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タクシー運転手の夜話  作者: 華岡光
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23/155

case4

「うわー!凄い湖すね。これてダムではないんですよね?」


「ダムではないみたいですね。貯水池みたいですけど、でもダム並に大きいですよね。」


私とお客様はその湖の話しをしてたんですけど、何かその日のこの場所に限って何か胸騒ぎ的な嫌な感じがして、私はタクシーのスピードを上げてさっさと渡ろうと思ったんです。その時にそれは起こりました。



「あれ?アクセルが重い・・」


突然踏んでたアクセルペダルが重くなったんです。こんなことて起こるはずないんですよ。だってタクシー会社のタクシーは専属の整備士さんがついてて、毎日点検してますからね。普通の人の乗る車だって車検受けてればこんな事起こるわけないんです。余程の事がないかぎり。


 「どうしたの?運転者さん??車止まっちゃったじゃん???」


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