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タクシー運転手の夜話  作者: 華岡光
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case8

私は何か嫌な胸騒ぎがしたんですが、その峠の道を通ったほうが自宅まで近いので、そのまま行ってもらいました。


 「お客さん、この辺りは週末ともなると悪ガキどもが改造バイクや改造自動車で爆音を撒き散らしながら走ってるんすよね。でも、それもここ数年はさほど落ち着いて、静かになったんすよ。それも、事故が多発したり、一般人の車を危険に晒すてんで警察の取り締まりが厳しくなりましたね。たまに週末に少数の若者がドリフトしに来るくらいで、まー静かになりましたよ。」


話を聞けばその代行タクシーの運転手はここの峠道をよく仕事で使うみたいなんです。

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