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幼なじみは噛みつき魔  作者: 山石コウ
二章
32/32

12

 私と要は、路地裏から出て要のバイト先のカフェへ向かって歩いていた。

 本当は一人で先に帰るつもりだったが、それは要に許してもらえなかった。そして、今は逃亡防止のために要に手首を掴まれている。普通に手を繋いでいたら振りほどかれるから、という理由らしい。なんだか落ち着かない。

 狭山さんと交わした約束があるため、私はもうあの店には入れない。なんとか店内に入らずに済む方法を考えているが、けっきょく何も思い浮かばなかった。

 私は要をチラッと見上げる。

「ねえ、どうしても一緒に行かなきゃダメ?」

「ダメ。そもそも、スミレを追いかけたせいで仕事に穴開けることになったんだから、お前も一緒に来て状況を説明してくれてもいいだろ」

 たしかに私にも責任の一端はあるので、それを言われると辛い。私は手を引かれるままに、大人しく要の隣を歩く。

 店に着くと、もう夜のバイトの人たちが店内で働いていた。客はまばら。平日のまだ早い時間なので、お酒を目当てに来店する人は少ないのだろう。

 私はドアの前から先に進む事が出来ず、出入り口の前に立っていることにした。すると、もう制服を脱いだ狭山さんと目が合った。

 彼女はカウンター席に座り、こちらをじっと見ている。本当なら顔も合わせたくなかたので、私はつい視線を逸らした。

 要は「すいません」と謝りながらマスターの元へ向かう。足を痛めているせいで、歩き方がどこかぎこちない。

「仕事中に急に抜けて、本当にすいませんでした」

 要はそう言って、深く頭を下げる。マスターは少し困ったような顔をしていた。

「もう、修羅場は終わったかい?」

「……はい、すいません」

 要はバツが悪そうだ。いまさらだが、私も顔から火が出そうなくらい恥ずかしくなった。

 オーナーはやれやれと言いたげに微笑んだ。

「いや、こっちもオーナー特権を振りかざして悪かったよ。可愛い姪のためとはいえ、時間外なのに戌井君に無理をさせた。もう遥香はるかを家まで送り届けなくてもいいよ」

「え! ちょっと叔父さん、どういうこと!?」

 オーナーの言葉に驚いたのは狭山さんだった。大きな目をいっぱいに見開いてオーナーに詰め寄る。どうでもいいことだが、狭山さんは遥香という名前らしい。

「それじゃあ私に一人で帰れって言うの? 叔父さんだって、私が途中で具合悪くなったら困るって言ってたじゃない」

「うん、遥香のことは心配だよ。でも、それと戌井君の好意に甘えることは別だ。タクシーを呼んであげるからそれに乗って帰りなさい。今まではそうやってただろう」

「そんな……協力してくれるって約束したじゃない」

 狭山さんは不服そうだ。そして、彼女は要にすがるような目を向ける。

「戌井君は一緒に帰ってくれるよね? だって、さっき彼女の誘いを断ってくれたじゃない」

「はい。送って行きますよ」

 要がそう言ったとたん、狭山さんはホッとしたような顔をした。しかし、要の次の一言でその表情が凍りつく。

「でも、スミレも一緒に連れて行きます。こいつを一人で返すわけにはいかないし、俺が一番大切にしたいのはスミレですから」

 狭山さんは言葉を無くしたように何も言えなくなっていた。

 要も馬鹿ではないので、ここまであからさまにされれば狭山さんの好意は自覚しているはずだ。それじゃなくても、彼は少し前に、女性に好かれているかどうかすぐに分かると豪語していた。

 だからこうしてけん制することで、要は狭山さんから告白されることを防いだのだろう。彼女にしてみたら、きっと告白を断られるよりも辛い事だったかもしれない。好きという気持ちすら、拒否されてしまったのだから。

「私を送って行くことは、戌井君にとって迷惑だった?」

「迷惑だなんて思ってませんよ。でも、オーナーに頼まれた仕事ですから」

「……そっか、仕事だったら断れないよね。分かった、タクシー呼んで帰るね。お疲れさまでした」

 狭山さんは見るからに肩を落としてカウンター席から立ち上がる。ドアの前を通る時に私と目が合い、彼女は足を止めた。

「けっきょく、あなたの言う通りになった。初めから、私の入る隙間はなかったみたいね……」

 聞こえるか聞こえないかの声でそう呟くと、狭山さんはそのまま店から出て行った。

 さみしそうな彼女の後姿に少し罪悪感が湧いたが、気の毒とは思わないことにする。彼女の片思いを許してしまえば、なにかの拍子に要を取られてしまうことだってあり得るのだ。

 要はオーナーに頭だけ下げ、店の奥に一度引っ込んだ。きっと着替えをするのだろう。

 私がいつまでも出入り口の前に立っているのも変なので、オーナーに軽く会釈をしてから店の前で要を待つことにする。

 しばらくして、私服姿に着替えた要がやってきた。彼は何も言わずに私の前に立つ。私も何を言えばいいのか分からず、無言で要を見上げた。

 すると、要は少し困ったような顔をしてから、手を差しだしてきた。

「帰ろう」

「うん」

 私は頷いて要の手を取った。まだうだるような暑さが続く夕暮れの中、私たちは手を繋いで歩いた。

 彼はいつまで、私の隣にいてくれるのだろう。そんな事を考えると不安になる。けれど、私からは絶対にこの手を放さないようにしよう。

「なあ、スミレ」

「なに?」

「不安にさせてごめんな」

「本当だよ。私たち、もうこれで終わっちゃうのかもしれないって思った」

 それを聞いて、繋いでいた要の手にぐっと力が入る。

「あのさスミレ、ちゃんと帰り送って行くから、今から俺の家に来ないか?」

「え?」

「もうちょっと跡つけさせて」

 そう告げる要の視線が、私の胸元に注がれている。そこは、さっき路地裏で散々彼に噛まれた箇所だ。

 私は急に落ち着かなくなってきた。

「でも、おばさんいるでしょ。無理だよ」

「今日はいない。高校の同窓会だって」

 つまり、しばらく要の家には誰もいない事になる。

「いいよな」

 そう言うと、要は私の返事を聞かずに手を引いて歩き出す。なんだか、とても焦っているようでいつもの彼らしくない。



「おじゃまします」

 要の家に靴を揃えて上がる。ここに来るのは、モーニングコールを頼まれて以来だ。普段であればすぐに要のおばさんがパタパタとスリッパを鳴らして出迎えてくれるが、今日は家の中は静まり返っている。

 要は「あちい」と言いながらキッチンへ直行する。私も彼の後を付いて行こうとしたが、振り向いた要に二階を指さされて足を止めた。

「スミレは先に俺の部屋行って、エアコン付けて待ってて。飲み物取ったらすぐ行くから」

「うん、分かった」

 要の部屋で二人きりかと思うと少し緊張する。今までこんなにドキドキしながらこの階段を上ったのは初めてだ。

 私はそっと彼の部屋のドアを開けた。海を想わせるような青を基調にした部屋だが、今は西日が差しこんでオレンジ色に照らし出されている。

 私は机の上に置かれているエアコンのリモコンを取りあげ、電源を入れた。要は暑がりだから、初めのうちは少し寒いくらいの設定にしてあげよう。

 なんとなく座って待つのも落ち着かないので、そのまま本棚の前へ移動する。意外にも読書が好きな要の本棚には、様々なジャンルの本が並んでいる。その中で、タイトルの無い薄い本があった。興味を引かれて手に取ると、それは要の幼い頃のアルバムだった。

「あ、懐かしい」

 要の家のアルバムだが、ページを開くと私もちょくちょく登場してくる。そういえば、あの頃はほとんど毎日一緒に遊んでいたような気がする。

 ついこの間の引っ越しの際に私も写真を整理したので、記憶の扉は開きやすくなっている。そういえばこんなことあったなーと思いながら眺めていると、見覚えのある写真が出てきた。

 それは、幼稚園で私と要が手を握り合って笑っている写真だ。やっぱり要のおばさんが撮ってくれたものだったのだ。

 部屋の中がほどよく涼しくなってきたころ、要がお茶のペットボトルを二本と、お皿にのったお菓子を持って入ってきた。彼は私が幼い頃のアルバムを見ているのに気づくと、顔を寄せて覗きこんできた。

 普段よりも近い距離で、少し落ち着かない。

「何だ? ずいぶん懐かしいもの見てるな」

「うん、幼稚園の時の写真」

「これか……」

 要が私が見ていた写真を見て驚いたような顔をする。

「この写真、私も同じもの持ってるよ。きっとおばさんが焼き増ししてうちにも配ってくれたんだね」

 向かい合って笑っている昔の自分たちがとても楽しそうで、こんなに幼いころから仲が良かったことが、まるで奇跡のように感じられた。

「なあスミレ、このときの事、覚えてるか?」

 要は妙に真剣な口調で尋ねる。

「ううん。実はぜんぜん覚えてない。何して遊んでるときだった?」

 そう答えると、要はなんだか残念そうなため息を吐いた。

「それさ、実はスミレのおばさんたちが離婚しそうになって、泣いてた後の写真なんだよ」

「あれ、そうだっけ? でも、私こんなに笑ってるよ」

 私はこの写真の頃の記憶を探ってみる。そういえば、初めて父と母の仲があまり良くない事に気づいたのが、たしかこのくらいの年頃だったような気がする。しかし、その時の事をはっきりと覚えていないのが自分でも不思議だ。

 もっと前の事なら簡単に思いだせるのに、この頃の記憶は、まるではさみで切り取ってしまったかのようにすっぽりと抜けているのだ。もしかすると、思い出すのが辛くなるほど嫌な事でも起きたのだろうか……

「ごめん、やっぱり思い出せない。でも、要が慰めてくれたからこんなに笑ってられたんだろうね」

 今の自分から見ても、写真の中の私は要にとても信頼を寄せている。なんだかんだいって、私は彼に出会えてとても助かっているんだな。

 感謝の気持ちを込めてそう言うと、要はなんとも言えない難しい顔をして黙りこんだ。てっきり喜んでもらえると思っていたのに、なんだか私はがっかりした。

「どうしたの? やっぱりまだ足が痛む? そうだ、ちゃんと冷やした方がいいよね。今湿布取ってくるから待ってて」

 私が救急箱を取りに行こうと立ち上がったそのとき、要が私のお腹に手を回し、ものすごい力で床に押し倒した。

 一瞬で要が上にのしかかってきて、私は痛いやらびっくりするやらで目を白黒させた。

 要は怒っているような真剣な目で私から目を逸らさない。

「スミレが忘れてても、俺はずっとあの写真の時のこと覚えてるよ。俺は、あの時からお前の事が好きになったんだ」

「……私、なにかしたの?」

「俺の腕に噛みついた」

「嘘、そんな事した覚えない」

 まさか要じゃあるまいし、人に噛みついたりしていない。……はず。でも、覚えていないということは、絶対にそうじゃないと断言できないということだ。

「嘘じゃない。お前泣きすぎて感情が高ぶって、どうしたらいいのか自分でも分かってない感じだった。それで、目の前にいた俺に噛みついたんだよ」

「ごめん。そんな事したなんて、ぜんぜん思ってもみなかった。痛かった?」

「いや。逆に癖になった」

「はあ?」

 つり上がっていた目じりをふにゃりととろかせて、恍惚の表情を浮かべる要がものすごく気持ち悪かった。

 私はなんだか危険な予感がして、今の内に彼の下から抜け出そうとしてみたが、すぐにそれが彼にバレてしまい、拘束がますます強まる。

「さっき、もっと跡付けていいって言ったよな」

「言ったけど、なんかこの体勢が嫌だ」

 諦めずにもがいていると、要が問答無用で顔を近づけてくる。彼が狙っているのは、私の右耳だった。

 ぴちゃりと濡れた音がしたと思ったら、固い歯が当たって鋭い痛みが走る。

「痛い!」

 首をすくめて叫ぶ。ガリっという音が聞こえてきそうなほど強く噛まれ、目の前がチカチカする。ジンジンと熱を持つ耳から要の唇が遠ざかり、次に着地したのは私の頬。

「痛くするならもうヤダ! 退いて!」

 首を捻って逃げるが、要はどこまでも追ってくる。しかし、頬に歯が立てられることはなく、私の肌の感触を調べるように、唇は触れているだけだ。

「今のはお仕置き。俺の知らないところで慶吾さんたちと仲良くしてただろ。おまけに、こんな可愛い恰好しやがって」

「これは、狭山さんに負けたくなかったからで――」

「それでも、あの人たちの前でこんな大人っぽい服は禁止。もし今度同じような事したら、反対側の耳も噛む」

「分かった。分かったから、もうやめよう」

 クーラーはガンガンに効いているはずなのに、顔が燃えてしまいそうに熱い。

「まだ駄目」

 要の顔が離れていく。ようやく彼の表情を見る事ができた私は、背筋が冷えた。

 要の目が尋常じゃないくらいギラギラしていた。おまけに頬がにやけて、舌舐めずりをしそうなほど口がだらしなく開いている。

 そんな要を見て、反射的に危機を感じて背中がゾクゾクした。今までこんな顔をした彼を見たことがない。前に私の家に泊った時の彼は、こんなに欲望にまみれた顔をしていなかった。

 おそらく、あのときは私が深く傷ついていたので、色々と気を遣ってセーブしていたのかもしれない。

「痛かったらスミレも俺のこと噛んで。その方が俺も興奮する」

 そう言うと、要は私のシャツの襟をグイッと開いた。そこには、さっき路上で付けた要の噛み跡がまだ赤く腫れている。それを見た要は、嬉しそうにその隣に噛みついた。

「いや、痛い。要に噛みつくなんて、無理!」

「噛んで。じゃないと止めてやらない」

 私の首筋でもごもごした声で要が囁く。その間にも、耐えられないほどではないけれど、断続的に痛みが刻まれていく。いつの間にか、目には涙がたまっていた。

 私はもう何がなんだか分からなくなって、近くにあった要の耳に噛みついた。必死だったから、手加減は出来なかったと思う。

 要の動きが一瞬止まり、次に満足そうなため息が落ちてきた。

「はあ……ヤバい幸せ」

 そう言って要は私にキスをした。今まで散々噛みついて好き勝手していたのに、私が苦しくないように、ゆっくりとした優しい口づけだった。

 口の中を撫でられる心地よさに痛みも忘れ、今までのひどい扱いに対する怒りも消えていく。

「もう……なんで要は、いっつも噛むの?」

 涙交じりの声は、自分でも情けないほどか細かった。まだキスの合間の息継ぎが上手くいかないので、息が少し弾んでしまう。

 ちょっと泣きそうになっていたので、潤んでいる瞳で要を見上げると、彼は怯んだように言葉に詰まった。

「言いたい事があるなら、噛まないでちゃんと言葉にしてよ。それとも、私が痛がる様子が見たいの?」

「違う。そうじゃない」

「じゃあ、なんなの?」

 要は唇を噛んだあと、観念したように息を吐くと急に私を抱きしめた。大きな彼の全体重がかかって苦しかったが、それ以上に彼を受け止めてあげたかった。

「噛み跡を付けると、俺のものになったような気がして安心するんだ。たぶん、独占欲が満たされるって表現するのが正しいんだと思う」

「独占欲……」

 要がそんなに私を独り占めしたいと思っていたとは知らなかった。むしろ、独占欲なら私の方が強いと思っていたのに。

「食べたいくらい好きなんだよ。噛みつきたいって思うのは、スミレだけだ」

 要の告白に衝撃を受けた。それほど好かれているなんて考えてもみなかった。いつだってモテるのは要で、私は彼に捨てられないようにするにはどうすればいいのかと考えてばかりいた。

 でも、要はこんなに私を好きでいてくれる。

「嬉しい、……ほんとに嬉しい。ありがとう。私も、要が大好き」

 私は泣いていた。こんなに自分を必要としてくれて、私も彼を同じように思っている。それだけで、もう奇跡のような気がした。いつか破局する未来を怖がってばかりいるよりも、今この幸せを感じなければ勿体ない。

 どちらともなく互いの目を見て、もう一度唇を重ねようとしたとき、玄関の方からドアが開く音が聞こえてくる。

「ただいまー。同窓会明日だったわー。お母さんうっかり勘違いしちゃってた」

 声の主は要のおばさんだ。私たちは一瞬、ぎくりとして体を強張らせたまま動けなかったが、すぐに離れた場所に正座して座った。

「あら要、お客さん来てるの?」

 扉が開いて、要のおばさんが顔をのぞかせる。

「こんばんは。お邪魔してます」

「スミレちゃん!」

 私を見た瞬間、おばさんの顔がぱあっと明るくなった。

「いらっしゃい。急な引っ越し大変だったでしょ。心配してたんだよ。今日は時間あるの? すぐに支度するから、一緒に夕飯食べて行かない?」

「はい。ありがとうございます!」

 私がお礼を言うと、要のおばさんは満面の笑みを浮かべて喜んでくれた。突然お邪魔したのに、こうして喜んで迎えてくれるのが嬉しかった。

「良かった。じゃあすぐ用意するね!」

「あ、良かったら私もお手伝いします」

「ありがとう、助かるわー」

 私はおばさんの後を追って立ち上がる。一人残されるのが面白くない様子の要も、ブスッとしながら付いてきた。きっと、とんだ邪魔が入ったと思っているのだろう。

 私は要にスッと近付いて、彼にそっと囁く。

「なんか、こういうのもいいね。家族みたいで」

 私がそう言ったとたん、ボンと音がしそうなほど真っ赤になった要がおかしくて、私は声を抑えて笑った。

 いつか、本当の家族になれればいいなと願う。まだ先のことは分からないが、恋愛の末にこんな幸せが待っているのなら、結婚ってすごく楽しい事なのかもしれない。


たくさんの方にお気に入り登録や評価をしていただいて嬉しいです。最後まで読んでくださってありがとうございました!

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