混じった匂いが常に纏わりつく。 仕事柄、人脈は港湾労働者から軍残党、密輸業者まで幅広い。 時間や約束には厳格で、「遅刻=信用の欠如」という信条を持つ。
【キーパーソン】
エリシア・ヴァンデル(Elysia Vandel)
※名前は記憶喪失のため忘却中。
※コードネーム:Albareis
※ルシアン呼び:シーア(ルシアンに適当に名付けられた)
☆竜形態(軍用生物兵器形態)
全長:約5m(鼻先〜尾端)(尾の長さが3mなので、本体は実質2m?)
全幅:約6m(左翼先〜右翼先)(片方の大きさ約3m。胴体の幅は含めない。)
骨格:四肢が長く、俊敏。空戦・市街地戦を想定した小〜中型。
毛皮と鱗のハイブリッド:
毛皮:背中〜首〜尾上部、胸部、太もも外側、翼の付け根。白雪色+薄い灰のシャドウ。 鱗:四肢、腹部、顔の一部、尻尾先端、翼膜。光沢のある白銀色。
頭部:
目は氷青色(戦闘時は金が差す)
角は後方に長く流れ、根元に毛皮が残る 鼻先と顎は鱗質、目周りは柔毛で温かみがある
長い耳が頭頂から斜め後方に伸び、毛皮に覆われている(先端は細く尖り、内側は淡い灰色の毛)
翼: 外側は白銀、内側は淡い青銀。 付け根から背にかけて毛皮が覆い、飛翔時になびく。 尻尾: 長くしなやかで、先端に三角形の骨板。 攻撃・バランス制御両方に使える。
人工兵器感: 首左側に手術痕。
戦闘スタイル: 空中急旋回→爪や尾で一撃離脱。 翼の内側から風圧と氷の混合ブレスを放つ(短時間しか使えない)。
限界状態の描写: 翼膜が裂け、血管が透けて赤く浮き出る。 毛皮が汗と血で濡れ、白さが鈍る。
余談:竜化時は人間の言葉が話せない。また、無理やり竜化させられたため、身体が変化にまだ耐えられず、よく体調を崩す。
背景設定
出身地:戦争孤児として軍に捕獲され、生物兵器実験の被験者に。 竜化技術は少女期の遺伝子改変の成功率が高いため選ばれた。 戦後に廃棄される前に逃げ出し、放浪の末に路地裏でルシアンと出会う。 人間時の記憶はほぼ喪失しており、「ヴァンデル」という姓は断片的にしか覚えていない。
【敵①】
ニコライ・オーベル(Nikolai Ober)
設定案
年齢:30代半ば
外見:
ちょっとパーマのかかった茶髪(やや長め、耳下くらい)
銀縁の丸メガネ(作業中は額に押し上げる癖)
グレーのタートルネックニット+白衣+紺色スラックス
革靴はいつも磨かれていて埃ひとつない
細身で背は高め(180cm前後)
姿勢が良く、所作が静か 性格・
狂気ポイント
常に穏やかな笑み、声も落ち着いて低め。だが言葉の内容は冷酷である。
科学者としての自負心が強く、失敗作はあっさり切り捨てるが、成功作は異常なまでに可愛がる。
アルバレイス=自分の最高傑作だと心の底から信じており、彼女の竜化状態を芸術品のように鑑賞する癖がある。
「造った者がその存在を見届けるのは義務だ」と信じて疑わない。
人間としてのエリシアにも関心はあるが、竜の姿を「完成形」と考えており、彼女が竜のままでいることを望む。
「彼女が自由になる=自分の作品が他人の手に渡る」ことと同義で、絶対に許さない。
口調の例
「これは芸術だ、君にはわからないだろう」
「彼女の血管を流れるのは、私が選び抜いた未来だ」
「ああ…その爪の震え、その翼の開き方…やはり君は完璧だ、アルバレイス」
「帰ろう。君の居場所は、ここではない」
狂気の描写ポイント
戦闘中でも観察日誌をつける癖(革のノート+万年筆)
アルバレイスの負傷や消耗すら「進化の過程」として美化する
観察している時、瞳がわずかに輝く(メガネ越しに光が反射して不気味)
実験器具や手術道具は芸術品のように磨き上げられている
彼女の行動や表情の微細な変化をすべて記録し、他人に共有しない
【敵②】
ラース・フェルナー(Lars Fellner)
年齢 20代後半〜30代前半
外見
細身だが筋張った手首と長い指を持ち、押さえ込み役だった過去を思わせる
毛先は薬品焼けで色が抜け、ややパサついている
面長で柔らかい雰囲気の顔立ち。
笑顔が常に貼り付いており、怒りや悲しみの表情は見せない
淡い水色の入った角アンダーリムの眼鏡をかけ、視線を読まれにくくしている
白衣や作業服には薬品や血の染みがまだらにこびりついている
同じ型の実験用手袋を大量にストックし、常に新品のように見せる(内側は汚れや血で黒ずんでいる)
性格
穏やかな口調と笑顔を崩さないが、感情の幅が極端に狭く、「怒」「哀」が欠落
人を名前で呼ばず「この子」「あの人」と呼び、対象を人格から切り離して見る
世話焼きで食事や水はきちんと与えるが、それは**「長持ちさせるため」**でしかない
他人の苦痛や恐怖をデータとしてしか認識しない 道具への愛着が異常に強く、人よりも器具を優先する。
ニコライを「先生」「天才」と崇拝し、指示には笑顔で即従う
ニコライが怒る唯一の場面は、ラースが不用意に被験体を壊しかけた時
戦中のエリシアとの関係
竜化前のエリシアを拘束する役目を担当
押さえる手つきは妙に優しいが、それは逃げられない形を熟知しているだけ
実験中は「怖くないですよ〜」と子供あやすように声をかけながら、反応を実況
「あ、今すっごく痛がってますねぇ。ほら、瞳孔が…」と医者の解説のような口調
竜化後も一瞬で正体を見抜き、「おや、久しぶりですねぇ」と平然と再会
狂気ポイント
怖がられると笑顔が自然に広がる
苦痛の声を「いい音ですねぇ」と評価して記録
実験手順や器具の使い方に異常なこだわり
何度も「やっぱりこの子はニコライさんの最高傑作ですよ」と口にする
口調例
「あ〜、ちょっと動かないでくださいね〜。骨がずれちゃいますから」
「泣くと血圧が上がって、結果が乱れちゃいますよ〜」
「あ、今の悲鳴、すごくいい響きでしたねぇ。ニコライさーん、聞こえました?」
「あ〜やっぱり暴れるんですねぇ、この子はやっぱり可愛いなぁ」
ニコライとの関係
戦中からの助手で、学生時代に医療実験の研修でニコライと出会う
才能と異常な価値観を見抜かれ、研究チームに引き入れられる
ニコライにとっては「自分の手を汚さずに作業を任せられる最適な駒」
ラースにとっては「この世で唯一、正しい知識を持つ師匠」




