YouTube開始
土曜日から撮り始め、翌週の土曜の夕方頃から毎日投稿しようと考え、撮影を始めた。
投稿始めるまでに学校の後輩、卒業した先輩、他校の奴らを含めた知ってる奴ら達にに出来るだけ伝えた。
撮影は出来るだけカメラを回し、ナレーションを入れ数十分に編集をして、みんなに伝えていた土曜の18時に初投稿した。
ドキドキしながら投稿して30分位して検索すると視聴回数は3となっていて、
それから30分後にもう一度検索すると5回視聴となっていて、少ないと思いながら腹が立ってきたが、まだ始めたばかりだし、これから見てくれるだろう。明日は日曜日だからと思いながら撮影と編集を始めた。
寝る前に3視聴数を見ると6回視聴となっていて、日曜の朝起きて見ても同じだった。
少し腹立たしい思いを感じながら天気が良かったのでゴットを連れて、近くの公園で撮影をして家に帰り、18時に2回目の投稿をした。
視聴回数はあまり伸びなく、寝る前に見ても変わらず、凄くイライラした。
即日、学校に行くと,2人の女子と1人の男子が
「ユーチューブ見たよ」と、話しかけられ、
「ありがとう」と返事を返し、動画の事で話をした。
昼休みに、他のクラスから3人が来て「ユーチューブ見たよ」と言われ、動画の話をした。
同じクラスで「絶対に動画配信したら見るから、コメントを書くから」と言ってた奴らは、何も話しかけてこなくて、物凄くムカツキながら、
兄貴に言って宣伝をしてもらって、絶対にバグらせてやる。バグってから話しかけて来ても、適当にあしらってやるから。
でも、今日「ユーチューブ見たよ。動画見たよ」と言って来てくれた子達には、感謝の気持ちを持ちながら接して行こうと、心から思った。
学校から帰り、兄貴に今日の事をラインを送った。
動画撮影と編集して、撮り駄目をしていた動画を配信した。
しばらくしてから動画を見ると、視聴回数が数人増えていて、2件のコメントがあり、
(スゲー面白そう。)
(白いカラスも可愛いけど、龍一君も可愛いくて、カッコいい)と書いていて、
今日、ばつが悪いと思ったクラスの奴ら数人が見ていて、誰かがコメントを書いたのだなと思った。
夜遅くに兄貴からラインの返信があり、
(動画配信は難しいだろう、タレントでも視聴回数はなかなか伸びないからな。
俺がSNSを使って宣伝をしてもいいけど、先々こっちの世界に来ることを考えているのだったら、兄弟の俺が宣伝をするのは不味いかもな。後で知れたらネットで誹謗中傷を書かれるかもしれないし。
俺の知り合達に事情を話して、SNSで上手い事宣伝してもらう様に話しておくよ。
少し、日にちがかかるかも分からないけど、待っておけ)とラインの返信があった。