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嘘から出た誠~善し悪しの矛盾~
深呼吸をする
熱を持てる程の何かはなかった
動くものは何もない
在るのは出来事に対する思考
自身と誰かの考えを考察観察する
私情を抜いて突き詰める
誰かの思考は観察続けた
感情と行動をもとに考える
稚拙すぎないか?と思える程の
羨ましとすら思える感情の熱に
呆れしかなかった
植え付けられた悪意を
素直に受け入れ鵜呑み出来る誰か
確かめることすら必要としない
信頼の低下なんてくだらない
信じたいものがそこにあっただけだろう
善し悪しなんて放棄してよいんだと
ふいに理解した
望まれた姿がどちらでも
望まれるものであることを選び続けた
ならば道は迷うことはないと
僕は結論に至った
悪意を持って努力の布教をするなら
僕はそれすら受け入れ黒になろう
意図される悪意をもって挑む
始まりの悪意を潰し
その葉っぱを成した誰かに
ただ純粋なる悪意を
嘘から出た誠
皮肉な言葉だと思った




