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タクシー運転手の夜話  作者: 華岡光
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109/155

case8

しかし、それで話しは終わったわけではないんですよ。実はこれから話す事自体本当に話していいか今回の取材を受ける直前まで考えてたんです・・


でも、私もこの話を最後にあの出来事と決着を付けるためにも話す事にしました。実はあの後みんなで手を合わせて帰宅したんですがね。無事に何事もなく帰宅し、私の車も無事に届けてもらい、私はその晩は早く寝ようと思い布団に入ったんです。でも中々寝れなくて途中で起きてはトイレに行き水を飲むというのを何回か繰り返すうちに、ようやくうとうと眠りかけてきたんです。


 しばらくして何か聞こえてきたんです。私は一人暮らしのアパート住まいですから、隣の人が夜中遅くまで騒いでるのかと思いそのまま気にせず布団を被って寝たんですけど、どうもすぐ近くで誰か話してるんでよ。ちょうど私の部屋の私が寝てる布団のすぐ真ん前で誰かいるんですよね・・

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