第28回
この物語は、フィクションです。登場する団体や個人は、実在しません。
また、登場する団体や個人は、実在の物と関係ありません。
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闇探偵 西園寺 美園2(28) 相良 凌
3 解けゆく謎(6)
その後、佳代は、激高気味に、
「まさか、東山さんも、たらしこんだんじゃないでしょうね?!」
富士田奈々子を、なじるような口調で質した。
「佳代様は、東山様に女性として扱われてない不満を、私に、ぶつける前に、やる事が御座いませんか?」
佳代の追及を、はぐらかした富士田奈々子。やや感情的である。
この、男女関係を臭わした、〔はぐらかし〕に、佳代は、東山を睨んだ。
東山は、
「佳代様は、富士田さんより、若くて魅力的です!」
などと、答えたものだから、
「まさか、富士田さんと・・・」
佳代の不信を買った。
富士田奈々子は、落ち着き払っている。
西園寺は、苦笑を微かに浮かべ、
『何か、ドロドロ・・・関わらないようにしょっと・・・』
口に出さずに言った。
その時である。西園寺たちの居る応接室の扉が、
「ガチャ」
と、開いた。
「顧問弁護士は、亡くなっていました・・・」
開口一番、小夜子が言った。小夜子は、二の句を継ぐ。
「・・・ですが、ご子息の方も弁護士で、私の依頼を受けるか検討する為に、とりあえず、来てくれるそうです・・・」
東山が、訊く。
「本日中に来るんですか?」
小夜子が応じる。
「はい! 本日中に来ます。タクシーで都内から来るそうで、往復のタクシー代は、私持ちです。その条件で来てもらうことが出来ました・・・」
佳代が詰問する。
「今から、どんだけ、時間掛かると思ってるの? 都内から油壺まで、かなりの距離あるんじゃないの?」
「まだ、明るいので、夕方には、到着するんじゃないかと・・・」
小夜子が自信無く応じた。
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探偵の助手時代の西園寺美園も登場する、より、スケールの大きい、相良 凌 作品 特命探偵シリーズをよろしくお願いします。(下の〔【VictoryProjectWin☆特命探偵シリーズ☆】〕のリンクからアクセス出来ます)




