冒険者ギルド
Ayumitales by Souji Yamato
アユミ(男子)は、ウルガ(美女)の案内で、近くの町に辿り着きました。
で、早速、ウルガが、町の門番と揉め事です。
そこで、アユミは、仕方なく‥‥ウルガを、待機スロットに収めました。ウルガの姿が、消え去ります。
「おっ‥‥お兄さん、召喚士かい?」
「ええ、まあ‥‥」
「強い奴は、歓迎する。通っても、良いぜ!」
「‥‥ありがとうございます」
アユミは、恐縮しながらも、町の門を通過できました。
けれども、騒ぎを起こさないよう、しばらく、ウルガを、待機スロットに収めたままにします。
いま、システム上、ウルガは、カード・イメージで表示されています。
しかも、そのカード画像は、何故か‥‥ウルガが、アユミ(見る者)を誘惑するような笑みを浮かべて、全裸でセクシーポーズです。
ところで、今のアユミは、ボロボロの学生服姿です。
何でも、学生服は、昨夜、ウルガが、気絶中のアユミから、脱がすときに、かなり破いてしまったらしいのです。
ですが、不思議なことに、その学生服は、今のアユミの体格に、アジャストされています。これは、装備コマンドの効果だそうです。
やがて、アユミは、冒険者ギルドを訪れました。そこは、活気に溢れた『職業案内所』という雰囲気です。
そこで、アユミは、案内に従い、冒険者資格を申請し‥‥数十分後、身分証『冒険者カード』を受け取りました。
ちなみに、文字の読み書きは、アユミの個人システムが、サポートしてくれています。しかも、受付嬢に『綺麗な字』だと褒められました。
そうして、早速、アユミは、クエスト掲示板を閲覧しています。
閲覧していると、可憐な少女(治癒士)から、誘いを受けます。
「あの、初心者の方ですよね?」
「そうだけど‥‥」
「最近、森が危険なので、わたしと薬草摘みをしませんか?」
「‥‥良いよ」
「ありがとうございます!」
「こちらこそ」
可憐な少女は、満面の笑みです。
ところが、強そうなグループが、割り込んで来て、アユミに話し掛けます。
「おうおう、こういう、強そうな兄ちゃんはな、俺たちと組むんだよ!
なあ、そうだよな?」
「あの、彼女の方が、先約なので‥‥」
「はあ、聞こえねえな!」
「僕は、彼女が良いです!」
「なんだと‥‥後悔するぜ!」
アユミが、強く断ると、強そうなグループは、立ち去りました。
システムが、告げます。
『アユミの勇気が上昇しました』
「あの、シス子さんは、黙ってて‥‥」
アユミは、そう呟きました。
しかし、個人システムの『シス子さん』は、続けます。
『治癒士セシルが、あなたに恋したので、従属可能です。
従属させますか?』
「だっ、駄目でしょう!」
『‥‥召喚士アユミは、レベルが低いので、拒否できません!』
「えっ‥‥」
すると、治癒士セシルの姿が消え去り‥‥アユミの待機スロットに、セシルのカードが表示されました。
しかも、セシル・カードも、アダルト画像で‥‥18才、生殖可能、処女などの表記があります。
幸い、待機カードの画像は、アユミ以外の目には、恥部がモザイクで覆われていますが、アユミは、内心、焦りまくりです。
当然、周囲の人々は、アユミを、羨んでいます。
こうして、治癒士セシルが、仲間になりました。
Ayumitales by Souji Yamato




