↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
11/11

一章-第四話 更なる転移者・真相・異変 Ⅰ

 龍火は風呂から上がり、彼女を自分の個室で寝かせた

寝たことを確認すると、アストに質問した

「ねぇアスト……この星の人間が絶滅した理由を知ってる?」

 龍火がどんなに考察をしても、『なぜ人間だけが絶滅したのか』と言うことに謎が出る

そのことをアストは知っているのか、それを確認したかったのかもしれない

『すみません、それは私にもわかりません』

 残念ながらアストにもわからなかった。それもその筈、アスト並びにレイネストは二週間前に起動したばかりなのだから

「やっぱり……そうだよねぇ…これは手詰まりってやつ?(-ω-;)」

『しかしながら、10年前一度だけメッセージを受け取った事があります』

「誰から?そのメッセージの内容は?」

『送り主は不明。内容はただ一言、「すまない」と』

-「すまない」?誰が何に何を謝ったんだ?-

 メッセージの事で一晩考察した


 次の日リーダー5人をDRに呼び、会議を開いた

「今後のことについて会議したい」

「内容は?」

「三つかな?

 まずは体力作り。生きていくためにそれなりの体力が必要となるから

 二つ目は付近の探索だ。これは安全に宇宙にいくために生物などの調査

 三つ目はとある場所の探索」

「とある場所?」

「あぁ、アストは一度メッセージを受け取った事がわかったんだ。その送信場所を調べる」

 この星の住人が何に謝りたかったのか、10万人も入れるこの船がなぜ必要だったのか……それを現地で知りたい。それが龍火の気持ちだ

「探すのはいいが、その送信場所の特定はできているのか?」

『それは私の得意分野です

現在逆探知をしております。お任せください』

「了解、んじゃ俺らAチームが探索に行くとするか」

「いいの?」

「戦闘機の使用許可を、隊長」

「危険だけど……そんなこと言ってる暇はないかぁ。わかったいいよ」

「んじゃ残りの俺らは体力強化でもすっか」

「Dチームは前に見つけた街を調べて来てくれる?」

「おん、分かった」

 会議はすんなりと終わり、各自の分担が決まった。早速A、Dチームは探索へ

Aチームは龍火たちが最初にいた洞窟の方に、Dチームは以前見つけた廃墟と化した街に飛んだ


 珍しくやることがない龍火は、戦闘機とジープもどきの整備をしていた

大和たちが出てから1時間後、Aチームから連絡が入った

内容は龍火たちが初日にいた洞窟の入り口に複数の人間が助けを乞う姿を発見したとのことだった

 大和たちの今使っているのは小型機、人を救助者出来るものではない

しかしあの洞窟にはあの獰猛な恐竜がいる、放ってはおけない。そこで龍火はトレーニング中のチームに出撃を要請した

「Bチーム、5番機6番機を使って救助に向かってくれ!一応航空ヘルメット被っとけよ!」

『了解した!』

 海斗他Bチームはすぐに救助へ。洞窟にいた人数はざっと見ただけで60人以上はいる

遭難者は抵抗せず戦闘機に乗った

「救助者の救助完了!」

『了解、AチームBチーム全機帰投せよ!繰り返すAチームBチーム全機帰投せよ』

 大和と海斗は龍火の命令に従い、帰投した

大和たちが帰投し、龍火たちが救助者を戦闘機格納庫で出迎えた

相手は警戒した、突然謎の施設に運ばれたのだから。龍火、おそるおそる近づき、話しかけようとする

-日本語でしゃべるのかはたまた英語か……それとも誰も知らない言語か-

 言語がわからない以上対話は難しい。すると救助者の一人が近づいて来る

「お前、まさか龍……なのか?」

「咲斗!お前なんでこの星に?」

 近づいてきたのは、龍火の友人の咲斗だった

「この星ってお前……ここは地球じゃないのか?」

「あぁたぶんね、地球にはいない生物がいるから」

 龍火の言葉に、咲斗も他の救助者も驚いた。落ち込む彼らを励まそうとする真人たちだが、かける言葉もない

ほんの数週間前、自分達も同じ状況だったから

すると颯太たちDチームからも連絡がきた

「救助者の数を調べて、たぶん俺たちの学校の者だから今いない者も調べられるはず」

 そう伝え、DRに行き颯太と通話した

「こちら龍火、どうした?」

『おーつながった』

「用件をさっさと言って!こっちは新たな転移者が現れて大変なんだから」

『はー!?新たな転移者?

 事情は後で聞くとして、この星の学校を発見した。この星の教科書を持って帰る

後、色々物資も持っていく』

「わかった、日が暮れる前に帰ってきてね?」

『了解了解』

  通信後また大和のところへ行った


 大和に近づくと、救助者の数の調査が済んでいた

龍火の言った通り同じ学校に通う者たちだった

当然彼らの名前もわかった

男子

咲斗《さくと》 新太郎《しんたろう》 新助《しんすけ》 イヨ

水留《つづみ》 莉音《りおん》 風夜《ふうや》 トム

和正《かずま》 緋雅《ひが》 樹《いつき》 晃《ひかる》

新《あらた》 泰生《たいせい》 透《とおる》

朝輝《あさひ》 瑛大《えいた》 彼方《かなた》

太一《たいち》 マイク 聖人《まさと》 空良《そら》

潤《じゅん》 健介《けんすけ》 義弘《よしひろ》 夏生《なつお》

歩《あゆむ》 凛太郎《りんたろう》 晴哉《はるや》 匠《たくみ》

秀治《しゅうじ》 敏樹《としき》 昌哉《まさや》 当真《とうま》

智之《ともゆき》 泰介《だいすけ》 裕希《ゆうき》

女子

咲月《さつき》 シャーロット 小町《こまち》

美智《みち》 彩花《さやか》 初代《はつよ》

瞳子《とうこ》 優理花《ゆりか》 有紗《ありさ》

日和《ひより》 杏奈《あんな》 凜《りん》

亜海《あみ》 沙羅《さら》 詩乃《しの》 雪乃《ゆきの》

麻衣《まい》 葉月《はづき》 夏帆《かほ》

莉乃《りの》 椿《つばき》 夕美《ゆみ》

彩実《あやみ》 美沙子《みさこ》 小夜《さよ》

葵《あおい》 エマ 爛《らん》 登水《とみ》 麗華《れいか》

楓《かえで》 朱鳥《あすか》 薫風《かおる》 栞《しおり》


 その日の夜、龍火は緊急の会議を開いた

メンバーは龍火、チームリーダー5人と新しく転移した咲斗、咲月、イヨ、昌哉、裕希だ

「さて、まずは咲斗たちからなんか質問ある?ないわけないよね…」

 当然のごとく、彼らはまだこの星に転移されて日が浅い。少しでも安心させるためだろう

咲斗が質問する

「まずはこの建物はなんだ?そしてここにいる人間はお前らだけか?

あとこの星は本当に地球じゃないのか?」

 この質問は龍火たちにとっては普通だろう

「この建物はレイネストっていう船だ。で、ここにいるのは我々2組のみ

そして現時点ではこの星は地球ではないと推測してる」

 光輝が回答した。3人は互いに見つめあった

 これは夢だ、悪い夢だそう思っていた彼らだった。突如として突きつけられる恐ろしく辛い現実……。安全が保障されていない未知の星

「咲斗お前はこの現実をどうする?」

「もう受け止めているさ、受け止めるしかない。それにあの頃よりマシな方だ」

 彼にも暗い過去がある……がそれは今は置いておこう

「んじゃ今後の方針を少し変えよう

 最初に今回来た一組と三組の体力測定をし、それに基づいたチームを作る

AチームDチームBチームはその計測、並びにチーム分けを頼む

それとCチームEチームは明日の探索に行ってくれ」

「「「了解!!」」」

 今の彼らはギニュート戦の頃と違い、たくましく団結していた


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。