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大宇宙時代☆ギャラクシーオンライン☆  作者: AN@RCHY


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45/140

045 頑張りますかね

アクセスありがとうございます。

 今回の目的地となるコロニーもHK7784と同じで、小惑星から資源を採掘して精錬するコロニーだ。正確に言えば、その作業員たちが生活するコロニーだな。


 機械化や優秀なAIがいる世界なので、危険な現場で働いている人は少ないと思っていた。


 機械では判断しきれない問題を解決することは知っていたが、掘削の前線で指示を出している人もいるとは知らなかった。


 実際に掘削をしているのは単純作業の可能なAIだが、その指示を出しているのは、現場の人間らしい。


 安全に配慮していても怪我はつきものだし、数万人単位で生活をしていれば、さすがに何かしらのトラブルは起きるものだ。


 自動化が進んでも人の手が必要となる作業は無くならないようで、そういう部分には怪我がつきものだったりするんだな。他にも、小惑星に隠された病原菌とかもあるようで、それに備えた医療物資が必要なんだとか。


 何事もなく目的地のコロニーに到着した。


「でっかい船だな……」


 コロニーに横付けされたデカい船を見て出た、ボキャブラリーの無い感想だ。


 だってさ、俺が泊めるポートだって宇宙船が停泊するから広いのよ。だけどさ、そのポートを丸々と飲み込んでも余りあるサイズの船が、コロニーに横付けされてるのさ。こんな感想にだってなるわ。


「コロニー内では、基本的に食料の生産は行っていませんので、外から持ってくるしかありません。非常食のフードカードリッジは、半年は生活できるように常備されていると思いますが、食料は大切ですからこうやって、大きな船で一度に運んでくるそうです」


 よくよく話を聞いてみると、この大型船はコロニー所有の物らしい。それでもコストがかかるので、普段は防衛戦力と精錬施設としてコロニーの近くに停泊しているらしい。


 この大型船、ただの輸送船じゃなくて、多目的船だったみたいだな。


 防衛戦力としての大型船だったら、食料を仕入れに行くのはまずいのでは? とも思ったが、しっかりと他の戦力も備えているし、仕入れに行くスパンは、2ヶ月に1度くらいで頻度は多くないそうだ。


 2日で往復できる距離なので、その間は警備の人員以外は完全に休みになるらしい。ちょっとした祝日みたいな感じだな。


 首都星でも4時間もあれば往復できるけど、ここの船は何処に買いに行っているんだろうな?


 すぐに答えは返ってきた。


「発展途上にある星が中心です。それに、積み込むのに時間がかかるだけで、移動自体にはそれほど時間がかかっていません」


 だとさ。それもそうだな、これだけ大きな船に積み込むのだから、色々と時間がかかるんだろうな。俺の小さな船とは話が違ったわ。


 首都星に行かないとはいえ、医療物資や食料を買い付ける星まで運んでおいてもらえば、困ることはないのにそれもできないのだろうか?


 普段はそうしているが、地球でいうインフルエンザのような感染症が広まってしまい、医療物資の補給が急遽必要になったため、依頼が出ていたそうだ。


 積み込む時に、医薬品ってあったけど、あれが薬ってことかな? アンプルに入っている液体で、スキャンの結果グリーンだったので問題ない物だったはず。


 ギルドの人にいいように使われているけど、経験を積むためにこれはこれでありなのかな。


 滞りなく物資の交渉が終わり、そのまま引き渡しが行われる。


 俺はその間に、このコロニーで購入できるレアメタルを確認し、ペイロードいっぱいに船へ積み込んだ。もちろん購入したのは、ギルドで教えてもらったレアメタルだ。


 さすが首都星というべきか、リアルタイムとまではいわないが、国のほとんどの情報が集まってきているんだろうな。こちらの欲しい情報を的確に出してくるのだから、乗せられちゃうんだよね。


 本来であればお金で情報を買うのだが、ギルドの受付は独自に情報を流す権限があるらしく、今回であれば物資を運んでほしいため、情報を無料で提供してくれたかたちだ。


 この権限は悪用すれば奴隷落ちなので、慎重に扱う必要があるんだとさ。


 俺は知らなかったけど、受付って新人の仕事かと思っていたが、この世界ではある程度経験を積んだ職員の中で試験に合格した人がなれる、ギルドの中では花形のポジションらしい。


 荷物を積み終え次の目的地へ。



 移動中の暇な時間は訓練に当てようと思い、シミュレーターを起動する。およそ3時間で到着するらしい。


 ひたすら的当ての訓練を続けていると、何となくコツが分かってきた気がする。


 主砲の可動域は広くないので、微調整にしか使えない。基本的な射角の調整はスラスターで行うということだ。


 湖に浮かんだ船とは違うが、船を回転させれば慣性が働くので、しっかりと動きを止める必要がある。止めた瞬間だと照準がぶれてしまうので、一呼吸おいて撃つと当たりやすい。


 人によって感覚は違うだろうが、俺にはこのやり方があっている。


 ただ射撃訓練していて思ったことは、この訓練の前に操船訓練の方が大切ではないだろうか? スラスターの微調整などは、慣れる以外に無いと思うからな。


 コントローラーによる完全制御ができれば、もう少し射撃の速度があがるはずだ。


 他の人は知らないが、FPSゲームをする時って、自分が操作しやすいようにボタン配置を変えるんだよね。知り合いにそれを話すと、珍しいボタン配置と言われることがあったけど、自分のやりやすい位置だからしょうがないよな。


 キーマウの方が照準をつけやすいんだけど、移動に使うWASDが苦手だから、射撃が苦手でもコントローラーを使ってたりするんよな。


 改めて、ボタン一つひとつの挙動を確認していく。スラスターを使った時の挙動などもしっかりと覚えていく。


 スラスターを使い続ければ加速するが、そうすると止める時に時間もかかるし無駄なエネルギーも消費する。初動のスラスターを強めに使い慣性で回転しているのを、相殺するようにスラスターを使う形で止める。


 俺の命中率が低かったのは、スラスターの使い方が悪かったのが一番の原因だろう。砲撃訓練の方法として紹介されていた内容でも、俺と同じスラスターの使い方をしていた。


 俺と同じっていうと、語弊があるな。俺が一番初めに発見したみたいだけど、この動画は半年も前に公開されているから、少なくとも俺より半年は先輩だぞ。


 動きながらの砲撃の解説もしているが、今はまだ早い。まずは止まっている状態での射撃を完璧にしないとな。


 そのためにまずは、船の操船が上手くならないとな。


 上達しているのか分からないが、色々な動作を試してみた。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

ブクマや評価をしていただけると幸いです。

これからもよろしくお願いします。

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