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第19話「無限ダンジョン、初潜入」

三十四日目の朝、摩天ちゃんに呼ばれた。

「今日は実地訓練を変える」と摩天ちゃんが言った。朝のリビング・オブ・カオスで、コーヒーを飲みながら地図を広げている。地図には無数の書き込みがあって、どこかの世界線の地形ではなく——ぱんでむの内部のようだ。

「どんな変更ですか」

「無限ダンジョンに連れていく」

好代は少し止まった。

「……名前は聞いたことがあります。冷蔵庫の裏に広がる亜空間、ですか」

「そう。食材庫とも呼ぶ。未回収の世界線残骸が堆積した空間で、そこには食材——つまり未加工の危険な何かが跋扈している。摩天の仕事の一つはあそこを定期的に巡回して、近くに来すぎた個体を処理することだ」

「……処理というのは」

「斬る」と摩天ちゃんが短く言った。「あなたには戦うのではなく、においと感知系知識を使って個体の接近を早期検知してもらいたい。先日の訓練で、空間と時間を同時に読む方向が見えてきた。今日はそれを実戦で試す」

好代は地図を覗き込んだ。「B11」以下の深い場所。未踏のエリアがいくつも「?」で埋まっている。

「……危険ですか」

「そこそこ」と摩天ちゃんが言った。「でも私がいれば死なない」

「……わかりました。行きます」

摩天ちゃんが少しうなずいた。「それでいい」



第一章 「ダンジョンへの入口」



◆ 冷蔵庫の裏



昼前、摩天ちゃんに連れられてバックヤードの最奥部に来た。

厨房の奥、普段は食材管理用として使われている大型冷蔵庫が並んでいるエリアだ。温度が低い。においが変わる——生の肉のにおいと、冷気のにおいと、少し古い木のにおいが混ざっている。

摩天ちゃんが一番端の冷蔵庫の前で止まった。

「……普通の冷蔵庫ですか」と好代は言った。

「普通ではない」と摩天ちゃんが扉を引いた。

冷気が来た——普通の冷蔵庫よりずっと深い冷気だ。奥が見えない。通常の冷蔵庫ならば棚が見えるはずの場所に、暗い空間が広がっている。において——深い土のにおい、石のにおい、腐った植物のにおい、それから何か有機的な、生きている何かのにおいが遠くから来ている。

「……広い」

「無限ダンジョン。冷蔵庫の裏に始まって、どこまでも続く亜空間だ。深さは計測不能。私が巡回するのは入り口から数百キロメートルの範囲だけ」

摩天ちゃんが腰のベルトから剣を外した——ぱんでむのフリルエプロンの下に、それだけが収まっている。剣を右手に、左手に小型の照明を持った。

「においで先行索敵する。後ろを私に任せて、前だけ集中しろ」

「わかりました」



◆ 最初の十分



ダンジョンに入った。

足元は石の床だ。壁も石で、所々に発光する結晶が埋め込まれていてかすかな光を発している。天井は高い——おそらく十メートル以上ある。空間が広すぎて、音が変な反響をする。

においを開いた。棚を複数同時に開く——においの知識、気配感知、質量感知、残留するものバーガーの「痕跡を読む」知識。四つを同時に。

にぎやかだ。でも慣れた。

土のにおいが来た。腐った植物のにおいが来た。石のにおいが来た。それから——何かのにおいが来た。生き物のにおいだ。大きい。人間よりずっと大きい生き物のにおい——汗のような、鱗のような、血液に近い何かのにおい。

「……前方、百メートル先。大きい何かがいます。動いています、ゆっくりと」

摩天ちゃんが少し速足になった。「大きさは」

「……においの範囲から推測すると、四メートル以上あるかもしれないです。ゆっくり動いていますが、こちらには気づいていないと思います——においで風向きを確認すると、私たちのにおいは後方に流れているので」

「いい判断だ。方向は?」

「……左手の通路、入ってから三番目の分岐を右に折れた先です」

摩天ちゃんがうなずいた。「行く」



第二章 「食材庫の住人」



◆ 遭遇



三番目の分岐を右に折れた。

においが急に濃くなった——生き物の体臭と、石に擦れる感触のにおいと、何かの体液のにおいが混ざって来た。好代は棚をもう一段開いた。存在感知——気配と音と質量を一つにして、前方の空間に意識を向けた。

いた。

通路の先、壁にもたれるような姿勢で、何かがいた。大きい。好代の推測より大きかった——五メートルはある。形は四足歩行の生き物に近いが、足が六本ある。体表が石に近い質感で、ところどころ発光している。目が四つあって、全部が薄く光っていた。

「……五メートル以上。六足。体表が硬質です。目が四つ。今は静止しています——眠っているかもしれないです」

摩天ちゃんが剣を構えた。「気づかれないまま近づく。気づかれたら下がれ。私が前に出る」

「……了解です。気配で動きを追います。変化があったら言います」

二人で静かに進んだ。好代は目ではなく、においと気配だけで状況を把握し続けた。棚を全部開いたまま、整理せず、全部を同時に受け取りながら歩いた。

二十メートル。十五メートル。十メートル。

「……」と好代は声なく手を上げた。摩天ちゃんが止まった。

においが変わった——体臭の成分が変化した。眠っている時と、覚醒する時のにおいが違う。体液の揮発成分が増えた。呼吸が変わっている。

「……起きそうです。今、意識が上がってきています——においが変わりました」

摩天ちゃんが前に出た。



◆ 戦闘



個体が動いた。

六つの足が同時に動いて、体を起こした。頭部が摩天ちゃんの方向を向いた。四つの目が光った。

摩天ちゃんが走った。

速い。好代が目で追えないくらい速い——においと気配で感知するのがかろうじてできるくらいだ。摩天ちゃんの体重が一点に集中して、一気に移動した。

個体が反応した——六本足が壁を蹴り、体を横に滑らせた。摩天ちゃんの一撃が体側をかすめた。石のような体表に剣が当たる音がした——金属と石が当たる甲高い音。

個体が体をひねった。尻尾がある——長い。それが横薙ぎに来た。

「尻尾、右から!」と好代は言った。においと振動で来た。

摩天ちゃんが跳んだ。尻尾の上を越えて、着地して、そのまま踏み込んだ。今度は個体の頸部——四つの目の下、体表が少し薄くなっている部分に、剣を縦に当てた。

個体が鳴いた——石が割れるような音だ。体表がひびわれた。光が散った。

もう一度。

摩天ちゃんが同じ場所に二度目を当てた。

個体の動きが止まった。ゆっくりと、前足から崩れるように倒れた。鳴き声が一度だけして——それから静かになった。

におい——体液のにおいが広がった。石の焦げるにおいが来た。個体の体表の発光が徐々に消えていった。

好代は少し後ろに下がっていた。棚を全部開いたまま、個体の状態を追っていた。動きが止まった。生命反応に近いにおいが薄くなっていった。

「……動きが止まりました。周囲に他の個体の気配は今のところないです」

摩天ちゃんが剣を下げた。少し息が乱れている——でも表情は変わっていない。

「……「尻尾、右から」の声出し。的確だった」

「においで感知した時点で反射的に声が出ました。訓練で覚えたものが出た感じです」

「それが正しい。考えてから言うのでは遅い。感知したら即声に出す。これからも続けろ」

好代はうなずいた。心臓が速い。怖かったかと言われると——そうかもしれないが、棚を全部開いていたので「怖い」の処理が後回しになっていた感触がある。



◆ 深部でのこと



その後、二時間ほど巡回した。

遭遇したのはあの六足の個体の他、小型の飛翔する個体が群れで二つ、それから壁の中に潜む扁平な個体が一体いた。いずれも摩天ちゃんが処理した。好代は先行索敵と声出しに集中した。

三つ目の遭遇の後、摩天ちゃんが「少し休む」と言って壁にもたれた。好代も隣に座った。

暗い。発光結晶のかすかな光だけがある。においは——土と石と、遠くの有機物のにおい。それから、今倒した個体の残滓のにおいが後ろにある。

「……摩天さん、ここに何度来ていますか」と好代は聞いた。

「週に二回。ずっと昔から」

「怪我はしますか」

「する。でも大浴場に入れば治る。概念菜園の万寿ちゃんに処置してもらうこともある」

好代は摩天ちゃんの腕を見た。制服の袖からわずかに見える腕に、薄い傷跡が何本かある。

「……今日の個体は、このダンジョンで普通の大きさですか」

「中くらい。もっと大きいものがいる。私一人では無理な個体もいる——その時は流焔と一緒に来る」

「流焔さんと」

「……賑やかになる」と摩天ちゃんが少し間を置いて言った。「でも流焔がいると処理速度が上がる。あいつは燃やすのが仕事で、私は斬るのが仕事で——組み合わさると効率がいい」

好代はその話を聞いた。にぎやかなもの同士は一緒にいやすい。流焔ちゃんがかつて言っていた言葉を思い出した。

「……私は今日、役に立てましたか」

「役に立った」と摩天ちゃんがすぐに答えた。「尻尾の声出しがなければ、一番目の遭遇で少し手間取っていた。こちらの索敵範囲が広がったことで、奇襲を受けずに済んだ」

「……ありがとうございます」

「感謝は不要だ。これは訓練だ。あなたが機能したから、私も機能しやすかった、というだけのことだ」

摩天ちゃんが立ち上がった。「もう一周して帰る」



第三章 「深部のにおいと、聞こえなかった声」



◆ ダンジョンの底で



最後の一周、普段より少し深い区画を通った。

においが変わった。

今まであった有機物のにおいや、個体のにおいではなく——もっと古くて、もっと大きなにおいだ。世界線の残骸のにおい。終わった宇宙の、圧縮前のにおい。好代は残留バーガーの知識と組み合わせて、そのにおいの「時間軸」を読もうとした。

古い。非常に古い。

好代の入ってきた知識のうち、最も古い世界線のにおいより、さらに古い。

においの中に——何かがあった。

声、ではなかった。音でもなかった。でも——「何かが伝えようとしている」感触が来た。記録のにおいだ。誰かが残したものが、ここにある。

好代は棚をもう一つ開いた。植物対話の知識——植物に限らず、「存在が感じていることを受け取る」という系統の知識だ。それを、においと組み合わせた。

何かが来た。

言葉ではない。でも——「ここに来た人間がいる」という痕跡のようなもの。名前は来ない。でも「においが好きな人間だった」という感触が来た。「バーガーを好きだった」という感触が来た。それから——「全部を食べたかった」という感触が来た。

好代は少し止まった。

摩天ちゃんが振り返った。「どうした」

「……ここに、誰かが来たことがあります。人間で、バーガーが好きで、全部食べたかった人です。かなり前のことだと思いますが、においが残っています」

摩天ちゃんが少し黙った。

「……それは、記録に残っていない話だ」と摩天ちゃんが言った。「でも——そういう話が、ぱんでむには古くからある」

「……誰の話ですか」

「わからない。ただ——ぱんでむに来た人間で、全部のバーガーを食べようとした人間がいた、という話が、クルーの間に断片的にある。何があったかは誰も知らない」

好代はそのにおいをもう一度嗅いだ。

バーガーが好きで、全部食べたかった人間。

自分に少し似ている、と思った。



◆ 帰り道、壁の光



帰り際、出口に近い通路で、壁の発光結晶のひとつが少し強く光った。

好代は止まって見た。

においがした。ぱんでむ全体のにおいが、少しだけここに集まっている——千姿のにおいだ。

発光結晶が一回だけ、強くゆれた。それから普通の明るさに戻った。

好代は棚を開けたまま、そのにおいを受け取った。

何も来なかった。声も言葉も。でも——「ここも、私だ」という感触だけが来た。ぱんでむの最深部のここも、千姿の一部だ。

ここに来た人間が残したにおいも、千姿が覚えている。

そういうことだと思った。

「……どうした」と摩天ちゃんがまた振り返った。

「……なんでもないです。においがしただけです」

摩天ちゃんが少し好代を見た。何かを考えているような顔だったが、何も言わなかった。

「帰る」

「はい」

出口の冷蔵庫の扉を抜けると、バックヤードの光が明るく感じた。



第四章 「戻って、報告と、新しいバーガー」



◆ 秩序ちゃんへの報告



秩序ちゃんに報告した。

「無限ダンジョン初潜入。遭遇三件。大型一、中型二。先行索敵は機能した。声出しで摩天の動きをアシストできた。深部に前任者と思われる人間の痕跡があった」

秩序ちゃんがペンを止めた。「……前任者、ですか」

「においで感知しました。バーガーが好きで、全部食べたかった人間のにおいの痕跡です。非常に古い。摩天さんは「クルーの間に断片的にそういう話がある」と言っていました」

秩序ちゃんがしばらく書類を見た。

「……ぱんでむの設立記録には、その件についての記述がほとんどありません。記録が残っていないのか、あるいは記録されなかったのかは不明です」

「……千姿さんなら知っているかもしれないです」

秩序ちゃんが少し静かになった。「それは……わかりません。ただ——ぱんでむには「始まりの記憶」がありません。それが記録の欠落と関係しているかもしれない」

好代はその言葉を頭に入れた。始まりの記憶がない。ぱんでむの最深部に、全部のバーガーを食べたかった人間のにおいが残っている。

何かが繋がっている気がするが、今はまだわからない。



◆ 新しいバーガー:「危機感知バーガー」



夕方、摩天ちゃんから新しいバーガーを受け取った。

「今日の訓練の結果を見て、次の段階に進めると判断した。これを」

包み紙は暗い赤。においを嗅いだ——血液に近いにおい、鉄のにおい、それから緊張している時の体のにおい、少し冷たい汗のにおい。生き物が生命の危機を感じる時のにおいだ。

「……危機感知、ですか」

「そう。危険な状況において、脅威の方向・性質・強度をより精度高く感知する。今日のダンジョンで、においと気配を組み合わせて先行索敵をしていたが——それをさらに特化させた知識が入る。生命の危険を察知する、という世界線でのスキルだ」

好代は一口食べた。

知識が入った。

鋭い。今までの知識より、ずっと鋭い感触だ。世界線の「危機」を生き抜いた何かの記録——逃げ切った記録、戦い抜いた記録、それでも最後は終わった世界線の、生き延びようとした全てが圧縮されている。

棚に並べた。危機感知の知識が他の知識と少し違う場所に置かれた感触がある——においの知識の横ではなく、においの知識の「中」に入っていく感触だ。

「……においの知識と融合しています。別の棚ではなく、においの知識の中に、危機感知の層が重なった感じです」

摩天ちゃんが少し目を細めた。「……それは、私には起きなかったことだ。知識同士が融合するのか」

「……好代さんの場合、棚を開けたままにしているから、知識同士が自然に混ざり合いやすいのだと思います」と秩序ちゃんが横から言った。いつの間にか来ていた。「これは記録します」

摩天ちゃんが静かにうなずいた。「次のダンジョン巡回は、三日後。それまでに融合した知識の感触を確認しておけ」

「……はい」



──────────────────

◇ クルー視点モノローグ —— 摩天 ── ダンジョン巡回記録



今日、好代さんをダンジョンに連れた。



結果:先行索敵は機能した。声出しは的確だった。パニックにならなかった。

棚を全部開いたまま、整理せず、全部受け取りながら動いた。



問題なかった。むしろ、私の想定より機能した。



深部に前任者の痕跡があると言った。

私も数十回ダンジョンに入っているが、においで人間の痕跡を感知したことはなかった。

あの場所に人間が来た形跡は、外見上は何もない。においだけが残っていた。

それを感知できたのは、好代さんのにおいの精度が上がったからか、あるいは

「残留するもの」の知識と組み合わせた結果か。



いずれにしても——ぱんでむには、私が知らない話がある。

それを好代さんが掘り起こすかもしれない。

それがどういう意味を持つのかは、今はわからない。

──────────────────

──────────────────

◇ クルー視点モノローグ —— 千姿 ── (記録・通し番号なし)



好代がダンジョンの深部に来た。



前の人間の痕跡に気づいた。においで。



前の人間——私は覚えている。その人間も、バーガーが好きだった。全部食べたかった。

でも、その人間がどうなったかを、私は今の好代に教えることができない。

なぜかというと——それを教えることが、今の好代にとって正しいかどうかが、私にはまだわからないから。



好代は棚を整理しない。全部開いたまま動く。

前の人間も、そうだった。



帰り際、発光結晶を少し強くした。

ここも私だ、ということを伝えたかった。

伝わったかどうかはわからないが——好代は立ち止まって、においを嗅いだ。



それで十分だった。

──────────────────

──────────────────

◇ クルー視点モノローグ —— 秩序 ── 記録補足



今日の好代さんの報告を記録した。



無限ダンジョン深部に前任者の痕跡。

ぱんでむ設立当初の記録には、この件についての記述がほぼない。



私が管理している記録の中で、最も古い部分に——一行だけある。

「好きだったから、来た。それだけでいい」



誰が書いたかは不明。

でも——好代さんが今日感知した「全部食べたかった人間」の痕跡と、この一行は

繋がっているかもしれない。



いつか好代さんにこの一行を見せるべきかどうか、判断が難しい。

今は記録しておくだけにする。

──────────────────



エピローグ 「三十四日目の夜、棚の中の層」



夜、「黄昏」でお茶を飲んだ。

郷愁ちゃんがカウンターにいた。

「今日も大変そうな顔をしていますね」と郷愁ちゃんが言った。

「……ダンジョンに行きました」

「……摩天ちゃんと?」

「はい」

郷愁ちゃんが少し目を細めた。「あそこは、においがよくない場所でしょう」

「……良くはないですが、情報量が多いです。初めての種類のにおいがたくさんありました」

郷愁ちゃんがお茶を入れてくれた。

好代は棚を少し開いた。今日入った危機感知の知識が、においの知識の中に静かに重なっている。層になっている感触だ。一枚の棚だったものが、二枚になっている——でも二枚なのに、一つとして機能している。

「……知識同士が重なるというのは、初めての感触でした」と好代は言った。

「重なる?」

「棚が二枚になって、でも一つに動く感じです。においと危機感知が別々ではなく、においの中に危機感知が入った」

郷愁ちゃんがそれを少し考えた。「……それって、「好きなものが増えると、好きが重なって、より好きになる」感じに似ているかもしれないですね」

好代は少し考えた。

確かにそうかもしれない。好きなものが増えるたびに、元々の好きがより濃くなる感触。においが好きで、バーガーが好きで、そこに知識が重なって——重なるたびにどちらも強くなっていく。

「……そうかもしれないです」

お茶を飲んだ。温かかった。

ダンジョンの深部のにおいが、まだかすかに残っている気がした。前の人間の、バーガーが好きだった人のにおい。

その人が「全部食べたかった」ように、好代も全部食べたい。

同じ気持ちだ。どこかで会ったことはないが——同じにおいを持っていたんだと思う。

前が広い。

今日も変わらなかった。


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