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物語の続きに~現実という名の冷水~

わたしがこの場にいるのは間違いではないのかと思う。

政治の場にいるというのは、母の悪行を父の行いを肯定しているような感じがするからだ。

まあいいかとも思った。

私の今回の仕事はただの従者だ。

政治的なことに口を挟める立場ではない、そもそも政治の場に関わるようなことではない。

そのはずだったのに、

「いくら善政を敷いても、必ず「税金の二重徴収、加えてこれまで税の3倍近い増税、その目的は王太子の寵姫に贈り物をするためと民には発布されております。これで善政を敷いているというのなら悪徳商人だって良き王として名を残せますわ」犠牲は……は?」

この目の前の人は、なんで他国のことに口出ししてんでしょうかねぇ。

見ざる言わざる聞かざる、三猿の話でも伝えればよかったのでしょうか。

まあ今更でしょうし、これ以上なんか突っ込んだ話をしてヤブヘビにならなければいいのですが。

「ではお聞きしましょう。その増税で集められた資金はどこへ行ったのでしょうか?」

「何を言う私は知らないぞ、あの贈り物だって大臣が出してくれたんだ」

ポケットマネーですらないと?

「まさか王子ともあろうお方が、自分のお金も持てないほど管理されたがりとは思いませんでした。これでは、王太子ではなく平民として過ごしたほうがよろしいのではないのでしょうか?」

はいヤブヘビ確定。

「そこまでにしておいたほうがいいと思いますが、こちらは部外者ですし」

と助け舟を出したのに、

「口を挟むな!!これは余とこやつとの話し合いだ。従者ごときが話し合いに参加するでない!!」

いやいやそんな問題じゃないし、使途不明金がどこに使われているのかと言われたとき、明らかに動揺を見せたのが何人かいたからね。

「これは驚きです、助け舟を出した相手を従者というだけで引っ込んでろなどというのは、あなたの器の大きさを示しているのではありませんか?」

「助け舟だと?」

怒ってる?怒ってるよねこれ。やっちゃった。

「狭いですねぇ、愛する人に愛想つかされないように頑張ってくださいね」

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