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冒険のあゆみ  作者: 大和奏時
夢のマイホーム

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文化の多様性‥‥?

Ayumitales by Souji Yamato

 召喚士《しょうかんし》アユミ(男子《だんし》)が、執女《バトラー》と侍女《メイド》たちに、謝罪《しゃざい》に行《ゆ》くとき――



 密《ひそ》かに、シス子《こ》さんは、執女《しつじょ》と侍女《じじょ》たちに、付与《ふよ》コマンド『被虐性欲《マゾヒズム》』を適用《てきよう》します。すると、彼女《かのじょ》たちが、一時《いちじ》的《てき》に、被虐《マゾ》性欲《ヒス》者《ト》に変《か》わりました。


 それゆえ、彼女たちは、アユミの謝罪を受《う》け入《い》れるだけでなく、アユミとの合体《エッチ》までも求《もと》めます。


 そこで、アユミは、求め通《どお》り、彼女たちと合体《がったい》して行《ゆ》きました。

 おかげで、同日《どうじつ》、午後《ごご》4時《じ》には、彼女たちが、意気《いき》揚々(ようよう)と働《はたら》き始《はじ》めます。しかし、執女フランのステータスには、変化《へんか》が起《お》きていました。


 執女フランだけは、付与コマンドを解除《かいじょ》されても、被虐《ひぎゃく》性欲《せいよく》者《しゃ》のままです。なんと、彼女は、被虐性欲に目《め》覚《ざ》めています。


 おまけに、執女フランは、スキル『変態《へんたい》ハイヒール』を習得《しゅうとく》していました。

 スキル『変態ハイヒール』は、お金《かね》と引《ひ》き換《か》えに、B(ビー)級《きゅう》ポルノ雑誌《ざっし》『変態ハイヒール』の最新《さいしん》号《ごう》や既刊号《バックナンバー》などを入手《にゅうしゅ》できます。



 ともあれ、同日、午後7時には、いつも通り、皆《みな》は、食堂《しょくどう》で夕食《ゆうしょく》です。

 執女フランや、侍女『タバラとモイラ』は、念願《ねんがん》の役割《やくわり》(執女や侍女)に就《つ》けたことで、やる気《き》に満《み》ちあふれています。


 しかも、彼女たちの効果《こうか》で、購入《こうにゅう》する食事《しょくじ》の質《しつ》が上《あ》がりました。

 アユミが、呟《つぶや》きます。


「この値段《ねだん》で、この内容《ないよう》は、チート過《す》ぎるような‥‥」

「美《お》味《い》しいから、良《い》いじゃない?」


 魔道《まどう》士《し》ミトン(美少女《びしょうじょ》)が、そう言《い》いました。

 皆も、美味しそうに、食事を愉《たの》しんでいます。



 ところが、午後8時、豪華《ごうか》リビングで、アユミと仲間《なかま》たち(全員《ぜんいん》女性《じょせい》)が、お茶《ちゃ》を嗜《たしな》んでいると‥‥

 治癒《ちゆ》士《し》セシル(可憐《かれん》女子《じょし》)が、執女フランから雑誌『変態ハイヒール』を借《か》りて、熱心《ねっしん》に見《み》入《い》っていました。どうやら、セシルは、そっち系《けい》みたいです。


 余《あま》りにも、セシルが、熱心なので、蛮族《ばんぞく》戦士《せんし》ウルガ(官能《かんのう》美女《びじょ》)が、雑誌を覗《のぞ》き見ました。ウルガが、目《め》を丸《まる》くしながら言います。


「セシルは、変態なのだ!」

「違《ちが》います。芸術《げいじゅつ》的だから、見ているだけです」


「はだかのオバさんが、縄《なわ》で縛《しば》られてるのは、美《うつく》しくないのだ」

「どこがです!」


「ひょっとして、セシルも縛られたいのか?」

「‥‥」


 ウルガの言葉《ことば》で、セシルが、純情《じゅんじょう》に赤面《せきめん》していますが、セシルの性癖《せいへき》は、彼女の可憐さに反《はん》して、意外《いがい》と変態です。



 ですが、アユミは、今《いま》でも、セシルが変態だと、考《かんが》えてもいません。

 それでも、執女フランが、アユミに提案《ていあん》します。


「変態のセシルさまの為《ため》にも、地下《ちか》に淫虐《スレイブ》教室《ギャラリー》を、設置《せっち》するべきです」

「わたし、変態じゃないから!」


 セシルが、両手《りょうて》で、股間《こかん》を押《お》さえながら、そう反論《はんろん》しました。

 アユミが、セシルを庇《かば》います。


「セシルは、純情なんだ! 淫虐《いんぎゃく》教室《きょうしつ》なんて、望《のぞ》むわけが‥‥」

「いいえ‥‥望みます。アユミさんに貢献《こうけん》する為ですから」


「えっ、じゃあ、設置するけど?」

「‥‥はい!」


 セシルは、赤面していますが、表情《ひょうじょう》が明《あか》るいです。

 これには、鈍感《どんかん》なアユミですら、セシルが変態少女だと確信《かくしん》します。



 こうして、館《やかた》の地下に『淫虐教室』が設置されました。

Ayumitales by Souji Yamato

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