090 船がちょっと進化した?
アクセスありがとうございます。
夕食にクリームシチューを作って食べた。
圧力鍋がないので、水煮で手羽元を少し長めに煮て出汁をとって肉を柔らかくしてから野菜などを入れ、ホワイトクリームを別で作り、それを合わせてクリームシチューを作っている。
うん、美味かったよ。食べた後、シチューが冷める前に手羽元から肉を剥がしておいた。明日用のアレンジレシピは、骨がついていると面倒だからな!
その後は、テレビを見ながら、造船について調べてみた。やっぱり、配置の仕方はある程度決まっているみたいで、強引に配置するとどうやら船の性能が下がってしまうらしい。
ある程度決まった配置があるってことか。
ちょっとPKの事も調べてみたけど、思ったより情報が無かったって印象だ。どういう所を狙っているとか、被害額ランキングみたいなものくらいしかなかった。
有名PKになると、所有している船の情報なども晒されているが、初心者の俺からしたら、勝てる見込みのない船と装備だらけだったな。20隻以上所有しているとか、どんだけだよ!
そういう有名PKは、大半が無法国家に所属しているので、他の国家と隣接している宙域でしかお目にかかれないそうだ。
いや、会いたくねえからいいんだけどな。
お風呂に入りながら小説を読んだりして、のんびりと寝た。
次の日の朝食は、昨日と同じで食パンにシチューをかけてチーズをのせて、トースターで焼いたものを食べた。レトルトとも違って美味かったぜ。
時間的には、修理が終わっているはずだな。
ギャラクシーオンラインの世界にログイン……ダイブすると、見たことのない部屋で目を覚ました。
側にはメイがいたので問題ないはずだけど、ここってどこだろうか? メイが説明してくれた。
ここは、工廠の休憩室らしい。その中でもお客様用のお部屋なので、他より少し広く使い勝手がいいそうだ。俺には分からんけどな。
修理も終わったようで、セバスから連絡が入ったそうだ。ほとんど新品と変わらない状態まで、キレイに仕上げてくれたようだ。
主砲とかも直してもらえてよかったけど、あの主砲って試作品なのに軍の工廠で簡単に直せるものなのだろうか? そこらへんは、ゲームの強制力が働いたって感じかな。
船に戻るまでの間に、変わった点があるか確認したところ、シールド発生装置を一部交換したと報告を受けた。
主砲の方に関して、流用できるモノがあったらしいのだが、シールド発生装置に関しては、流用できるモノがなかったらしい。
ただ、シールド発生装置に関しては、クラス4相当に大きな物だったので、軍用グレードに乗せ換えるだけで済んだそうだ。
……だけっていうけどさ、軍用ってことはもともと搭載していたより、かなり性能がいいはずなのに、何で載せ替えてもらえているんだ?
持ち帰ったPKの船に、レアな素材があったらしく、その所有権は撃沈した俺たちにあったそうで、それと引き換えに最新型のシールド発生装置を積んでもらったのだとか。
一応、お金というか物々交換で手に入れているとはいえ、色々と問題が起こる可能性があったので、軍の方が細工をしてくれたようだ。
どんな細工かというと、船を作るために準備していたシールド発生装置なのだが、諸事情により計画が廃止となり、余っていた装置を適正価格で、こちらに装備させてくれたという感じだ。
それをしても問題ないだけの貢献を、俺たちがしていたので、粗探しをされたところで何の問題もないようにしてくれたようだ。
レアな素材というのは良く分からなかったが、軍でも貴重な物だったらしく、極少量であったにもかかわらず、クラス4の最新型シールド発生装置と交換してくれたんだとさ。
あのPKだから、貴重な物を積んでいてもおかしくないのかな?
すぐに乗り換えるのに、クラス4のシールド発生装置と交換しても意味があるのか聞いてみた。
普通ならシールドは1枚しか張れない。だけど、抜け道が存在する。
シールドが1枚しか張れないのは、クラスが同じシールドだと、お互いに干渉してしまい無効化されてしまうのだが、クラスが違う物であれば、干渉されずに張ることが可能だ。
ただ、この方法が使えるのが、クラス2・5・8の船の大きさだけなのだ。この3つのクラスの船なら、1つクラスが下がっても、船を覆えるだけのシールドのサイズがあるので、シールドを2枚張れるというものだ。
ただ、下のクラスのシールドが内側に来るため、外側が主砲で割れてしまった場合は、ダメージを減らすくらいの効果しか得られない。
それなら、船のサイズは小さくともクラス3や6の船に乗り換えた方が、色々と融通が利くようなので、2枚張りする船は多くないそうだ。
だけど、軍用グレードであれば話が変わってくる。クラス4のシールド発生装置でも、クラス5に匹敵する性能を持っている。
ということは、クラス5の船のサイズでクラス5のシールドが2枚になるのだ。クラス6までとは言わないが、かなりの防御性能になると判断して、メイとセバスが載せ替えにゴーサインを出したみたいだな。
うん、ビックリするくらい船が強くなっていくのだが、どうすればいいのだろうか?
一番質が悪いのは、乗り換える船が合成船というところだろうな。合成船でも最高クラスの性能を有していることになるから、鹵獲できない強力な船ということになる。敵にしてみたら、理不尽としか言いようがない。
でも、クラス5の合成船に乗り換えた場合、アステロイドベルトには入れなくなるよな……仕事できる場所が減ってしまうが、どうするべきだろうか?
お金を稼いで、クラス2~3の船を購入するべきだろうか? 中古であれば、そこそこの値段で作れるようだし、今度検討してみるか。
コクピットに戻ってくると、何故かホッとするな。
「ご主人様、荷物が届いているとのことなので、倉庫へ確認しに行きませんか?」
隣からメイにそう声をかけられた。
この数日で手に入れた船や装備が、倉庫に届いたそうだ。
まぁ、新しく船を作るにしても、今回の件でお金がほぼゼロになってしまったので、また稼がなきゃいけないんだよな……
「次に手に入れられる船を考えながら……目標を定めて頑張るのもいいかもしれないかな。じゃぁ、セバス、倉庫まで船を移動させてもらっていいかな?」
「了解です。発進シークエンスを開始します」
セバスにすべてを任せて、食事をとることにした。
数日食べていないので、かなりの空腹値を示していたので、慌てて準備をしてもらっている。
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