第四十二話:ノーチェの試練
はい、祓戸です。すっかりこっちの事を忘れてました。
今は新しい小説ばかり書いてます。良ければ見てください。
side柳葉夜兎
「っ!あなたは!」
「そう警戒するでない。何も危害は加えぬよ」
そういえばこんなセリフを吐いたあと危害を加えようとしたのは見たこと無いなぁ。
っとそんな事はどうでもいいんだ。
僕は僕の判断基準で夜空さんは信用できるってなったけどノーチェは別だからね。
いや、僕が連れて行くって言ったら従うだろうけどさ。
あと単純に隠し事をしながらパーティーを組むのは面倒だし。
そんなこんなでノーチェにも夜空さんを認めてもらおうってなったわけだ。
「あなたは何者ですか?」
「あの時も言ったであろう?ワタシはノーチェだ」
いやノーチェ…そういう事じゃないと思うよ…
「いえ、そうではなく…」
ほら。
「質問を変えます。あなたは、どんな存在なんですか?」
どんな存在か。そういえば僕も聞いたことがないな。
「どんな存在、か…知らん」
「え?もしかして誤魔化そうとしてるんですか?」
流石に僕もそれはおかしいと思うぞ。
でもあのノーチェの表情は…
「そんなつもりはない。純粋に分からぬだけじゃ」
「……まあいいでしょう。それで柳葉くんの体を使って何をするんですか?」
「お主を試しにきた」
「はあ?」
「まず夜兎サマはお主とパーティーを組んでいいと思っておる」
おいおい…夜兎サマって呼んじゃったらなんとなくバレるんじゃないの?
「え!?じゃあ…」
「しかしじゃ。禁定魔法のように夜兎サマには秘密が多い。
それはなんとなく感じているじゃろう?」
いや確かに秘密にしていることはあるけどさ…そんな謎多き男に見える僕?
夜空さんは黙ったまま静かに頷いた。
マジかよ…
「その秘密を誰にも喋らない、漏らさないと誓えるかってことじゃ」
「「もちろんです!」」
「っ!」
「と言うだけならば誰でもできる。しかしそれでは足りぬ。」
そう言ってノーチェは自分の指先を噛んで血を流す。
「何をっ!」
「黙って見ておれ」
ノーチェはブラッドボックスから小瓶を取り出す。
そして血を入れる
「血呪:魂の戒め」
ノーチェが唱えると血が一瞬輝き、元に戻る。
「これは…?」
「血に呪いをかけた。条件はまだ設定しておらぬがな」
はぁ?呪い?ノーチェそんなこともできたのかよ…
ていうか僕よりノーチェの方が謎が多いよな…
「条件は…夜兎サマに関する秘密の絶対黙秘。
それを破ったら体中の血が槍に変わり貫かれる」
「待ってください!」
「ん?臆したか?ならパーティーの話は無しじゃな」
いやいや、そんな条件誰も呑まないでしょ…
「違います!秘密というのは具体的にどのラインからですか?」
あれ?これもしかして受け入れようとしてる?
「ああ、確かにそこは明確にしておらぬとな。
ふむ…ならワタシか夜兎サマが秘密だと言ったものを秘密としよう」
「わかりました。条件を受け入れます」
「うむ。いい覚悟じゃ」
受け入れちゃったよ。
「飲めばいいのですか?」
「うむ。体内に入ればどこでも良い」
夜空さんは小瓶の蓋を開けて躊躇いもなく飲み干した。
「ワタシからは以上だ。お主は…」
「夜空美穂です」
「美穂はワタシたちの仲間じゃ」
ノーチェはそう言って体の主導権を僕に戻す。
「夜空さん、良かったの?」
「あ、柳葉くん。戻ったんですね」
「うん。一応自由に変われるよ。あ、これ秘密ね。
ってそうじゃなくてあんな条件呑んじゃって大丈夫?」
「全然大丈夫ですよ。私、口硬いので」
「そうじゃなくてさー…」
僕は本当にあれで良かったのかしつこいくらいに尋ねる。
後悔してからでは遅いからね。
頭はそれだけに集中していてソレに気づかなかった。
いや、例え戦闘中でも気づけなかっただろう。
ソレは木の上で狐のお面を被り、無表情に僕たちを見下ろしていた。
いかがでしたでしょうか?
初めは戦闘を書いていたのですがこの後の大戦でのネタがなくなりそうなので急遽変えました。
新しい小説を書いています。題名は『やがて世界を壊すまで』です。
良ければ読んでみてください。
面白いと思った方は、『ブックマーク』や下記のポイント評価を押していただけたら幸いです。面白くなかったら容赦なく星1にでもしてください( ; ; )
またアドバイスも是非。
面白いと思った方は、『ブックマーク』や下記のポイント評価を押していただけたら幸いです。面白くなかったら容赦なく星1にでもしてください( ; ; )
またアドバイスも是非。




