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✒ 鬼人、現る❗


 結界を壊せた事にあんして喜んでいると、感じた事の無い2つの異様な気配を感じた。

 さっき迄はたしかになにも感じなかったのに──。

 オレは腰にげているとうつかを握る。


???

「 あれぇ~~?

  結界が消えちゃったからてみたら、退魔師がるじゃ~~ん! 」


???

「 退魔師が結界をやぶったと言うのか?

  馬鹿を言うな。

  そんな事が有ってたまるか! 」


マオ:厳蒔磨絽

「 おまえ達は、誰だ! 」


???

「 子供が吠えてるね。

  あの子供が結界を消したの?? 」


???

「 馬鹿を言え。

  刀剣士が結界を壊せるものか。

  隣にる弓使いが犯人か? 」


???

「 弓使い?!

  弓使いってはずれ職業じゃん。

  無いよ、無い無い!

  術が不完全だったのかもよ? 」






 2ぐみは会話をしているみたいだけど、なにを話しているのまったく聞き取れない。

 聞いた事の無い言葉で会話をしているからだ。

 なにで喋ってるんだよぉ!!


マオ:厳蒔磨絽

づるさん、彼奴あいつなにものだろう? 」


厳蒔弓弦

「 あれは私の祖父──じょうじんと同種族だと思う 」


マオ:厳蒔磨絽

「 えっ!?

  じゃあ……転身したら “ しゅてんどう ” みたいにデカくなるって事!? 」


厳蒔弓弦

「 いや、迄は分からぬが……。

  私にはかれの言語がわかるし、話している内容も分かる。

  同種族のようけつ能力ちからかも知れない 」


マオ:厳蒔磨絽

「 ………………。

  じゃあ、づるさんなら、あの2人と会話が出来るかも知れないって事? 」


厳蒔弓弦

「 言語がわかっても、私は話せないのだが……。

  (じょう)(じん)ならば会話も出来るかも知れないな 」


マオ:厳蒔磨絽

じょうじんたしか、≪ キノコン王国 ≫でキノコン達から “ 脱衣碁の刑 ” を受けている筈だけど…………きてるかな??

  べられてなきゃいけど── 」


厳蒔弓弦

「 期待はしないほういかもな。

  ためしにってみるか 」


マオ:厳蒔磨絽

「 えっ?

  る??

  それって此方こっちから攻撃をするって事!? 」


厳蒔弓弦

「 そうだが。

  人間では無いんだ。

  矢が刺さったぐらいで死にはしない筈だ 」


マオ:厳蒔磨絽

「 えぇっ??

  づるさんの一撃って殺傷りょくがヤバいんだけどぉ!! 」


厳蒔弓弦

じょうじんの同種族ならば、人間はエサでしかない。

  被害者がまえに追い返してしまおう 」


 そう言うとづるさんは弓を構える。

 すでに矢にはほうりきが込められていた。

 からる気まん(まん)だった!?


 そうだった!

 すっかり忘れてたけど、づるさんって意外と好戦的な性格だったよ!

 すっかり忘れてた!!


 2回も言っちゃった!

 づるさんはほうりきを込めた矢を天に向けてった。

 単体攻撃じゃなくて、全体攻撃する気だぁぁぁぁぁあああああああ!!!!


 そらに消えた矢の箇所に巨大な陰陽陣が現れる。

 から大量の矢の雨が降りそそいだ!!

 容赦ねぇぇぇぇえええええ!!!!


 大量に降る矢はむらさきいろの炎をまとわせている。

 会話をしている2ぐみを確実に狙って降りそそぐ矢の雨は、反応に遅れた2ぐみを容赦無くじゅうりんする。

 燃える矢は1本もはずれる事なくめいちゅうしている。


 こ……こわぁぁぁぁあああああああ!!!!

 百発百中の弓技、こわぁぁぁぁあああああああ!!

 横目でチラッとづるさんを見てみると、不満そうな顔をしている。


 なんでだろう??

 なにが気にらないんだろう??

 でも、そんなづるさんのよこがおかっいんだよな(////)


マオ:厳蒔磨絽

づるさん、どうしたの?

  浮かない顔してるよね 」


厳蒔弓弦

「 分かってしまったか?

  矢にまとほのうの勢いが弱いと思ってな。

  もう少しほうりきを長く込めるべきだった 」


マオ:厳蒔磨絽

「 そ…そうかな?

  じゅうぶんに強いと思うけどなぁ……。

  っていうかさ、矢の雨ってまで降り続けるの? 」


厳蒔弓弦

「 私にも分からないな。

  大抵は5分ぐらいで消えるんだが── 」


マオ:厳蒔磨絽

「 えっ……5分もコレが続くの??

  いくなんでも死んじゃうんじゃあ…… 」


厳蒔弓弦

「 うん?

  なにか問題が有るのか?

  別に倒しても構わないだろう? 」


 づるさん…………意外と冷酷ぅ~~。


マオ:厳蒔磨絽

「 あの結界を張った犯人なのか──とか、結界を張った目的はなんなのか──とか、人間をエサにしてるのか──とか、ほかにも仲間がるのか──とか、聞きす事がやまほど有る思うんだけど…… 」 


厳蒔弓弦

「 それもそうだな。

  きていれば、キノコンに訊問してもらえばいな 」


マオ:厳蒔磨絽

「 そ…そだね……。

  きてればいけど──。

  念の為にミニマムキーノに待機してもらうよ 」


厳蒔弓弦

「 それがいな 」


マオ:厳蒔磨絽

「 ミニマムキーノ、るか? 」


分身体:ミニマムキーノ

「 はいですエリ。

  事情は理解しましたエリ。

  きていようが、死んでようが回収して、すみ(ずみ)まで調べますエリ 」


マオ:厳蒔磨絽

「 頼むな、ミニマムキーノ 」


厳蒔弓弦

「 マオ、ためしにもういっぱつってもいか?

  次はく── 」


マオ:厳蒔磨絽

「 これ以上はめてあげてください! 」


厳蒔弓弦

「 そうか?

  ためしたかったのだがな…… 」


 づるさん……発案した弓技をためしてみたくて、正体不明の怪しい2ぐみまとにしたのかな……。

 そらていた陰陽陣が消えた事で、矢の雨もピタリとんだ。

 づるさんの攻撃を完全な不意討ちでらった2ぐみの様子が気になる。


 どうなってしまったんだろう。

 ちゃんときてるかな??

 ドキドキするぅ~~~~。


厳蒔弓弦

「 どうやら動けないようだな。

  様子を見に行くとしよう 」


分身体:ミニマムキーノ

「 お供しますエリ 」


マオ:厳蒔磨絽

「 オレも行くよ! 」


厳蒔弓弦

「 マオはミニマムキーノと私の後ろから見るようにな。

  攻撃をしてくるかも知れないからか、まえない事だ 」


マオ:厳蒔磨絽

「 分かったよ…… 」


 づるさん、過保護っぷりは相変わらずだな。

 主人あるじのオレが先頭に立って引っらないといけない立場なのに──、まもられるなんて情けない。

 そんな事を言ったら、づるさんの御説教ルートにはいるから絶対に言えないけど──。


 地面にうつぶせの状態で倒れている2ぐみちかく。

 ミニマムキーノは吸水性が抜群のタオルをくちに当てながらよだれぬぐっている。

 コイツべたい気持ちを頑張ってこらえているなんて、偉いなミニマムキーノ!!

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