72話 課題
短めです
大和達が帰還した後、陽も帰還し、小夜子の治療の取り掛かった
「私は君の眼を治せるが、君は人ではなくなってしまう。
後悔するかも知れない、それでも良いかい?」
「はい、もう、わたしには帰る家など在りませんから。
ここしかもう居場所が無いんです、役に立てるなら例え永遠の孤独でさえも受け入れます。」
「そうか、なら君を治療しよう。
そして今日からはここが君の居場所だ。」
そう言って陽は菖蒲に鎮痛剤を渡すように頼んだ
「彼女は子供ですよ、危険が伴います。」
菖蒲はそう言って反対したが、陽は治療には激痛が伴うと言って受け取った
「眼を閉じて受け入れろ。」
陽はそう言って小夜子に妖魔の血を流し入れ、両目を掌で覆い魔力を流し入れ、治療を開始した。
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「どうでしたか?」
陽が部屋から出ると陰が聞いてくる
「問題なく終わった。
しばらく安静にする必要がある。
それは良いとして話がある、皆を集めてくれ。」
そう言って陰に皆を集めてもらい、陽は話し出した
「国に仕えている者達が呪術で縛られている事は既に話したな。
実は私にも一つ課せられている、その内容は『国にとって最も価値のある事をする事だ。』
それを利用し、私はこれまで一緒に来た。
だが、螢と私が会ったら命令を改ざんされる可能性が高い。」
「それでどうしろと言うのだ?」
怪訝そうに大和が聞く
「解っているだろう?
かかってこい、私を倒して呪術を解いて見せろ。」
そう言って陽は刀を構えた




