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タクシー運転手の夜話  作者: 華岡光
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case8

「お客さん・・あれやばいですよね・・絶対やばいですよね・・俺生まれて初めて幽霊見ました・・」


代行の運転手さんはすっかり怯えきってしまって、路肩の側に車を停車させたまま、現場を見に戻った仲間を待ってたんです。私だって昼間に見たあの血だらけの若い人を二度も見たもんだから内心尋常じゃないほど動揺してたんですよ。


 ただ、今回は目撃した人が私を含め3人だから幾分気が楽にはなってたんです。


 「あの血だらけの若い男の人て昼間もいたんですよ。実は私昼間ここ通った時に警察が事故後の何か実況見分みたいなのをしてて、そのまま通り過ぎた後にバックミラー越しに見てしまったんですよ。」


私がその話しを運転手に伝えると運転手の顔は青ざめてしまいました。

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