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名前:藤野 直人(ふじの なおと)

名前:藤野ふじの 直人なおと

愛称:なおにゃん、にゃおと(気分が良い時など)

年齢:不明。狭霧の後輩?朔夜の先輩?

居住地:元々埼玉県某所のアパートに住んでいたが、追い出され、狭霧の社に居候していることもある。


【外見・ビジュアル】

髪型:流し前髪のウルフマッシュ(白髪で毛先が少し黒い独特の毛色)

耳尻尾:毛先が黒くなっている白い猫耳と、同じく毛先が黒くグラデーションした白くて長い猫尻尾。

瞳の色:ブルー

特徴:ビジュアルだけを見れば誰もが振り返る端整なイケメンだが、中身の歪みっぷりと態度がそれをすべて台無しにしている。正装は灰色の肩衣などを合わせた武士チックな和服だが、普段はジャージ羽織ってジーンズを履くなど動きやすいファストファッション。出勤時は安いビジネススーツを着る。


【性格・特徴】

口調:典型的な猫キャラ口調。「〜にゃ」「〜にゃん」が語尾に入る。普段の一人称は「僕」だが、気分が良いと「僕ニャン」になる。感情が高ぶると、オタク特有の早口なマシンガントークをボソボソとした小声でまくし立てる。

本性:一匹狼な性格。車以前の頃から元々プライドが異常に高い。しかしその一方で、堕ちてからというものの、極めて卑屈な一面も持ってしまった、拗らせきったひねくれ者。他人の感情や社会的マナーを1ミリも考慮せず、すべての出来事を自分に都合の良い歪んだ理屈だけで処理して生きている。

精神性:愛車シルビアを神聖な「嫁」として盲目的に崇拝しており、彼女の美学を汚す者や、車をただの移動手段としか思っていない一般のパンピー(一般人)に対しては、容赦のない冷笑主義を剥き出しにする。

生活習慣:生活水準や生存欲求よりも、愛車への貢ぎを最優先する極限の車好き。どうやら地に堕ちてからは、カー雑誌の編集部で働いているらしく、手取り25万円の給与やボーナスを得ているにもかかわらず、給料を車のためにすべて突っ込んでいる。結果として極貧生活を送っており、そこら辺の雑草を食べて飢えを凌いでいる。


【ドライビングスタイル】

ひとたびマニュアル車のステアリングを握り、夜の峠や都心環状線に乗り込むと、その精神状態は極端に豹変する。

車という鉄の檻と過激な馬力を手に入れたことで、日頃のパッとしない生活の反動からくる肥大化した「全能感(万能感)」が暴発。その心理は、ハンドルを握ると豹変する極度のキレ症、あるいは自己正当化にまみれた者そのものである。

自分より遅い車や進路を譲らない一般車を「自分の行く手を阻む悪」「存在自体が不快なノロノロ運転」と認知し、激しい怒りと焦燥感に支配される。ウィンカーを出す時間すら惜しんでパッシングと鬼クラクションを浴びせ、車列を縫うように危険なスラロームを繰り返すが、本人は「自分はただ前を走る愚鈍な邪魔者を排除しているだけで、100%正しい」と本気で思い込んでいる。


【警察や世間に対する独自の考えとアウトロー精神】

・法やルールに対する認識:

直人にとって、道路交通法や制限速度は「守るべき道徳」ではなく、自分のドライブを邪魔する「単なる障害物」や「ゲームのルール」に過ぎない。そのため、法律を破ることに対する罪悪感は1ミリも存在せず、取り締まりをどうやって回避ハックするかということしか頭にない。

・警察や取り締まりに対し:

覆面パトカーに捕まり、青切符を切られて説教を食らっている最中すら、全く悪びれず、終始ヘラヘラとした薄笑いを浮かべている。

ヤンキーのように怒鳴り散らしたりすることもなく、まるで「ゲームでちょっと障害物にぶつかってタイムロスした」くらいの、極めて軽い感覚で警察官の言葉を受け流す。


【過去】

彼の本当の名は「千弦ちづる」。

本来は正丸山や川越山がある正丸尾根を守る、神の使いだった。

かつては山に入り込んだ本物の悪鬼や怨霊を完全に刀で断ち切って祓い、山を守る剣士だった。

彼が使っていた愛刀は、「玻璃丸はりまる」という名がついていた妖刀であった。ぱっと見は艶の無い黒い刀身に見えるが、月夜に照らされたとき、その刀身が瑠璃紺色に反射する。刀を振るうと、瑠璃紺の光が空中に「軌跡」として残るらしい。

しかし、1936年、守っていた山の一部が開発されて正丸峠ができる。それからさらに数十年後の1980年代後半には国道指定を外れ、交通量が減った旧道区間に走り屋が集まるように。

今まで、守り神の使いとして数百年も守り続けていた千弦はいつしか、本来なら追い出すべき走り屋たちに惹かれ始める。そして、使いは無暗に人と交わってはいけないという掟を破り、走り屋たちと交流を始める。だが、これが原因で千弦は神の使いをクビになり、結果的に地へ堕ちた。

シルビアとの出会いは200×年のある日のこと。峠の麓の中古車センターにて、ノーマルながら過走行で修復アリで、さらに当時は不人気だったS14の前期型だったことを理由に安売りされていたのを買った。

人の名を名乗り始めたのもこの頃で、人の地で暮らし、働く上では人間の身分が必要であった。その時に知り合いの走り屋の苗字や名前を継ぎ接ぎして作った名前が藤野直人である(「藤沢」「野上」「直介」「真人」の4名から)。

一応化けて猫耳や尻尾を隠し、人耳を生やすこともできるが、よほどのことが無ければ隠さない(化け隠すと結構ムズムズする)。他の人からは変なコスプレイヤーとして見られている模様。


【関係】

狭霧の教え子であり、狭霧の後輩。

朔夜の先輩でもある。瑞羽とは年が近い。

狭霧にとって、直人(千弦)とは、自分が封印されてる間になんかグレてしまった元教え子みたいな存在。ある種、因縁の相手ではある。

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