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タクシー運転手の夜話  作者: 華岡光
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71/155

case7

 「おや?あそこにあるのがその建物じゃないの??」


私は車を走らせてるうちにその建物らしきものが見えてきたんです。まぁ、おそらく自殺を踏みとどまらせるためのものなんでしょうけど、中に人影みたいなのが一瞬チラリと見えたんですよ。


 「あの建物だ!!見つかった。運転手さんちょっと止めてよ!」


若者がそう言うんで車を道路脇に停車させたんです。


 「あそこに公衆電話がある色は違うけど、間違いなくここだよ。」


本当に不気味な公衆電話でしたね。落書きもあるし、ゴミが散乱してたりして

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