2.ヒロイン同じ轍を踏むべし
牛田「拙者に提案があるのだが、聞いてくれるでござるか?」
旭・かおり「提案って?」
牛田「部活を設立するんでござるよ。」
かおり「部活って言われてもね、私もこの学園生活を謳歌したいの。そうなった場合には部活だって入りたい。でもね、この学園は兼部もできるか分からないじゃない。」
旭「そうだそうだ俺も学園生活を謳歌したい、しかしササッと家に帰って遊びたいんだ。てかお前だって俺と同じ考えのタイプなんだから、部活設立なんざ面倒くさいことしたくないだろ。」
牛田「旭殿、拙者はな?志を同じとする者だからこそ理解してくれると信じて提案したのでござるぞ?」
旭(どういうことだ?この変態メガネの言ってる意図が分からない。いや、アイツはオタクという名の同志、その点から考えるんだ。)
かおり「ほら、そんな意味不明な提」
旭「ま、まさか、つまり…そういうことなのか!?」
かおり「えっ、どういうこと?話についてけないから!」
旭「オタクというのはなあらゆる学園ものを観てきたんだ。その中には少人数から部活設立・存続をするアニメがある。それを観ているとな〜…なんかな、その、凄く羨ましくなるんだよ!!!」
牛田「分かってくれるでござるか旭殿!!」
かおり(え、全然分からないんですけど)
かおり「そもそも部活作って何か変わるの?ていうかあなた達がメリットを感じても、私にその恩恵あるの?って話よ。まだ同性の知り合いすら作れてないっていうのに。」
旭「だからこそだよ。あの有名な作品である俺ガ◯ルにも黒髪ヒロインがいるんだ。ぜったい的に理由は違えどクラスで浮いた彼女は主人公の男子生徒と最初は2人という少人数で部を続けてたんだ。」
牛田「そうでござるよ、最終回になる頃にはなんだかんだ色んな生徒と仲良くなっていたのでござるよ。」
かおり「たしかに口臭バレしたくないからと近寄り難いような目をしていたのは認めるけどね、そんなぜったい的に理由は違うだなんて程じゃないよ!」
旭「いやぜったいだろ、あのな?一時期さすがに可哀想だったから口臭の原因調べたんだけど、直接言うにも相手が幼馴染の女子だから遠回りに伝えるようにしてたんだぞ?今だってな。」
牛田「どういうことでござるか?」
かおり「ホントよ、伝わってないよ。そんな遠回しだなんて余計分からないの。」
旭「あのなお前の根本原因はきっと舌なんだよ。歯を磨いているということから、きっと舌の汚れが原因だ。たぶんこれはぜったいだ。」
かおり「舌を磨いたら嗚咽しちゃうじゃない、ていうかたぶんとか言いながらぜったいだなんて。信憑性ないよ。」
旭「そのぜったいじゃねーよ。舌苔っていう汚れだよ。」
牛田「急に信憑性増したでござるね。」
かおり「うっ…(何も言い訳できない)」
旭「っていうことでまず部活作りに行こか?」
かおり(だからなんでよ)




