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おこぼれに預かります  作者: すみ 小桜


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10/101

―10―絶体絶命

 『はじめまして』


 僕は、話しかけ見た。聞こえるかな?


 「………」


 返事がない。ただの……いや、聞こえてないみたい。


 「いつからそこにいたの?」


 うーん。困ったなぁ……。


 『聞こえてないし……。にげ……』


 「聞こえてるわよ!」


 え! じゃ返事してよね!


 『あ、そうなんだ。えっとね、ホーリーのちょっと前かな?』


 僕は素直に答えた。


 だって睨むんだ。僕にもホーリーしてきそうだよ……。


 「あなた、この男の仲間?」


 『まさか! 偶然、居合わせただけで……』


 本当の事だけど、僕怪しすぎるよね。


 「そう。じゃ、何しにここへ?」


 あれ? 信じてくれるんだ!


 『……光の玉を……』


 って、これじゃわからないか。


 「光の玉ですって!」


 あれ? お姉さんの足元光ってますよ!


 言ってはいけない言葉だったみたい! どうしよう!

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