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飽きない日々を求めて ~異世界で最強になってみた~  作者: 夢幻
4章 僕は世界を知らない(?~アルデオ)
35/89

えっ…知らなかったんですけど!

すみません、今回も短いです。

僕らはアギドさんのコミュ障(?)を克服した後、折角なので外で食事を摂ることにした。…4人で、ですよ。べ、別にメアのこと忘れてなんてないんだからね!

………(涙)


人族ということもあってかみんなが注目してるー

「おい、そこのエトノス!」

…というわけではないようだ。


5人の魔族が僕らの前にやってきた。

…なんだチンピラか。

僕とユウは5人さんと反対を向く。


「「………お前か!」」

「「「「「違えよ!お前らだよ!」」」」」

「「…」」


一度やってみたかったことが出来て満足である二人。…べ、別に貴方達を弄んでいるわけではないんだからね!


「…何か用ですか?」

「当たり前だ!お前らのような異民族をこんなとこにいさせたら何が起こるかわかりゃしねえ!さっさと立ち去れ!」

「…すぐさま襲ったりはしないんだな。」

「こんなとこでしたら酒が不味くなる!」

…真っ昼間に酒なんて飲むなよ。


「すみません、僕たちは追い出された身で行く宛がないのです。少しの間だけ、この街に居させて貰いたいのですが………ダメ、ですか?」

「ダメだ!」

「…」

やはり、こういうのはわかんないのか………ちょっと残念。


「じゃ、模擬戦をしませんか?」

「あ?」

「勝ったら、ここに滞在している間は衛兵として街の外の見回りくらいはします。ここにいるための制約として。…それでどうですか?」

「いらねえよそんなもん!」

「…じゃ、僕が知ってる人族のことをできる限り教える、ってことでどうですか?」

「…本気で言ってんのか?」

「ええ。」

「「…」」

「………やめだ、やめ!はぁ〜…。その言葉信じてやる。」

「話が早くて助かります。」


ほんと、話が早くて助かった。正直、力をみせれば少し収まるかな、って思えてきたから本気でやろうかな、って考えたところだったんだ。殺気で理解してくれて助かったよ。


「いいんすか、兄貴?」

「俺らでは無理だ。諦めろ。…それに、」

「それに?」

「正直、人族に興味があった。」

「…(ああ、そういうことか)」


心の声が手に取るようにわかるな(笑)


「…度胸試しか?」

「そうなところだ。俺はゲインだ。よろしくな。」

「アキだ。よろしく。」

握手をした。….ここでもそれは通じるんだな。


「さっき言ってたエトノスって何なんだ?」

「異種族のことをエトノスって言うんだ。…当たり前だが悪口でしか基本使われない。」


エトノスは、ギリシャ語で民族って意味なはずだ。…近いようで遠いよな。


…一番気になることを聞いておこう。


「そういや、ここって城下町って話を聞いたんだが………見た感じそのように見えないんだが…」

「…どこからそんなこと聞いたんだ?」

「俺の横にいる男から。」

「…ユウだ。」

「おう、よろしく。…どこでその話を聞いたんだ?」

「…自分で調べたんだ。本とかで。」

「…お前、箱入り娘、ってやつか?」

「…男ですけど、ね。」

「ここが城下町だったのは五百年前までだよ。」


「「………は?」」


「ここは、単なる小さな町の一つだよ。」


えっ………知らなかったんですけど!

最近、全然思いつかない。

こんなんで、面白いのを作れるんだろうか?…無理ですね。

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