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冒険のあゆみ  作者: 大和奏時
闇の錬金術

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背徳の技法

Ayumitales by Souji Yamato

 西暦《せいれき》2021年《ねん》10月《がつ》13日《にち》(水《すい》)この地《ち》での『夏《なつ》の終《お》わり』の時節《じせつ》――



 ダンジョンから、戦士《せんし》グロリア(健康《けんこう》女子《じょし》)たちが、奇妙《きみょう》なアイテムを持《も》ち帰《かえ》りました。それらは、背徳《はいとく》の逸品《いっぴん》『肉人形《アニマイド》の小箱《カスケット》』が2個《こ》です。

 また、肉《にく》人形《にんぎょう》の小箱《こばこ》には、それぞれ『オナ子(Onanet)、処女《しょじょ》、極上《ごくじょう》、未《み》使用《しよう》』と『ビチ子(Bitche)、非《ひ》処女、高級《こうきゅう》、未使用』の記載《きさい》があります。


 これらを、手《て》に入《い》れて、グロリアたちは、どうして良《よ》いのか、困《こま》り果《は》てています。そこで、召喚士《しょうかんし》アユミが、グロリアに問《と》います。


「これって、なに?」

「生《い》きた女性《じょせい》を素材《そざい》にした、風俗《ポルノ》アイテムだけど‥‥」


 グロリアが、赤面《せきめん》しながら答《こた》えました。

 アユミは、彼女《かのじょ》たちが赤面する理由《りゆう》が分《わ》からないので、取《とり》敢《あ》えず、ビチ子《こ》(非処女)と記載された方《ほう》の小箱を、使《つか》ってみます。



 アユミが、肉人形の小箱を開《あ》けると、小箱が消《き》えて、彼《かれ》の近《ちか》くに、本物《ほんもの》の裸女《らじょ》のような人形が出現《しゅつげん》しました。

 その人形に触《さわ》ってみると、女性の肌《はだ》の触感《しょっかん》と、体温《たいおん》の温《ぬく》もりがあります。


 そのうえ、色々(いろいろ)と触ってみても、人形は、無《む》表情《ひょうじょう》のまま、局部《きょくぶ》から体液《たいえき》を分泌《ぶんぴつ》しました。これが、肉人形《アニマイド》という『物《もの》』なのです。

 魔道《まどう》士《し》ミトン(アイドル女子)が、アユミに告《つ》げます。


「肉人形に、感情《かんじょう》は無《な》いが、羞恥《しゅうち》心《しん》を、魂《たましい》で感《かん》じるように造《つく》られている」

「それって、この娘《こ》にとっては、どれぐらいの恥《は》ずかしさなわけ?」


「逃《に》げ場《ば》のない恥ずかしさだ」

「そっか‥‥」


 アユミは、肉人形を弄《まさぐ》るのを止《や》めました。

 それで、アユミが、ミトンに問《と》います。


「元《もと》に、戻《もど》せないのか?」


「不《ふ》可能《かのう》な上《うえ》に、彼女たちは、男性《だんせい》に『性欲《せいよく》処理《しょり》の道具《どうぐ》』として使用されないと、いづれ魂が消滅《しょうめつ》する。何故《なぜ》なら、彼女たちの魂の糧《かて》は、子種《こだね》だからだ」


「非道《ひどう》がすぎる!」

「そうだな」


 アユミもミトンも、怒《いか》りを覚《おぼ》えました。

 しかし、ミトンが警告《けいこく》します。


「だが、この娘《むすめ》たちを、アユミが使わないと‥‥魂が消滅する」

「使うしかないのか‥‥」


 それでも、アユミは、悩《なや》んでいます。

 ですが、蛮族《ばんぞく》戦士ウルガが、明《あか》るく告げます。


「だったら、優《やさ》しく大切《たいせつ》に、使えば良いのだ!」

「そっか‥‥そうだな」


 アユミが、救《すく》われたように、納得《なっとく》しました。

 そこで、アユミは、肉人形ビチ子を、一旦《いったん》、小箱型(がた)に戻してから、2個ともの『肉人形の小箱』を持って、寝室《しんしつ》へと向《む》かいます。



 ところが、アユミは、オナ子の方が、やたらと気《き》に入《い》って、ついつい、励《はげ》んでしまいました。気《き》付《づ》けば、オナ子ばかりと、3回《かい》も合体《ドスケベ》です。


 そのため、ビチ子との合体《エッチ》は、最初《さいしょ》の1度《ど》きりでした。

 しかも、アユミは、我慢《がまん》できずに、その日《ひ》は、回復《かいふく》手段《しゅだん》を用《もち》いながら、オナ子ばかりを、7回も連続《れんぞく》使用してしまいました。


 おまけに、アユミは、感情がないオナ子に向かって、自分《じぶん》本位《ほんい》な純愛《じゅんあい》を、ひたすらと語《かた》っています。



 こうして、肉人形《アニマイド》『オナ子とビチ子』が、アユミの所有《しょゆう》物《ぶつ》となりました。

Ayumitales by Souji Yamato

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