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大宇宙時代☆ギャラクシーオンライン☆  作者: AN@RCHY


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163/271

163 君たち気合入ってるね

アクセスありがとうございます。

 ギャラクシーオンラインへログインすると、いつもと違う風景だったので違和感があったが、近くでメイが待機していたので、いつも通りの感覚に戻った。


 移動するためにオペレーターへ連絡を入れ、移動の間に船の事について簡単に聞くことができた。


 アンナさんが設計してくれた戦闘船は、人間が操縦することが前提の船だったため、それとは別にアンドロイドのメイやセバスが使う、専用の装置を特別に組み込むことが大きな変更点だった。


 ん? 君たち、この船を動かして何をするつもりだ? 機械生命体は、積極的に戦闘をしないはずじゃなかったか?


 マスターである俺がいること前提だが、俺が指揮を執って宙賊を狩ったり、自衛したりする分には機械生命体の制限にかからないそうだ。


 それに、俺がいない時に運航していて、宙賊に襲われた場合は基本逃げるか、最悪撃退する必要も出てくるので、そのために人間用の操縦桿だと不便だからということで、専用の操縦席を発注したそうだ。


 あ~、まだ発注をしただけで、設置は出来てないのな。


 いくら軍であっても、艦の運航まで機械生命体任せにはできない決まりなので、こういった特殊装置は置いておらず、機械生命体のラボから取り寄せる必要があるんだとさ。


 自分たち用にチューンナップされた操縦席で、思考だけで運転するタイプのようだな。


 どういう訳か、クラス5の船にもその操縦席を導入するようで、予定外の出費があったようだが、シナリオイベントで稼いだお金の5分の1も使えていないので、まだまだ余裕がある。


 だからといって無駄使いするつもりはないが、もう少し船の装備を充実させたいところだ。


 クラス5の船には、戦闘用ボットを乗せるつもりだったが、戦闘船のメンテナンスの事も考え、割高にはなるが換装できるタイプの汎用型ボットを多めに購入することにした。


 ちょうど、デッドスペースになっていた所に、ボットの待機場所を作ることができたので、改修の手間とお金がかかったが、船倉などを圧迫することなくて助かった。


 ここまで大きければ、ボットの待機場所なんて誤差のようなものだけど、無駄が少ないにこしたことはないからね!


 汎用型にした理由は、大きく分けて2つ。


 1つ目は、メンテナンスのためというのもあるが、汎用型は戦闘用に比べ細かい動作や作業が得意なのだ。その分複雑な造りになっているので、同性能の装備をさせるとかなり割高になってしまう。


 ただ、器用な事には利点があって、専用の武器でなくとも使用が可能だったりするのだ。汎用型はパーツによる拡張性が広いのが特徴だからな。その分お金も装備も必要になるけど、直接指示ができるメイとセバスがいるから、更に汎用性が高くなっている。


 2つ目は、陸戦の戦闘要員がうちにはいなかったので、その代わりとして使える汎用型は人手不足のうちにとっては助かる。


 戦闘用の場合はメンテナンスの関係上、基本的に揃った装備……多くても前衛と後衛の2種類であるが、汎用型であれば用途によって装備を付け替えればいいので、装備を揃えられるという前提はあるが、かなり便利な存在だ。


 船の中の戦闘で、何種類も装備が必要になる状況は無いだろうけど、適性に合わせた装備を選べるというのは、かなり大きい。


 


 戦闘船に到着するとセバスが待っており、俺たちの事を迎え入れてくれた。


 最近言ってなかった、ただいまという言葉が自然と出てしまうくらいには、セバスたちに気を許しているのかもしれないな。


 ゲームでプレイヤーでもない相手に気を許すって変な感じがするけど、素直な気持ちで言ってしまいなんだか照れ臭い。


 俺は先ほどの話で一番気になった、アンドロイド専用の操縦席というものだ。


 宇宙船のブリッジは、機動戦士なんちゃらの母艦をスケールダウンした、広々としていて中心に俺の座る椅子がある感じだ。


 それに対して、アンドロイド専用の操縦席は、コクピットのようなイメージといえばいいのか、そこにゴッツイ椅子が置かれていて、ごてごてとコードが張り巡らされており、キーボードに似たナニカが3個ほど設置されている。


 常人が使うのは無理だと見た瞬間に理解した。


 首と腰のあたりに透明なカバーで覆われていて埋め込まれている、プラグのような物が設置されていた。これが何なのかと思ったら、アンドロイドなどが持つ外部と接続するための装置みたいだ。


 これで接続すると、船のシステムを完全に掌握できるようだ。例えば、同レベルの陽電子頭脳未満であれば、一生かかってもシステムを奪い取ることができなくなるくらいには強固な防壁になることもできるそうだ。


 船内を張り巡らしている電波で、電波の受信が可能なボットたちを操縦することが可能らしい。


 船内に限って言えば、最強に近い能力を発揮できるという事だな。


 まぁ、相手がこちらの用意した装備やボットの攻撃が通じない兵器を持ち出した場合は、どうにもならないのは仕方がないだろう。その兵器も、スタンドアローンではなかった場合、乗っ取ることができる可能性が高いんだとか。


 特殊なスターターパックを買ったからといって、ここまで優遇されていると正直リアクションに困ってしまう。


 後で知った事だが、俺がここまで順調にお金を稼げていたのは、奇跡に近い偶然の賜物だとのことだ。これはある意味理解していたが、本来であればいくら高性能のアンドロイドがいたところで、拠点船の撃破と工廠の鹵獲は不可能に近いそうだ。


 同じような戦果をプレイヤーが上げるためには、1人でクラス8以上の船を所有して、船団を組めるような資金力のあるプレイヤーがチャレンジするくらいの難易度だ。


 高性能のアンドロイドが2人いたから、難易度は下がってはいたが……それでも拠点船を撃沈できたのは、本当に運が絡んでいた。



 まぁ、ブリッジの景色は専用の操縦席が威圧感を放っているが、それ以外は今まで使っていたものとほとんど変わりないモノだった。


 あの実験船も、元をたどれば軍の試作機のような物なので、似たようなブリッジが用意されるのは当然の事だった。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

ブクマや評価をしていただけると幸いです。

これからもよろしくお願いします。

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