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冒険のあゆみ  作者: 大和奏時
夢のマイホーム
15/20

他者に寄り添う力

Ayumitales by Souji Yamato

 西暦せいれき2020ねんがつ31にち夢幻むげん世界せかい『オサーカのやかた午前ごぜん10――



 この館に、魔道まどうミトン(美少女びしょうじょ)の実家じっか『アレクサンドル子爵家ししゃくけ』から、執女バトラー侍女メイドたちが、転送てんそうされてました。


 執女しつじょフラン(フランソワーズ、21さい)は、優遇ゆうぐう平民けいみん名主バロネット家』出身しゅっしんです。

 彼女かのじょは、かねてから執女の希望きぼうでしたが、所詮しょせんは、平民で女性じょせいなので、給仕きゅうじ経験けいけんしかありません。容姿ようしは、純朴美女じゅんぼくびじょで、ミトンの注文ちゅうもんどおり‥‥処女しょじょです。


 侍女じじょめい『タバラとモイラ』は、どちらも、農奴ボンド出身の18才です。

 また、この二人ふたりも、以前いぜんは、侍女では下女げじょでした。二人とも、素朴そぼく美少女で、これまた、ミトンの注文通りの処女です。


 ただちに、この館のあるじ召喚士しょうかんしアユミ(男子だんし)』は、執女1名と侍女2名を、職能クラス特性とくせい支配しはい‥‥従属化じゅうぞくかしました。

 早速さっそく、アユミは、執女と侍女たちを、寝室しんしつんで合体エッチします。



 やがて、正午しょうごになると、食堂しょくどう昼食ちゅうしょくります。しかし、そこには、執女も侍女もません。ミトンが、アユミに確認かくにんします。


「執女と侍女たちは、どうだった?」


「3にんとも、おおきしてる。

 ――すくなくとも、明日あしたまでは、仕事しごとなんか無理むりみたいだよ。

 やっぱり、使用しようにんを、性的セックス奴隷スレイブとしてあつかったのは、ちがいだったかも?

 それに、これって、ハラスメントだよね!」


「なにってるわけ?

 ――召喚士は、貴重きちょう職能しょくのうで、貴族きぞくの扱いなの。

 平民の使用人が、貴族の主人しゅじんしたがうのは、当然とうぜんだからね。

 こんなの常識じょうしきよ!」


「う~ん、おれ勇者ゆうしゃなら、社会しゃかい改革かいかく使命しめいなんだろうけど。

 ――たんなる冒険ぼうけんしゃだからなあ。

 それに、やっちゃたからには、もうおくれだけど‥‥

 彼女たちに、あやまってくる!」


「やめなさいよ!」


 しかし、アユミは、ミトンの制止せいしかず、使用人の控室ひかえしつかいました。

 ミトンは、只々(ただただ)あきれています。



 数分すうふん、アユミが、くら様子ようすで、もどって来ました。

 ミトンが、ややかにたずねます。


「どうでしたか、紳士しんしさま?」

余計よけい、泣きじゃくらせた‥‥」


無知むち鈍感どんかん馬鹿ばか!」

「どうにか、ならないかな‥‥?」


 アユミは、ミトンの罵倒ばとう尻目しりめに、なやんでいます。

 すると、シスさん(絶対ぜったい美女)が、アユミに助言じょげんします。


「召喚士が、従属者から、スキル『バッシュ』などをまなべるのは‥‥

 ――スキル『バッシュ』が、会話かいわたねになるからです。

 従属者との情交エッチによる学びも、より親密しんみつ関係かんけいきずくためです。

 つまり、あなたのつよさは、他人たにんおもいやるためのちからなのです」


「そうか、俺が、強くなれば、それでいのか‥‥

 けど、執女と侍女たちに、もう一度いちど謝罪しゃざいしてくる!」


いまは、やめなさい!」


 シス子さんが、そう警告けいこくしましたが、アユミは、まだまだ、神経しんけいなので、またも、謝罪しにきました。

 ミトンほか、仲間なかまたちが、きれくしています。



 それでも、召喚士アユミは、さらなるたかみをこととなります。

Ayumitales by Souji Yamato

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