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可愛くなりたいお客様
本日のお客様
可愛くなりたいけれど 一体 何から手を付けたらいいのか
分からないんだそう
「どうぞ ティーセットです」
従業員の一人が 紅茶とケーキのセットを お客様に差し出す
「あ ありがとうございます」
「それで どうして可愛くなりたいと思うんですか?
今のままでも 十分かと思いますが」
お客様は 話を続ける
「やっぱり 可愛い子って 良いなーって思うんですよ
街中とか テレビとかで見て 自分もこうなりたいなーって
すごく 羨ましくなっちゃうんです
でも 何から手を付けたらいいのか 分からなくて」
すると マスターが口を開く
「若いですな 見た目が気になってしまうというのは
でも もちろんお嬢さんは 可愛いけれど
内面が とても素敵ですよ
仕草も上品で 言葉遣いも丁寧ですから」
お客様は 恥ずかしそうに
「え そうですか?
あ ありがとう ございます」
と呟いて 嬉しそうな笑みを 浮かべていた




