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正しい結末
嘘は暴かれることが正しいかもしれない
見せかけの笑顔なんて
本当の笑顔じゃないから
自然であまりに不自然すぎる
甘いお菓子は美味しい
人を幸せにも我が儘にもする
平穏無事は不自然な偽りの平和
本当のことなんて知りたくないと
見ないふりを繰り返す
真実、本当なんて真っ黒でどす汚れてる
見せかけは綺麗で白い
好感を持てるのはどちらかなんて皆知っている
知ってて目をそらす
嘘は良くないと口にしながら
望まれる嘘達
嘘と欺瞞に満ちている
そんなものに疲れた
嘘を暴かれたい
招かれるのは真実で悪意の誤解
それでも今よりはましなように思える
去るものにさよならと
それですんでしまう
それでも残る存在は
とても希少で宝になる
僕は切に願う
暴かれ不自然な笑顔から
自然な笑顔になれる日を
願って叶わないと知りながらも
何故ならばその甘いお菓子を配ったのも
僕が選んで実行し腐らせたことも
全て自覚しているから
決して暴いてもらえないことを
僕自身が知っている
願うことしか出来ない
期待を棄てた僕の酷い矛盾
最初を踏み間違えた僕の
今更許されないことそのものを




