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白い少年の物語  作者: 甘味処 雨
4/7

白い壁の話

赤い色を知ってしまった少年は


壁に描き出す


何てことない赤い線を


自分の赤いので描き出す



少年は自分の手を壁にかざした


目の前に見えるは自分の白い手と

赤い色 そして白くて冷たいただの壁


何気なく少年は手を壁につける


そこには白い壁についた赤い色


そのまま横に引いてみる


少年は赤い色を白い壁というキャンパスに

ただの横線を描き出す


少年はどこか嬉しげに顔を歪める


少年は娯楽という2文字を知らないから

この感覚を胸に留める


ベットに背をもたれかけ


ただの壁ではなくなった


赤い線をただ眺める

ただただ楽しげにただ見つめる


〝あぁ…赤いなぁ〟

そんな言葉をただ呟くのだ


少年は繰り返す

この言葉を口から体に

体からこころに留めながら繰り返す


あぁ…赤いなぁ…と

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