表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
言の刃~停止された世界~  作者: 御影慧
42/91

腫れ物と嘘つき達のこと

無関心ではなく

そこに在って居ない存在

暗黙と沈黙のルールがあった



見て見ぬふりをして

利用しか考えないから

言葉のやり取りすらが薄っぺらい



何かを望むなら叫べと

何度も伝えよと

そう言われたけれど

さてどうしてそんなこと出来ただろうか

そこに在るのは耳を塞いだ相手

聞きたいことしか聞こえない

見たいものしか見えない

幻聴と幻想の海に溺れたそれ



言葉を伝えることを諦めたことを

怒られてもただ困る

無意識にそれを遮断したのは誰だったのか

それを口にすることすら馬鹿らしくなる



うわべの会話に言葉を選び

今必要とされる言葉と行動を

僕は選んでいる

心の中では真逆で

酷い観察の上の判断が吹き荒れる



僅かな本音で傷つく姿を見て

何を僕は口に出来たのか

否、何をも口にするべきではないと

ただその事実確認をした



家族といいながら

ここは誰よりも他人の集まり

血に縛られ恐怖を隠して

騙せているつもりらしいと

信じている集まり

最も忌むべき者達



弱すぎるから誰かを探す

何でもしてくれる奴隷を

最大に大切なのは自己利益

牲の山羊なくして成立しない

ここはそういう場所



幻聴と幻覚にまみれた

病んでいない健全者の集い

はたして病むことと病まないこと

どちらが幸せなのか

非常に興味深く僕は観察をし続けて

その答は出していない



出ているけれど出さない方がいいと思っている

観察し熟考しても片方を理解しきれない故に

不完全なる結論はよくない

その持論ゆえの判断を下した






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ