第30回
この物語は、フィクションです。登場する団体や個人は、実在しません。
また、登場する団体や個人は、実在の物と関係ありません。
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闇探偵 西園寺 美園2(30) 相良 凌
3 解けゆく謎(8)
「そんなに遺産がほしいの? この泥棒猫!」
佳代の声であった。
佳代に続いて、幸太郎と東山、それに、富士田奈々子が、東屋の近くに、やってきた。
西園寺は、それを相手にせず、小夜子の方を向いて、
「小夜子さん! スコップ貸して頂けますか?」
と、お願いすると、小夜子は、
「分かりました・・・。富士田さん! スコップ持ってきてくださるかしら?」
と、西園寺から、富士田奈々子に視線を移しながら、言った。
「承知いたしました・・・お持ちいたしますので少々お待ち下さい・・・」
と、応じた富士田奈々子は、硬い表情だが、眉をピクリと動かした以外は、普段と変らない。
すぐに、富士田奈々子は、スコップを取りに向かった。
佳代が興味津々に東屋を見ながら、
「どこかに、ヒントがあるんじゃない?・・・」
と、言った直後、西園寺を見て、
「秋本さん、何か知ってるんじゃないの?」
にやりとしながら言った。
「知ってても、教えませんよ。依頼主は、小夜子さんですから」
西園寺の返事は、素っ気無かった。
その場に居た、東山と幸太郎。東山は、苦笑を隠しきれない様子だが、幸太郎の表情は、特に変らない。
東山は、ズボンのポケットから出したタバコを、口に咥え、ライターで火を点けると、口から煙を溜息と共に吐き出した。
しばらくの沈黙の後、富士田奈々子が駆け足で、
「これでよろしいでしょうか・・・」
潮干狩りで使うような小型のスコップを、小夜子のもとに持ってきた。
小夜子は、
「ありがとう。」
と、言って、富士田奈々子から、スコップを受け取ると、
「秋本さん、これでいい?」
西園寺のほうを向き、訊いた。西園寺は、スコップを受け取ると、満面の笑みで答える。
「ありがとう御座います!」
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