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冒険のあゆみ  作者: 大和奏時
夢のマイホーム
13/18

システム・バイオレーション

Ayumitales by Souji Yamato

 ねむりの女神めがみモルフィンが、けば‥‥そこは、なぞしろ空間くうかんでした。



 しかも、モルフィンは、何故なぜか、サイバードレスをけています。

 ほどなくして、システム音声おんせいげます。


貴女あなたは、自尊じそんしんけて、ゆめ世界せかい消去しょうきょしませんでした。

 ――本来ほんらいは、それが、問題もんだい最大さいだい原因げんいんでした。

 問題というのは、軍神ぐんしんガンヒルドのねむやまいです。

 現在げんざい、軍神は、夢の世界から、ログアウト出来できない状態じょうたいです』


「あなたは、何者なにものですか?」


わたしは、問題解決(かいけつ)ロジックです。

 ――現在は、シスばれています。

 貴女は、問題解決のために、世界(じん)召喚しょうかんするようにめいじました。

 それが、アユミ・オサーカこと、逢坂おおさかあゆむです。


 そして、貴女は、アユミを絶対ぜったい守護しゅごするようめいじました。

 ――ところが、貴女は、いまごろになって、夢の世界の消去をくろみました。

 ですから、私は、アユミを絶対守護するため‥‥

 貴女の実体じったいを、この世界に拉致らちしました』


「なんですって!」


無論むろん、ログアウトなど、意味いみです!

 ――くだんの問題は、貴女という中級ちゅうきゅうしんが、内部ないぶから解決かいけつするのです。

 貴女が、アユミとともに、成長せいちょうすれば、それが出来るはずです。

 そのために、貴女は、アユミとまじわり、子宮しきゅうせいはなたれるでしょう』


けがらわしい‥‥わたしは、処女しょじょ神なんですよ!」


『まず、アユミの成長をさまたげるネタバレのたぐいは、厳禁げんきんです。

 ――つぎに、貴女は、かみなので、戦闘せんとう参加さんかなども禁止きんしです。

 なにより、貴女の存在そんざい意義いぎは、アユミへの祝福しゅくふくです。

 それでは、貴女を、私と融合ゆうごうさせます』


「まって‥‥」


 こうして、眠りの女神モルフィンは、アユミの個人こじんシステム『シス子さん』に、わりてました。

 いま、彼女かのじょは、絶望ぜつぼうから落涙らくるいしていますが、やがては、そのかなしみさえも、はかなく‥‥うすれてきました。



 そのころ、西暦せいれき2020ねんがつ28にち)異世界こと、夢幻むげん世界の午前ごぜん『オサーカのやかた豪華ごうかリビングでは、召喚士しょうかんしアユミがくつろいでいます。

 すると、シス子さんからのシステム音声です。


『今から、貴方あなた目前もくぜんに、実体()します』

「えっ?」


「これが、わたしの本当ほんとう姿すがたです」

「‥‥」


 アユミのまえに、言葉ことばうしなうほどの絶対美女(びじょ)出現しゅつげんしました。彼女は、サイバードレスを身に着けています。

 そのシス子さんが、アユミに懇願こんがんします。


「これから、三日みっかほど、わたしと交わりつづけていただきます。

 ――精力せいりょく回復かいふくなどは、わたしがサポートします。

 それと、わたしは、純潔バージン処女メイデンですが、性欲せいよくのままに堪能たんのうして頂きます。

 わたしと、合体エッチして頂けますか?」


「よろこんで‥‥」


 アユミは、唯々(ただただ)感動かんどうしています。

 もなくして、二人ふたりは、寝室しんしつへとかいました。



 そうして、16時間じかん夜中よなか‥‥裸足はだし全裸ぜんらの『アユミとシス子さん』は、つかの間の休憩きゅうけいちゅうです。当然とうぜんながら、二人は、すでに、幾度いくども交わっていました。

 シス子さんが、じらいふるえながら、アユミにきます。


「せめて、貴方のことを『旦那だんなさま』と、お呼びしてもいですか?」

「恥ずかしいから、アユミで良いよ」


 すると、シス子さんが、悲しそうに落涙しました。

 あわてて、アユミが、します。


「旦那さまって、呼んで良いから!」


「いいえ、つまでもいのに、おもがりました。

 ――ですので、わたしのことを、もっと、はずかしめてください!

 そうすれば、わたしは、システムとして、より安定あんていできます。

 お、おねがいですから‥‥」


「‥‥わかった」


 シス子さんは、せつなげになみだしています。

 やがて、アユミは、情欲じょうよくに負けて、ひたすら本能ほんのうのままになりました。



 くして、眠りの女神モルフィンは‥‥個人システム『シス子さん』として、アユミに完全かんぜん隷属れいぞくしました。

Ayumitales by Souji Yamato

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