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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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草木を集める簡単なお仕事? (プラントハンター物語)

作者:paiちゃん
 気が付いたら、白い病室。俺の意識の回復を知って駆け付けてくれたお姉さんは、見ず知らずの他人だった。だけど、お姉さんは俺のことを良く知っているみたいで、感極まって泣き出した。
 数日後にお姉さんに連れられて帰った場所は、市の外れにある教団の施設だった。事故で無くなった俺の両親の代わりにこの施設で俺は育てられたらしい。
 その施設の規定で17歳までに施設を去らねばならないようなのだが、既にその年齢に達している俺を、とりあえず一か月だけ保護してくれると言っていた。

 記憶を取り戻すべく、映像記録を懸命に見ていた時、ハンターという職業を偶然知った。調べてみると草や木を集める職業らしい。
 簡単な肉体労働に思えるな。これを職業として暮らせるなら、世間を知らない俺にも何とかなるんじゃないか?
 そんな軽い気持ちで、施設のお姉さんにその話をしたら、とんとん拍子に話が進み、俺を兄と慕う少女と共にハンター暮らしを始めることになってしまった。

 施設からの贈り物として、俺達のハンターデビュー前夜にお姉さんが持ってきたものは、戦闘服と拳銃にナイフ等々。草木を集めるのに何で銃がいるんだ? スコップで十分だと思うんだけど……。

 俺の考えてる採取と、ハンターの採取が違っているのに気が付いたのは、初めての仕事からだった。
 大きなイノシシが出てきてどうにか倒したんだけど……。これって、本当に草木を集める仕事なのか?
 とはいえ、他に俺に出来る仕事がこの世界にあるとは思えない。勇ましい妹を連れて、時空間ゲートをくぐる日々が続いていたのだが……。

 
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
PH-022 泉の調査
2015/01/31 20:00
PH-024 白亜紀前期
2015/02/02 20:00
PH-028 西の村
2015/02/06 20:00
PH-031 博物図鑑
2015/02/09 20:00
PH-058 村の守り手
2015/03/01 20:00
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