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【6万PV感謝!】ドラゴンLOVER  作者: eXciter
番外編-Omake no hanashi-
386/386

キャラクターのネーミングやキャラ造形についての解説

各キャラクター、地名、その他いろいろネーミングやキャラクター造形について解説。

各話ごとにまとめたのもありますが、こちらでもう一度全て紹介。

これから小説を書き始める方の一助になれば幸いです。


というのはほぼ建前で「オレすげえ設定考えたんだぜ。見ろよ…」くらいのクソな自慢。

なのでちょっと文章量多め。


1.メイン・レギュラーキャラクター


●アニィ・リム

・名前は「Unlimitedアンリミテッド」から。無尽蔵に生み出される魔術に由来。

・本作のテーマである「自己の肯定」「自己の実現」を体現する主人公。

強力な魔術を持ちながら心身ともに脆く、自分自身を肯定することが出来ずにいたが、プリスとの出会いや旅を通して少しずつ自分を認めていく。

・一人称「わたし」が平仮名、セリフに3点リードが多いのは、自分を肯定することができない不安定な精神の表現。

・自己否定精神のカタマリではあるが、戦闘中は自身の安全をある程度度外視しているため、むしろ適切な判断ができる。

また「質量を持った光」の魔術は、「真っ白な心の輝き」と「すべてを消滅させる凶暴な怒り」の二面性の表現。

キレたら何をするか判らない、作中の人間の中では随一の危険人物という側面から。

・本作はアニィが旅とプリスとの恋を通し、「私はここにいていいんだ」を掴むまでの物語。

本編最終回のプリスへのキッスは、「自分の好意をプリスが絶対に嫌がらないことの確信」という、本作のテーマの集大成なのである。


●プリス

・名前は「プリズム」から。虹色に輝く翼や鱗から。

・人間であるパル達よりも広くフラットな視点でアニィを見守り、導き諭すもう一人の主人公。

・ドラゴンの価値観を言語で説明しつつ、その価値観と無関係にアニィと恋愛関係になる、この世界のドラゴンのありようを現わすキャラクター。

何故アニィの前に姿を現したのか、村はずれの湖の中にいながらどうやって周囲の状況を知ったのか、などは不明。

言語による会話こそできるものの、ドラゴンとしては特別な個体では無く、実は意外と普通のドラゴンだったりする。

ぶっちゃけて言えばアニィちゃん全肯定ドラゴン。


●パル・ネイヴァ

・名前は「Palペンパルなどのパル」+「Neighbor(隣人)」から。

・アニィが心身ともに脆弱、プリスは人間に興味が無いため、コミュニケーションや肉体労働のサポートのために同行。

チームではメンタル・フィジカルともに最強で、いわば精神的な支柱。

独自の魔術は身体強化だけだが、本人が体を鍛え格闘術・弓術・短剣術を身に着けているため、特別な強さは無いが弱点も無い。

鋼のメンタルや魔術の使い勝手の良さなど、チームで一番安定した人物。

・本作は基本的にアニィとプリスの視点を中心として進みつつ、後半ではパルの複雑な心情も少しずつ表に出てくる。

チームの安定とクソデカ感情担当を兼ねたキャラ。


●パシフィア

・名前は「Pacific」から。

・パルの相棒にして、劇中最初に登場した名前持ちのドラゴン。豊かな表情と低めの精神年齢を持つ、本作のマスコット枠。

・マスコット枠ながら、チーム一の怪力の持ち主でもある。

第一話のどてっ腹ブチ抜きパンチに端を発し、ちぎっては投げちぎっては投げの大活躍。

・実は「水に関する能力をどうするか?」でかなり悩んだキャラクター。

最終的には「水を操作する」という少々アバウトな説明に落ち着いた。


●カゲサキ=ヒナ

・名前は「陰に日向に」から。

・盲目のハンデに加えて戦闘手段は少ない物の、その練度が非常に高いため、実はアニィに次いで決定力となる。

・盲目の美剣士という鉄板キャラを出してみたい…という安易な発想から生まれたキャラ。文面上でも美人と扱われる、公式美形。

本編のストーリーとは里の住民の仇を討つ・アニィ達を助ける以上の絡みがほぼ無いが、そのために割りと自由に動かすことができた。気がする。

・速度と技術だけで魔術の防御を真っ二つに切るという、密かな超脳筋キャラでもあったりする。

一撃必殺である都合で作中では迂闊に必殺技を出せないものの、物理的殺傷力にもっとも秀でたキャラクターだったりする。


●クロガネ

・名前は「鉄」から。

・ヒナの相棒であるが、大陸に漂着したヒナを保護したのは彼であるため、実質的にヒナの保護者である。

ヒナ以上に寡黙…というより『ゴウ』という鳴き声しかないため、必然的に口数は少なくなる。

独自の魔術も『速く走る』というシンプルの極みにして、ヒナとの相性抜群。

・黙々とヒナの心身を支え、溶岩の中に沈んでいても全く意に介さない頑強さという、質実剛健を体現したようなドラゴン。頭部もかなり硬い。

なお初登場時は溶岩の中にドブ漬けでも平気であったが、その後溶岩を出す機会が無くなったためその設定を活かす機会はなくなった。


●フリーダ・ハイライズ

・名前は「Freedom(自由)」+「High(高い)」+「Rise(上昇)」から。

天空図書館出身、自分の思う自分だけの魔法を使いたいという本人の願いからの命名。ボクっ娘。

・ポジション的には属性付与、攻撃強化などのサポートを担当。本人の火力も充分。

独自魔術の『転移』にかなり屁理屈を付け、それを『努力型の天才』で丸め込んだあたり、結構強引なキャラ付けではある。

・文章で書いただけだが、実は水色という本作中でも珍しいド派手な髪色だったりする。地毛。

・『技能も身体能力も持っていないことをなじられ続けたアニィ』に対し、『技能はあるのにそれを認められないフリーダ』と、アニィと似た出自を持つ。

これはアニィの心が少しずつ成長し、誰かに救われる側から誰かを救える人間になりつつあることの表現。

・ちなみにこの文章を書きつつ調べた所、「high-rise」で高層建築物を意味するらしい。

名前の由来ではないけど、これはこれでフリーダに当てはまるとも言える。


●クラウディオス

・名前は「Cloud(雲)」から。

・フリーダの親友にして理解者。しかしながら使える魔術が「拡張」のため、フリーダの力になれず悩んでいた。

そこにアニィ達が訪れたことで転機が訪れ、フリーダを促す…という役目。

・本作ではパル&パッフと並んで出会った経緯が描かれていない。

裏設定等でも特に大きなイベントがあったわけではなく、ごく普通の親友というだけの話。

・使用する魔術が『拡張』のみということで、チームではもっとも戦闘手段に乏しい。

筆者自身がこの設定を決めた時点で、クラウの戦闘能力について考えていなかったのが原因。

結果としては体術にそこそこ優れているという程度に収まった。


●チャム・ネイヴァ

・名前は英語の「Chum(仲良し、友達などの意)」から。

・前作、前々作に引き続き登場したフニフニ鳴く毛玉との交流担当。幼女には毛玉を。

ラスボスの邪星皇の設定を進めるうちにアニィ達だけでの勝ち筋に迷った結果、このキャラクターも「ドラゴンラヴァー」になったという経緯がある。

しかしながら子供に戦闘能力を持たせるのも気が引けたため、『千里眼とその拡張』というチートじみているようで他に強みが無いという能力に落ち着いた。

・当初の年齢のイメージは8歳程度だったものの、どう考えても幼過ぎるのでとりあえず12歳くらい。ということにしておく。

・本作第十章はアニィの願いとネイヴァ姉妹の対立をテーマとしているため、パルと共に終盤近くで泣きを見ることに。

特に大気圏内に帰る直前は僅かな希望を正論でぶちぶち潰されるという、ある意味で作中最高にひどい目にあっている。


●アフタマイス

・名前は「After(~の後)」+「Mythology(神話)」で「神話の後」の意。

この本名は6章か7章を書いている頃に設定した物で、しばらくはフータのままだった。

アフタマイスという名前も「フータ」から逆算した物。おかげで劇中の命名の経緯はかなり雑に…

・前作、前々作に引き続き登場したフニフニ毛玉。本作では世界観の根幹となる重要キャラとなった。

・当初はあまり明確に決めていなかったものの、『創星の竜』という方向はふわっと決めていた。

第一章のモフルタイガーという動物『らしい』に対し、第二章の『図鑑で見たモフルドッグ』は、モフルタイガーという動物が実在しないという伏線。

・なお第十章での変化は復活といえば復活ではあるが、当然全力は出せない状態である。

全力を出したら話が終わってしまうから。


●ビッグワンハウス姉妹

・名前は前々作「ジュエル・デュエル・ブライド」番外編のゲストキャラ、大犬飼 モフ美から。

それにしてもモフ美の親はよくこんな名前を付ける気になった物である。あっ私か…

・長女から順番にモフミナーサ、モフミニェ、モフミーヌ、モフミネリィ、モフミノーラ。

当初モフミーヌのみ登場の予定だったものの、各地でアニィ達を支援するキャラの必要性を感じて5人揃えることになったキャラ群。

「モフミ」+「ナニヌネノ」で設定。

・この命名のせいで若干浮いてしまったというか、シリアスなシーンが台無しになった気もする。

・相方のモフモフ動物はそれぞれ以下の通りに設定。

チャウネン:「チャウチャウとちゃうねん」から

ポコマツ:タヌキのお腹の音+何か日本っぽい名前にしようと考えてたらフと思い出した「おそ松くん」から

ジャッキーチュン:ジャッキー・チェン+鳥の鳴き声から。

クマダモフスキー:雪国のクマでモフモフしていることから

ゴマリントン:「少年アシベ」以降定着したアザラシの愛称「ゴマちゃん」+「ブタミントン」の語感から着想

ポコマツは当初「タヌマ」という名前だったものの余りにもカタブツなので変更。

ジャッキーチュンは迷いに迷ってかなりテキトーに決めてしまった。


●邪星皇ゼルヴラド

・名前は「Self-righteousness(独善の意)」から。

・本作におけるラスボスで、キャラクター像は作品テーマである「自己の肯定」「自己の実現」に対するアンチテーゼから着想を得ている。

「生来の気質ゆえに自分以外を認識できない」「それが変化する可能性を自ら棒に振った」結果、自己肯定の化物となった。

短絡的にして合理的で、自身の考え(必ずしも『欲求』とイコールではない)には極めて忠実だが、長期的な目的および展望は一切持たない。

また自分以外を根本的に認識することができない。アフタマイスに対しても事務的に対処しているだけ。

・肉体変形のヒントになったのはAI動画で、『虫が裏返って別の虫になる』というシーンを見た時はこれしかないと思った。

本編を書いている時点では生成AIがまだ発展途上にあり、それ故に人間的な加減が難しかったためだと思う。

といったこともあり、書いているうちに何となく思考のタガが外れていった気がする。

・上記のキャラクター像は第8~9章あたりに定まったもの。そして描写に当たって細心の注意を払ったキャラでもある。

自他の境界があいまい、思考は合理的だけど他人をその範疇に含めていない人は実在しているため、そう言った方と混同しないようにとにかく気を付けた。

と私は思っているが、それが成功したかは少しわからない。御気分を害されたのであれば本当に申し訳なく思います…


●独立型邪星獣

全6体がごみに関する言葉から命名。それぞれ以下の通り。

ガ=ヴェイジ(第二章):「Garbageゴミ

ゾ=ディーゴン(第五章):「粗大ごみ」のもじり

ダス=ガーネ&ダス=ヴーネ(第七章):「Dustちり」+「可燃/不燃」のもじり

ヴァイ=ギフス(第八章):「廃棄物」のもじり

ズマス=ゾリゾ(第十章):「終末処理場」のもじり

最初は特に細かく決めていなかったが、ガ=ヴェイジの名前が決まってからこのようになった。



2.各章のゲストキャラ、地名・アイテム等


●2-1:第一章

・ヘクティ村:「僻地」から。ド田舎中のド田舎。村自体が極めて閉塞的。

ドラゴンに乗れることが常識の世界で、そんな常識を過剰かつ歪曲して神格化する行き詰った思考が蔓延している。


・アニィの家族:父オンリ、母アンティラ、姉ジャスタはそれぞれ「Only」「Until」「Just」から。

それぞれ「Only limit(限界)」「Until limit(限界まで)」「Just limitちょうどここまで」など、『行き詰まり』をイメージして命名。

なおあくまでキャラクターの名前のイメージであり正しい英文法ではない(多分)ため、実際の英会話では使わないように。


・ゲイス:「ゲス」から。

ある意味では村の風習の犠牲者ではあるものの、アニィ達(特にアニィ)を害した時点でそれは帳消しである。

第二章以降もちょくちょく出てきては情けない姿を見せる事実上のコメディリリーフであったが、第七章でイムリィに同行したことで本格的に転落していく。

当初ゲイスが単独でアニィ達を追う展開を考えていたものの、あまりに無謀なのともっと悲惨な目に合わせたいのとでイムリィを登場させることとなった。


・ティッチ・センティ:「Teach」+「先生」から。

村の大人では唯一の良心的な人物で、村でアニィ達が頼れる唯一の大人である。

第九章でおよそ10年ほど前にこの村での初めて教員として始めたことが明らかになる。

ゲイスの暴走を教訓として教育方針を決めた結果、劇中の子供達は良い子に育った。皮肉なものである。

ちなみに「世界中を一人旅」「格闘技とサバイバルの達人」などの裏設定があったものの、劇中には全く出なかった。


●2-2:第二章

・フェデルガイア連邦:「Federation(連合、連盟)」+「Gaia(大地の女神)」から。


・ランドコースト大陸:「Land(土地)」+「Coast(海岸)」から。


・港町シーベイ:「Sea(海)」+「Bay(港湾)」から。

住人が開放的な精神を持っているということで、海を意識して命名。


・厄介事引受人協会:何となく「冒険者ギルド」を使いたくなかっただけでの命名。

ちなみに本作の世界には、協会と別に冒険者ギルドの存在が示唆されている。


・マッスルサーモン:「クリスマスにはシャケを食え」のミームが頭にこびりついた状態で発案。

シーベイ名物だったものの、いつの間にやら連邦全体の主食になった事実上の準レギュラー。

何か色々な種類が出てきた。


・ワイルドローズベリーティー:コミック誌「百合姫ワイルドローズ」から。


輝ける鋼(グローリーメタル)顕現石(ルミナスクォーツ):なんかヘヴィメタルっぽい響きから命名。

前者はヘヴィメタルバンドGloryhammerの影響もあったかもしれない。


・ダイノシャーク&ギロチンラビット

前者はサメ映画感のある名前から何となく命名、後者は「モンティ・パイソン・アンド・ホーリーグレイル」に登場した恐怖の殺人ウサギのパロディ。

ゲーマーの方には「ボーパルバニー」の元ネタとして有名かもしれない。


・バンダル:「Vandal(野蛮人、暴力)」から。山賊じみた顔つきから命名。

気のいいおっさんで、町の協会員のリーダー格。高い戦闘力と指揮能力を持つナイスガイ。


・ヤード・パック:「宿泊」から。

商売人ではあるが、善意と柔軟性を持ち合わせるナイスガイ。

何となく「ドラゴンクエスト4」のトルネコみたいな恰幅の良いオッサンを想像しつつ書いた。


・スミス兄妹:姓は「Blacksmith(鍛冶屋)」、兄ランスは「Lance(槍)」、妹シィルは「Shield(盾)」から。

ファンタジーものには欠かせない鍛冶屋さん。

シィルはランスの無言の発言を逐一翻訳できる理解力を誇る。


・リーディア・マルシェ夫人:「Leaderリーダー」+「Marche(フランス語の市場)」から。

商工会長ということでこのように命名。

自分の息子や息子同然のドラゴンを喪いつつもアニィを励ます聖人。

その一方でアニィにやたらと入れ込んでおり、第三章では自分の立場を利用して事実上の脅迫行為に出た危険人物でもある。


●2-3:第三章

・城塞都市ヴァン=グァド:「Vanguard(最前線)」から。

専属の騎士団を擁し、いざという時はランドコースト大陸南部を防衛すべく真っ先に闘いに出ることから。


・火山島ボルビアス:「Volcano」+実在するベスビアス山脈から。

表記の通り火山島で、常に気候は温暖、海産物も豊富でレジャー向けの島。

ただし地下水は火山由来の物質が満ちた猛毒の水である。

ヒナの修業の場でもあり、プリスがアニィに初めて胸キュンした場所でもある。

周辺の海にはトロピカルマッスルサーモンが棲んでいる。トロピカっている。


・ヤマト皇国:「大和」から。

ヒナの故郷で、この手のファンタジーによくある極東のサムライ国家。

第三章ラストの解説は「ストリートファイター・リアルバトル・オン・フィルム」のキャラ、「キャプテン・サワダ」のパロディ。

モフミノーラはこの国にかぶれた話し方をするが、これは現実でいうとアルアル語のようなもの。

異国の文化がおもしろおかしくねじ曲がって伝わるのは、どんな世界でもよくあることである。


・ダナイト・オーサー:「騎士団長」の翻訳とアナグラムから。(団+Knight+長)

我ながらカタブツにしてイケオジっぽいナイスネーミング。

相棒のシルバーは「ハイヨーッ、シルバー!」がしたくて命名。

当初はアニィ達の仲間になる予定だったが、百合小説なので男性キャラクターの出番を減らさざるを得ず、やむなく騎士団長に変更。


・ダディフ・キャップ:「Duddy(親父)」+「Captain(隊長)」から。

騎士団長のオーサーより年上。年上の友人という一部の人に無茶苦茶刺さるタイプだと思う。

ヴァン=グァドの中年トリオの中ではもっとも話しやすい人物。


・アムニット:「編む」+「ニット」から。

服屋のくせにとにかく偏屈という、一般的に見ればかなり近寄りがたい人。

意外と運動神経が良いのは、実は元騎士団という裏設定があるため。

更に鉱石を布状に精製するという、本作でもトップクラスの謎技術を持っている。

本作で一番にアニィ推しになった人物でもある。

どうも作者はこの手の「偏屈だけど主人公への入れ込みが凄いおっさん」を書くのが好きらしい。


●2-4:第四章

・アグリミノル町:「Agriculture(農業)」+「実る」から。

アニィが病に倒れるという展開に合わせて設定した舞台。

当初農業で栄えている小さな町にする予定だったのが、どうしたことか傷病者の町になっていた。

まあ農業やってるんで嘘はついてない筈。


・マウハイランド山脈:「Mountain(山)」+「Highland(高地、高原)」から。

ランドコースト大陸を縦断する長大な山脈で、上記のアグリミノルのあたりまで含んでいる。

後に一部を切り拓き、南方へ向かう道路を建設する運びとなった。


・メディスリ草:「Medicine(薬剤)」+「くすり」から。

いわゆる薬草。しかし採れる場所はそんなに多くない。


・メイガン・ジョナ・ゴールディ:「恵み」+リンゴの品種「ジョナゴールド」から。

愛称「姫町長」あるいは「メグ」。本作における自治体の長の中では若い方。

名前は上記の農業の町の設定が出た頃に決まったもの。

これは第四章が当初の予定になかったストーリーで、かなり行き当たりばったりで設定を作ってあるため。

苗字も前作「爆装特警クィンビー」のキャラからのいただきである。


・バルベナ:名前および表皮の色はバーベナの花から。

姫町長ことメグとは恋愛関係にある。ツン10:デレ1億くらいのツンデレ。

口は悪いが、魔術が使えないのもあって本作のドラゴンでは最も戦闘能力が低い。

本作における『ドラゴンラヴァーの相棒ではないドラゴン』の実態を現わすキャラ。


・ニクラス・クリン

名前は「Clinic(医院、診療所)」から。

傷病者の町における唯一の医師。凡才を自称するが、医師としての腕は決して悪くない。

舞台に合わせて登場させただけのキャラだが、口調やらなにやら作者は結構気に入っている。


●2-5:第五章

・学園都市マナスタディア:「学び」+「Study(勉強)」から。

魔法学園を中心としてできた都市、兼ランドコースト大陸中南部の広域避難場所。

学生たちや避難者の安全・健全な生活のため、様々な設備を備えているという設定。


・ステイン・ロジィ宿泊所:「Stay(宿泊)」+「Lodge(山小屋)」から。

店名が店主のフルネームであること、宿の規模はシーベイのヤード・パック宿泊所と同じ。

店主はいわゆるイケオジ。


・グラップル=ドゥシィ:現実世界で言う握りずし。

上記ステイン・ロジィ宿泊所の食堂メニューの一つ。

ちなみにグラップル=メシィという握り飯にあたる料理もある。

訛り方としてはなかなかの勢い。


・カーミラフルーツティー:レズビアン向け雑誌「カーミラ」から。


・ザヴェスト・グレイデス:「The best」+「Grade(等級、成績)」=成績トップから。

研究チームのサブリーダーにふさわしい秀才としてのキャラ付けと命名。


・ドゥリオ・カーク:「努力家」から。

腰が低いおっとりした性格。チームの良心。


・シュティエ・リュカ:「集中力」から。

溌溂と明るく、感情表現がかなりはっきりしている。たまに毒をはくムードメーカー。


・ウィスティ:藤の花の洋名「Wisteriaウィステリア」から。

自身の努力で治癒の魔術を使えるようになった稀有なドラゴン。

ドラゴンだって勉強すれば魔術が使えるのである、という学校の在り方を表現したキャラ。


・ゴリアテさん:「ゴリラみたいな顔の当て馬」から。

典型的なチンピラ学生。

こんなんでも勉強すれば「魔法=独自に法則を与えた魔術」が使えるのだから、恐ろしいと言うか何と言うか。


・ケイジェル・ハイライズ:「Cageかご」+「Jail(刑務所)」から。

フリーダの父にして天空図書館の管理司書、そして不倶戴天の敵。

パッと見は良き父親であるが、実態は『良き父・良き家長』という周囲からの評価に酔った、自己愛の強すぎる自己陶酔人間(しかも自覚なし)である。

笑顔でフリーダを罵りあらゆる言動を否定したのは、要するに「普通のことができない不出来な子でも愛する『良き父』」を気取っているだけ。

しかしホモ化したのはやりすぎだったかもしれない。


・『熱きドラゴンライダーたち』

マナスタディア学園長が持っている絵物語の本で、天空図書館への通行証も兼ねている。

タイトルおよび表紙は山川純一氏の作品「熱きライダーたち」から。

内容は不明だが、青少年たちが気絶するような物語らしい。


●2-6:第六章

・鉱業の町マインホルズ:「Mine(鉱山)」+「掘る」から。

北方の大雪原を渡るにあたり、装備を整えるために立ち寄った鉱業の町。

当初の執筆計画には無く、展開に合わせて急遽設定した舞台。

劇中設定においては自治体の一つとは認められていない。

現実世界で言うと、鉱山周辺の大規模なベースキャンプのような扱い。

住人たちは素手で邪星獣と闘えるほどに屈強である。つよし。


・カーター・ド・ヤヴン:「ドカタ親分」のアナグラムから命名。

採掘業の現場監督にして町長。豪放磊落なオッサンのようで、実は思慮深く機知に富んでいる。

妻のカティアンとの軽妙洒脱な夫婦喧嘩ごっこを楽しんでいる。ラブラブ夫婦である。


・カティアン・ヤヴン:「カーチャン」から。

カーターの妻で町立病院の院長。肝っ玉母さん。


・ショーラ・ヤヴン:「将来の親分」から。

ヤヴン夫妻の娘。下記のフック・ヌーノの衣料品店に勤めている。

アニィ達の名前を店や街の宣伝に使おうとする、割とドライな性格。


・フック・ヌーノ:「服」+「布」および「縫うの」から。

ヴァン=グァドのアムニットとは犬猿の仲の職人。


・ウェア・ヌーノ:「Wear(着る)」+「布」および「縫うの」から。

ヌーノの息子。お気楽な性格だが、父親の理解者でもある。


・雪の町エクスマ:クリスマスの表記「X’mas」から。

協会支部と気象観測所や渡りの待合室が併設され、さらに雪原渡りのためにガイドドラゴンを雇った店もあるなど、雪原渡りの中核ということで色々揃った街。

建築物や屋台の出店なども、雪に埋もれないようドラゴンに乗った客に応対するため、床を高めに作られている。

豊穣を祈る祭日「エクスマ・フェスタ」が1ネブリス(1年)に一度開催される。

クリスマスが元ネタだが、シャケ(サーモン)派とチキン派は和解している。


・聖人サン・クラウザー:「サンタクロース」のもじり。

見た目やプレゼントを配って歩く役割も、ほぼそのままサンタクロースから。

「クラウザーさん」という呼び方は漫画「デトロイト・メタル・シティ」から。

地獄の人文字でもキメそうである。


・ネコモッチ:「猫」+「モチモチ」から。

怪物(モンスター)にはカテゴライズされない小動物。

炎の魔術を常に行使しており、密着した生物の体温を上げることができる。

ミア:ギリシャ語の「1」

リャン:中国語の「2」

ティン:ヒンディー語の「3」

フィエル:スイスドイツ語の「4」


・ポタリオ・ティンキィ:「お天気リポーター」から。

気象観測所の職員。語尾に「~だねえ」と付く、マッタリした独特な口調で話す。

90年代のポリスアクション映画のわき役に居そうなタイプ。

(わかるかなぁこの例え…)


・ジェミィ・カッコ:「Gem(宝石)」+「加工」から。

第七章に登場したキキィ・カッコの姉で、宝石職人。名前は第七章で登場。


・コモッコ:ロシア語で毛玉を意味する「комок шерсти(コモク・シェルスティ)」から。

超モフモフなガイドドラゴンで、不思議とアニィになつく。仕事はしっかりやる。


・ブロッサムジンガーティー:百合コミック誌「つぼみ。」から。


・アイゴール大雪原:「Ice(氷)」+「凍る」から。

大陸中北部の超広い雪原。ドラゴンがいても遭難するかもしれないほど広く、視界も悪い。

分厚い氷の下は超低温の水。

雪原に海洋生物が住んでいるなどのことから、かつて海か湖であった可能性がある。


・スノマ・トゥーリ:「雪まつり」から。

しかし街の名前はまさに名ばかりで、本編では邪星獣により壊滅状態。

潰滅後に協会支部と宿だけが再建されたものの、町自体はそれで復興したわけではない。


●2-7:第七章

・ジェネシエンド地下神殿・遺跡街:「Genesis(創世記)」+「End(終わり)」から。

本作において物語の始まりとなった遺跡。

ドラゴンが利用することを前提として作られているため、人間の居住にはあまり向いていない。


・ガヴァメジオ連邦共和国:「Government(政府)」+「Geo(大地)」から。


・イチマツ=ワカバ:数字の「1」および「若葉」から。

父の命令でヤマト皇国の軍隊に同行したサムライ娘。

第九章では領主=殿様の娘、すなわちお嬢様であることが判明。

ヤマト訛りの強い口調。しかしゴザル語ではないド田舎なまり。

デュエと恋仲になる。ロリ百合異国カップルバンザイ。


・デュエ・ブロッサ:数字の「2」および「蕾」から。

ワカバと同じく、父の命令でガヴァメジオ軍に同行したお子様騎士。

第十章で連邦共和国軍騎士団長の娘、つまりお嬢様と判明。

騎士の誇りは持っているが、まだ子供。

ワカバと恋仲になる。ロリ百合異国カップルバンザイ。


・トリブルム:数字の「3」および「開花」から。

地下神殿にてワカバ&デュエと友達になったオレンジ色のドラゴン。

最終的には2人を己の『ドラゴンラヴァー』とし、3人で魔術が使えるようになる。


・キキィ・カッコ:「貴金属」+「加工」から。

ニィザ&トト兄弟と並び、このエピソードを象徴するキャラクターの一人。

悲惨な体験の末に自分の意思で生きるか死ぬかさえ放棄し、避難後は最早生きた屍のように過ごしていた。

少々強引ではあった物の、生きる希望として第六章のジェミィとは姉妹という設定に。


・ニィザ&トト兄弟:「兄さん」と「弟」から。

ある意味でこのエピソードを象徴する兄弟。

他者を陥れて兄弟2人だけで脱出する計画を立てていたが、アニィとの邂逅によりニィザは改心。

独り脱出しようとしたトトは、失敗して無惨に死んだ。

なお、(作者が面倒くさがったせいで)命名されなかったキャラもいる。


●2-8:第八章

・医療都市ホスサイト:「Hospital(病院)」+「On Site(現場)」から。

中央の病院「ホスサイト医療厚生会館」には様々な診療科が揃っているほか、街には多数の医院、薬局、商店、義肢の工場がある。

アニィを邪星獣に変身する危険性を持ったまま政権都市に入れるわけにもいかないため、これまた急遽生やした設定。


・終末医療集落ウバスティン:「姥捨て山」から。

不治の病にかかった患者や余命僅かな老人が、死ぬまでに安らかに過ごせるように設置した集落。

当初はオーダムが運営していたが、居住者が減ったため運営費をカットされ続け、現在は居住者自身が管理・運営している。


・カプス・ドメッティ宿泊所:「カプセルホテル」+「ドミトリー」から。

カプセルホテルのカプセルを縦に詰め込んだ部屋、ドア無しの複数人部屋がある安い宿。


・ティア・アルカ・ハイドソン:「Tears(涙)」+「Arc en ciel(フランス語の虹)」+「Hide(隠れる)」から。

「涙雨の向こうの虹」というニュアンスでの命名。

本エピソードのキーパーソンということもあり、少々凝ったネーミング。

第九章の展開のために生やしたキャラでもあるが、第八章でもイイ感じに動いてくれたので作者のお気に入りキャラでもある。


・アンベル:「Amber(琥珀)」から。

ティアのことを任された相棒のドラゴンということで、自己主張は控えめに設定。

この作品のドラゴンが人間をどう見ているかを体現するキャラクターの一人。


・ハイアッシュ&オーディロン:それぞれ「Ash(灰)」、「黄土色」のもじり。

ウバスティン集落に住むドラゴン達。


・ナイア・カシン:「内科診断」から。

ホスサイトでのアニィの担当医。生えた話だから&内科医だからかなり安易なネーミング。

腕力は強いが、人の心の機微には少々疎い。


・ダットン・ハイドソン:「脱兎のごとく」+「Hide(隠れる)」から。

ティアの父親。脱走兵という当初の予定のキャラ像から命名。

当初第八章ではこちらを主軸とするはずだったが、アニィの描写を優先するため、名前はそのままに出番は娘のティアにゆずることに。


・ラスメント・ヤブッシュ:「ハラスメント」+「ヤブ医者」から。

本編に置いてアニィに否定をぶつける役目の老害。

国からのお知らせは読まない、アニィをただの化物と決めつける、街の老人たちをやたらひいきして若者を蔑むなど、かなりの老害。

こんな医師が現実にいないことを祈らんばかりの老害。


カプス・ドメッティ:上記宿泊所の店主。お疲れ気味だが実は気性が荒い。


ジャジン・ベスティグ:「Judge(審判)」+「Investigate(調査)」から。

不健康なので厚生医療会館に入院しつつ、邪星皇討伐軍入隊希望者の適正を審査している。

つまり、実は国家保安維持機構の職員なのである。

人員が足りないためであるが、もうちょっと人選をどうにかした方が…


●2-9:第九章

・政権都市オーダム:「王都」または「王国」+「Kingdom(王国)」から。

本作の舞台フェデルガイア連邦の中枢の都市。様々な施設が街に並んでいる。

厄介事引受人協会の本部もあり、ビッグワンハウス姉妹の長女・モフミナーサが務めている。


・バレリヴァー=ゲヴィン峡谷:観光名所「厳美渓(げんびけい)」から。

オーダムの東側にある深い谷。冷たい清流が谷底の川を流れている。

この谷を越えてさらに東に行くと、かつて学校区画だった森林と旧図書館がある。

作者的にも作中命名的にも、何でこんな発音しづらい名前を付けてしまったのか。


・プレム・ラクシアーナ宿泊所

オーダムでも最上級の高級宿泊所。

料金は現実世界で言うと1泊75万円という凄まじい金額である。貨幣が積み重なる幻覚。

それだけに内装もサービスも桁外れに豪華で、アニィ達はその中でも最高級の部屋に連泊することとなった。

支配人については下記を参照。


・バラドニスの夕べ:ゲイ向け雑誌「薔薇族」と神話の美少年「アドニス」から。

表面的には若年層男性支援組織、実際は若年層男性を商材とする売春斡旋グループ。

取っ捕まったゲイス君はご愁傷様である。


・シエフ・ライヒマン:「Chiefチーフ」+「Reich(ドイツ語の国、帝国など)」から。

フェデルガイア連邦首相。懐の深さとスキのなさを兼ね備えた辣腕の男。

ヴィジュアルを想像する時、どうしても寺尾聡氏になってしまうのはなぜなのか。


・オルダール・ド・フェンス:「Order(秩序)」+「Fence(囲い)」から。

オーダムの国家保安維持機構長官。劇中屈指の鋼メンタルの持ち主であるカタブツ。

執筆当時放送していたスーパー戦隊シリーズ「王様戦隊キングオージャー」の登場人物、ドゥーガがモデル。


・ギデオ・ステイトメン:「議長」+「Statement(国家)」から。

連邦政府議長。若干高慢ではあるが、オルダールと同じく善良な人物。

こちらもオルダールと同じく、「キングオージャー」登場人物のボシマール(※本物の方)がモデル。


・イネル・メディッシュ:「Inner medicine(内科)」から。

オーダムにおけるアニィの担当医。ホスサイトのナイアと同じく内科医で、研修医時代の同期。

ストーリー展開の都合上とはいえ、古銭の知識もあるなど、意外と博識である。


・プレム・ラクシアーナ:「Premiumプレミアム」+「Laxury(贅沢)」から。

上記プレム・ラクシアーナ宿泊所の若き女性支配人兼店主。モフミナーサとは友人。

普段は物腰柔らかで丁寧な口調だが、その実アニィ一行激推しの超絶ミーハー限界オタクである。

彼女がアニィ達を最上級の部屋に泊めたのは完全に私情から。これぞ公私混同。


・イムリィ・ニア:「Near」「無理」の2単語を含めた、「アニィ・リム」の逆さ読みで命名。

本エピソードのキーパーソン。元々はドラゴン乗りの名門の家の出で、アニィ誘拐計画の発案者。

極めて強い劣等感から国家を揺るがす犯罪行為に走った、ある意味でアニィがなり得たかもしれない人物。

逆さ読みの名前はいわばアニィの合わせ鏡であることの表現。

一方「無理」「Near」の2語には「どれだけ近付いてもアニィにはなれない」という意味が込められている。

似たような出自ではあるが、その卑劣さから、結局はアニィのようにはなれなかったのである。


・ウィゼル:「Wither(枯れる)」から。

本エピソードのもう一人のキーパーソンで、イムリィに付き従う老ドラゴン。

こちらは体色などがプリスと対になっており、イムリィと揃ってアニィ&プリスとの対比となるキャラクター。

イメージソースは番外編のモフミネリィのセリフで書いたような、「駄目な孫をどうしても見捨てられない老女」。

この心境に理解があるかどうかで評価の分かれるキャラではないか…という気がする。


・ファズミス・ニア:「Father(父親)」+「ニアミス(すれ違い)」から。

イムリィの父で、息子とは当然のように不仲。

現在はバレリヴァー=ゲヴィン峡谷東の旧図書館を買い取り、管理人をしている。

イムリィの名前を設定した後に思いついたキャラだが、われながらナイスネーミングではないかと自画自賛している。


※第十章は特に新規のキャラクター・地名等は出ないため省略



3.各章のサブタイトルについて


●全体

全て日本語+デタラメ込みの英語で構成している。

英語部分は恐らく大半が英文法的に誤っているので、マネはしないでください。


●第一章

プリスの別名、およびアニィとの運命的な出会いを現わしたサブタイトル。

英語部分は「運命の人」ならぬ、「運命の竜」。


●第二章

アニィ自身の事を表現したサブタイトル。

一度心が折れるも、依頼を抜きにして本格的に戦いを決意したお話。

アニィの魔術と本格的に闘いを始めたことから、英語部分は「水晶」+「救世主」。

ヘヴィメタルバンドCristal Viperの語感から思いついたかもしれない。


●第三章

ヒナ初登場回。

強い剣士、超音速のサムライというそのままのタイトル。

英語部分はヘヴィメタルバンドVictoriousの代表曲「Super sonic samurai」そのまんま。

超絶かっこいい曲なのでみんな聞いてくれ!

ちなみに本作の脳内OPはこれまたVictoriousの超絶カッコイイ曲「Dinos and dragons」。

超絶かっこいい曲なのでみんな聞いてくれ!


●第四章

プリスが自分の想いを理解する回。主にプリス視点で話が進む。

英語部分は「ドラゴン」+「幸福感」。

自分の想いを知ったプリスが受け入れ、温かな気持ちになるお話しなので。

ヘヴィメタルギタリスト、ヴィニー・ヴィンセントの曲「Euphoria」からの着想。


●第五章

フリーダ初登場回。

日本語とデタラメ英語部分を合わせ、天空図書館からフリーダが脱出までを表現。

「スゴイ子の目覚め」から英語部分を設定。

ヘヴィメタルバンドHammerkingの曲「Awaken the thunder」から着想。


●第六章

大陸の南北境界を越え、未知の雪原をこえて本格的に目的地に近付く回。

と同時に、アニィが初めて邪星獣変質の魔術を受ける回でもある。

日本語部分はほぼそのまま、英語部分は「幸せな夜明け(Happines+Daybreak)」と「幸せな日々の崩壊(Happines day+Break)」のダブルミーニング。

希望と絶望を合わせた皮肉なタイトル。我ながらナイスタイトリングである。

とくに第六章以降は何かの形でアニィへの否定を描いたのもあり、英語部分はある意味最適なタイトルとなった。


●第七章

なかなかタイトルが決まらなかったものの、希望を取り戻す者、他者を踏み台にする者を現わしたタイトルでまとまった。

英語部分は「祈る者達と咎人達」で、生きるために罪を重ねざるを得なかった飛散な日々の表現。

上記の通り様々な登場人物を現わしたタイトルで、特にニィザ&トト兄弟に当てはまる。

内容と合わせ、ヘヴィメタルバンドPower wolfの曲「No prayer at midnight」からの着想。


●第八章

今回一番テキトーに決めたタイトル。見たまんまで色々と悔いが残る。

本編との展開とは噛み合っているものの、正直安易さがぬぐえない…


●第九章

自身を肯定する勇気、邪星皇と闘う勇気を持つアニィ達とイムリィ一味の邪智暴虐の邂逅・対決を現わすサブタイトル。

英語部分は恐らく一番英語としてデタラメだけど、「さよなら、わたしの絶望」の意。

絶望先生とかは関係ない。と思います。


●第十章

第一章でのアニィの願いである、「プリスと一緒に飛びたい」を現わしたタイトル。

英語部分は「ドラゴンと愛しき人」で、本作のタイトルほぼそのまま。

日本語部分は邪星皇戦の最後の一撃、そして仲間達の許に飛んでいく2人のダブルミーニング。



あとがきを書いているとは前回書きましたが、全くまとまらないのでこれにて完結とさせていただきます。

本作をお読みいただき、まことにありがとうございました。

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