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タクシー運転手の夜話  作者: 華岡光
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37/155

case5

俺はその声がする滝の裏側まで怖くて行けないので、警察が来るまでタクシーが停めてある場所まで戻る事にしたんだ。足なんかもうガタガタでさ、力なんか入んないの。それでも、腰に力を入れてなんとかタクシーまで戻れたんだよ。ほら?火事場のクソ力とかなんとかて言葉あるじゃん?あれだよ。力をさ入れて戻れたんだよ。


 それで、タクシーの中で待つ事数十分前方の方に赤色の回転灯が見えてきたんだ。


 「やっときたかー!」


俺はタクシーから降りてパトカーのほうへ手を降り合図したんだ。

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