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タクシー運転手の夜話  作者: 華岡光
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58/155

case6

 「じゃ、ちょっとお前たちも一緒に行ってくれないか?そのくらいいいだろ?」


「わかりました。私達もご一緒します。」


で、大の大人が3人で俺の部屋まで一緒に行く事になったんだよ。笑うだろ?部屋に荷物を取りに行くだけで、3人で行くんだからさ。でも、それほど怖かったんだよ。マジでさ。


 「あそこの部屋だよ。ちょっとついでにお前らも上がって壁に耳を当ててみろよ。絶対に声が聞こえるから。」


俺は自分の部屋に入る時にホテルのやつらも部屋に上げて、ついでに壁に耳を当てさせたんだ。そのくらいしてもらってもなんも文句言えないはずだからさ。そんな部屋の隣に俺を泊めさせたんだから。

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