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白い少年の物語  作者: 甘味処 雨
2/7

白い少年のはじまり

考えよう 悲しもう 苦しもう

君はどう考える? 君はどう悲しむの? 君はどう苦しむの?

思いを馳せよう 喜ぼう 怒ってみよう

君はどう思う? 君はどう喜ぶの? 君はどう怒るの?


すべてに疲れてみたら

こうしてみよう


■■■のさ 疲れて寝込むその時までね

白いなぁ…


その少年が起きて思ったのはその言葉


色を指す感想だ


白い天井が上に見えるから白いなぁといっているとしか思えないそんな言葉を当たり前のありきたりの言葉を

少年はこれまた感傷もない声で口ずさむ


……これといった反応は見られない


電流が流れたり筋骨隆々の男が入ってくるでもなく


ただただ無言が続いていく


簡素なベットに横たわり漠然と天井を見てた少年は

そんな言葉を繰り返し繰り返し口ずさむ


〝白いなぁ…〟


そんなことを繰り返す少年はどこか浮世離れ

してる印象を受ける


病人と見紛うような白い肌

Tシャツにジーンズを来ている少年の顔は

これまた病的に美しい


それでも少年だそれでも白い…少年だ


少年は世界から隔離されてるような

密室にいる四角い四角い密室に


広くもなければ狭くもない

そんな部屋に少年はベットと一緒に横たわる


傍らには白い壁 背中の下には固いベットが


それでも少年は繰り返す


白いなぁ…と

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