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番人達が姿を現した道を進むと、うっすらとした光に照らされた部屋に出た。天井を突き破って延びた太い木の根を見上げると、この上に神殿の北側を覆う森林があるのだと理解できた。壁を伝う太い木の根の陰には、掠れた壁画があった。
太陽を背に開かれた本、それを守る六人の騎士、祈りを捧げる人々の姿。
「見て、さっきの門番たち、あそこからきたんだ」
スコットが部屋の両側の壁に交互に目をやった。
左右の壁際に三つずつ、太陽の彫刻が施された台座があった。シンはそれを一瞥し、壁に描かれた六人の騎士を見つめた。人々に崇められる六人の騎士が、太陽と魔法書を守る番人のように思えた。
「シン、ここここ! 鍵、早くっ!」
ケイティが壁画の中心に鍵穴を見つけ、嬉しそうにシンを呼んだ。
シンはポケットにしまっていた金の鍵を取り出して、慎重に鍵穴へ差し込んだ。
鍵が吸い込まれるように鍵穴に納まると、錠が解かれる音がした。
すると、壁に一本の光の筋が走った。
壁は重たくゆっくりと、しかし音を立てることなく、両引き扉のように開かれていった。
三人は扉の向こうから差し込んだ眩い光に思わず手で影を作り、瞼を閉じた。
「・・・・・・」
三人は壁の向こうに広がった光景に、言葉をなくした。
2016/12/22 改稿。




