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冒険のあゆみ  作者: 大和奏時
女性の過去

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天空の城スカイラウンジ

Ayumitales by Souji Yamato

 本日《ほんじつ》は、理学《りがく》博士《はくし》『江戸前《えどまえ》彩香《あやか》』が、仲間《なかま》になった翌日《よくじつ》です。



 尚《なお》、彩香の肉体《にくたい》は、自前《じまえ》(美少女《びしょうじょ》、弩貧乳《まったいら》)で、確定《かくてい》されました。


 現在《げんざい》、召喚士《しょうかんし》アユミ(美《び》男子《だんし》)と彩香(ずぼら女子《じょし》)は、地元《じもと》『カレイドの町《まち》』で、デートをしています。


 ですが、治癒《ちゆ》士《し》セシル(可憐《かれん》女子)が、しっかりと、付《つ》いて来《き》ていました。


 とは言《い》え、彩香の目的《もくてき》は、アユミたちの生活《せいかつ》環境《かんきょう》の調査《ちょうさ》です。

 それで、冒険《ぼうけん》者《しゃ》ギルドや、町の商店《しょうてん》などを中心《ちゅうしん》に、立《た》ち寄《よ》っています。


 そうして、夕方《ゆうがた》、彩香は、拠点《きょてん》住居《じゅうきょ》『オサーカの館《やかた》』に帰宅《きたく》後《ご》、さっさと、自分《じぶん》の部屋《へや》『研究《けんきゅう》室《しつ》』に、閉《と》じ籠《こ》もってしまいました。



 翌朝《よくあさ》、町で騒《さわ》ぎが起《お》こります。天空《てんくう》に、願《ねが》いの女神《めがみ》モルフィンの城《しろ》が、出現《しゅつげん》したからです。そのため、町の人々(ひとびと)は、大空《おおぞら》を見《み》上《あ》げています。


 知《し》っての通《とお》り、女神モルフィンとは、シス子《こ》さん(アユミの個人《こじん》システム)のことです。それと、この城の出現は、彩香の仕業《しわざ》です。



 午前《ごぜん》8時《じ》、アユミと仲間《なかま》たち(全員《ぜんいん》女性《じょせい》)は、天空の城『スカイラウンジ』を訪《おとず》れます。ここには、オサーカの館の転移《てんい》ポータルで、移動《いどう》できました。

 脈絡《みゃくらく》もなく、彩香が言います。


「ここが、私《わたし》たちの『転移ポータル』置《お》き場《ば》よ!」

「いきなり、何《なん》のことなのだ?」


 蛮族《ばんぞく》戦士《せんし》ウルガ(官能《かんのう》美女《びじょ》)が、当然《とうぜん》の質問《しつもん》です。

 そこで、彩香が解説《かいせつ》します。


「この世界《せかい》の何処《どこ》かで、全滅《ぜんめつ》した場合《ばあい》の『復活《ふっかつ》ポイント』でもあるわね」

「だから、なんなのだ!」


 ウルガが、苛々(いらいら)しています。

 それでも、彩香は、平然《へいぜん》と続《つづ》けます。


「まあ、言ってみれば、オサーカの館の拡張《かくちょう》スペースね!」

「なんで、空《そら》にあるのだ?」


「地面《じめん》に置き場が、無《な》いからだけど?」

「納得《なっとく》したのだ」


 ウルガは、大《たい》した考《かんが》え無しに、納得しました。

 さり気《げ》なく、アユミが、彩香に問《と》います。


「ひょっとして、ここは、単《たん》に、広《ひろ》いスペースとか?」

「そうそう、それよ!」


「城が、モルフィン様式《ようしき》なのは、極力《きょくりょく》、怪《あや》しまれないため?」

「そうなのよ!」


「で、城内《じょうない》のスペースは、自由《じゆう》に設定《せってい》可能《かのう》?」

「わかってるわね♪」


 彩香が、上機嫌《じょうきげん》になりました。

 一方《いっぽう》のアユミは、彩香の『ずぼら』っぷりに、呆《あき》れ返《かえ》っています。



 そこで、アユミたちが、真先《まっさき》に設置《せっち》させたのは『展望《てんぼう》カフェテラス』です。無論《むろん》、雨《あめ》や強風《きょうふう》を避《さ》けるために、環境設定が為《な》されています。

 地上《ちじょう》を見下(お)ろしながら、魔道《まどう》士《し》ミトン(美少女)が、彩香に聞《き》きます。


「ここから、落《お》ちないわよね?」

「大丈夫《だいじょうぶ》、移動禁止(きんし)だから」


「なにそれ?」

「環境設定で、人《ひと》の移動を、制限《せいげん》できるの」


「便利《べんり》ね、不《ふ》自然《しぜん》だけど‥‥」

「慣《な》れれば、気《き》にならないと、思《おも》うわよ♪」


 彩香は、御《お》気楽《きらく》ですが、ミトンは、怪訝《けげん》そうなままです。

 もっとも、他《ほか》の仲間は、深《ふか》く考えずに、お茶《ちゃ》を愉《たの》しんでいました。



 こうして、拡張施設《かくちょうしせつ》『スカイラウンジ』が完成《かんせい》しました。

Ayumitales by Souji Yamato

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