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case5
で、しばらく歩いてるとさ、そいつが急に妙な事言い出すんだよ。
「おい?鎧着た人間がこっちに向かって歩いてくるぞ??」
また酔って適当な事言ってんのかと思って俺は相手しなかったんだよ。
「そんなのいねーべ。さ、もう車に戻ろう。な?」
俺は適当にあしらってそいつを車に戻そうとしたんだよ。なんせ夜おせーしな。こんな市営施設をうろついてれば警察に職質でもされたら面倒だし。でも、そいつはジッと立ってるんだよ。直立不動で。
「何してんだよ!!早く帰るぞ?おい??」
そいつの様子がおかしいのは見てすぐわかった。さっきまで陽気に笑顔振り撒いてたのに、今は顔面蒼白、見れば手足が震えてる。何か口がぱくぱく動いてるんだよ。




