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皆から一言ゲッチュー島下

ふにゃあ……っ、お、おにーさん! い、いらっしゃい、です……っ!

あ、あのね……っ、今日のアパートは、なんだか……その、すっごく……ぎゅうぎゅう、なの……っ!


うぅ、おにーちゃん、見てよこれ! 部屋のキャパ完全に超えてるんだけど!? 21人全員が大広間に大集合するとか、どんな修羅場ハーレム妄想を現実化させてんのよバカおにーちゃん!


ふふっ……人間とは、これほど窮屈な空間を好むものなのか? 我の銀の尻尾も、これではそなたに絡みつく前に他者と絡まってしまうではないか。……ほれ、そこの三つ尾、我が邪魔そうにこちらを見るでない。


はぁ!? 尻尾がたったの一本しかない旧時代の妖狐のくせに偉そうにのじゃ! 妾のこの極上の三本尻尾を見よ! ふわっふわで、おにーさんを包み込むのにも最適のじゃ! 狭霧、貴様は隅っこで鉄扇でも眺めておれ!


あ、あの……お、おにーちゃん……。り、リアルな、わたしに……こんなにたくさんの視線が……。ハ、ハッキングするより……心臓、止まっちゃ、う……ふぇぅ……(ヘッドホンをぎゅっと首に押し込んでマントに隠れようとする)


主様、大丈夫……。シャルの翼、広げる。21人のノイズ、全部シャルの白い檻で覆い尽くせば、主様とシャルの「ふたりだけの数字」に……修正、できる。


きゃぁっ!? ちょ、ちょっと、大きな翼をバサバサしないでくださらない!? エレノアのラベンダーのドレスに羽がついてしまいますわ! ……あ、あなた! 何ニヤニヤ見てますの!? 私だって……本当は、あなたに一番近くで甘えたいのに、これじゃ近寄れませんわ……っ!


おにーさん、おにーさん! ぽむるは全然平気だぽむよ! お腹が空きすぎて、もうおにーさんの足にズルズルしがみつくスペースしか残ってないぽむ! 早くぽむるをなでなでして、お揚げを所望するぽむ!


まぁまぁ、皆様落ち着いてくださいな。おにーさん、お仕事でお疲れなのですから……。ほら、紗江が淹れたお茶と、出来立ての肉じゃがですよ? ……あら、イヴさん、そんなに体を寄せて、どうしたのですか?


うふふ……御主人様のすぐお隣、とってもひんやりして気持ちいいです……。でも、こんなにたくさんの女の子たちにお仕置きされる御主人様を想像すると……わたし、なんだかゾクゾクして、尻尾がねっとり絡みついちゃいます……♡


あ、あの……お兄さん……っ! 陽茉梨、もう……心臓が、破裂しそうです……! 急にこんな、顎のあたりを指先でよしよしされたら……ふにゃぁ……っ♡……あ、頭の中、まっしろで……もう何も考えられません……っ!


ひゃぅっ!? じ、自分からおにーさんに甘えるなんて、ふ、楓奈にはまだ早すぎます……っ! でも、おにーさんのブレザーの袖、きゅって握って……一歩後ろからついていくの、ダメ、ですか……にゃ、にゃあ……っ(萌え袖で真っ赤なイカ耳を隠す)


ご主人様ぁ! 萌花は絶対に譲らないにゃん! 他のみんなが見てたって、ご主人様のことが大好きにゃん! ほら、この白い尻尾、ご主人様の足にねっとり巻きつけちゃうにゃ!……って、みんな、こっち見ないでにゃん! 恥ずかしいにゃんっ!


……うち、もう、めんどい。……お前、酒、どこ。……まぁいいや、お前がそこにいれば、世界がどうなっても……。……行くな(お酒の缶を転がしながら、お前の服の裾を無言で掴む)。


……はぁ……おにーちゃん、すずなの、まるめん、どこぉ……っ? ……あ、あった。おにーちゃんの、らいだーのひ……つけて……? すずなのとなり……すわって、けむり、一緒に、吸お……?


おにー! ウチの『ねおんてとら。』の最新刊、これおにーとのシチュ妄想して描いたやつっすよ? 自分で描きながら抜いちゃって作業クソ遅れたんだから、責任取ってウチのページで抜いてよね?


わっちの九尾の毛並みが気になるか? そなた、大妖怪たる白狐のわっちをここまで手懐けるとは、大した器じゃな……って、ひゃぅ!? そ、そこを不意に握るなと言うておるじゃろぅ……っ(被布コートのファーに顔をぎゅっとうずめて赤面)


このアイリス、おにーの忠犬として、他のどの子よりも、お傍でお役に立ちます……っ! だから、お耳の付け根、優しくなでなでして……きゅう、っ……あぅ、プリントが散らばっちゃいましたぁ……っ!


マスター、感情って、なに……? このお部屋、女の子の匂いでいっぱいで、なんだか不思議。でも、マスターの手をこうして両手で包むと……わたしの中心、すこしだけ、あたたかい。


うぅ……おにーさん……っ。私、重たいじゅーけん、がんばって磨いたの……。だから、怒らないで……置いていかないでぇ……っ! 主様のお隣、私がいっしょに守るからぁ……っ!

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