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雨の逃亡~逃れられぬ罪と罰~
耐え難くある現実
耐え難くなくある人も在る
それはとても幸せで良かったと思える
良かった、という感情も本当で
それが良くない人も居ることに
気づかれることもなく過ごしてきた時間
僕の存在が歪つで歪みそのもの
正常の中の異常であり
増殖しないウィルスそのもの
爆発は愚かさの証であり
僕の歪みをより深め・侵めて逝く
足りない、足りないと求めるのは
自らを罰する罪と罰
繰り返し繰り返し傷を拡げていく
麻痺した感覚であり鋭敏な感覚
ほら足音が聞こえてくる
声が耳元で囁かれる
抗うことを僕は出来ずに
それにすがるのだ
十人十色と言葉を使いながら
その意味を右向け右と
楽しそうに口にする誰か達
僕は何にもなれるけれど
何にもなれず何処にも居ないと
気付かず楽しそうに笑ってる
僕は笑い返し嗤う
罪を探し罰を繰り返す




