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魂の成長

まだ何色にも染まっていない子供たちの魂!


少しずついろんな色に染まっていく!


子供たちは大人たちを完璧な人だと思っている!


だがだんだん見なくていいものが目に入ってくる!


大人たちは言う!


明るく挨拶しなさい!

みんなで協力しなさい!

人の嫌がることを進んでやりなさい!


言っている大人たちは


朝起きても不機嫌そうな顔をして挨拶もしない!


協力しあうどころか争うことに力を注ぎ込んでいる!


仕事でも楽することばかり考えている!


そんな言われていることと目に入ってくる情報が違って来ると無意識のうちにストレスが溜まってくる!


そのストレスが表面化したときが反抗期である!


陸上競技でがんばる唯ちゃんは大人たちの言うことに応えようとがんばっていた!

唯ちゃんに目標を聞いた!


「オリンピックにでます!」


言葉を出した方向に人生は進むようになっている!


散歩していたらいつの間にか富士山に登っていたなんてことは有り得ない!


富士山に登りたい!という言葉がでると富士山に登るのに必要な情報がやってくる!


その情報が貯まってくると行動に移る!


そしてある日チャンスがやってきて目標を達成する!


唯ちゃんにもオリンピックにたどり着くための負荷がかかっていた!


そんなある日、唯ちゃんの母親から電話があった!


この間、親子ケンカで唯ちゃんに暴力をふるわれた!という話しだった!


唯ちゃんもやるなぁ~と思いながら久しぶりに愚痴を聞く覚悟をしていた!


しかし気が強くなったと母親は満足げだった!


さすがオリンピックを目指す親子だと思った!


それから一年半の月日が経っていた!


唯ちゃんは苦手な種目をやらされていた!


唯ちゃんが通っているクラブは中長距離の選手を育てるのが上手かった!


唯ちゃんは短距離向きだったが中長距離をやらされていた!


母親は何度も短距離をさせてくれと頼んだが聞いてもらえない!と愚痴っていた!




人は苦手なことをやらされている時はかなりのストレスが生じる!


唯ちゃんは過度のストレスと疲労感でトレーニングに来ては何もやっていないのに泣くことが多かった!


そしてある変化が出始めていた!


男の言うことと紹介した治療院の先生の言うことの違いで心と体に迷いが出始めていた!


本人には自覚はないが競技のパフォーマンスが低下していた!


ずーっと大人の言うことを一生懸命やり続けてがんばってきた唯ちゃん!


男は決断をした!


「唯ちゃん!今度の大会までトレーニングは止めよう!今は体の疲労感と痛めている所を回復させて大会に合わせよう!」


唯ちゃんは少し黙っていたが帰って母親と相談すると言って帰って行った!


見離されたと思うかもしれないがトレーニングに来た時間で心が弱くなるより少し離れて自分で考えることにかけた!


週三回もトレーニングに来ていたので全く来なくなるのは収益でもダメージだったが唯ちゃんのためと思った決断だった!


数日後、母親から電話が鳴った!


そこで驚く話を聞かされた!


競技は辞める!今度の大会が最後になる!


トレーニングも止めてもいいがメンタルのサポートはしてください!


男は驚いたが唯ちゃんには良かったのかもしれないと思った!


その後、唯ちゃんから連絡が来ることはなかった!


数ヶ月後、唯ちゃんから連絡があった!


「最後の大会見にきてください!」


男は快く行きます!と応えた!


大会当日、男はまたまた驚いた!


唯ちゃんは短距離種目に登録していた!


指導者に最後だから短距離種目で出させてくれと頼んだらしい!


調子はトレーニングに来なくなった後、少しずつ回復して今では絶好調だと!


良くも悪くも、男の思惑は的中した!


唯ちゃんは予選を通過していた!


最後の大会で見る唯ちゃんの姿は堂々として成長しているように見えた!


決勝の舞台!


勝負はほんの数秒!


男は唯ちゃんの姿に釘づけになった!


スタートからゴールまでの数秒間!


男は感動に包まれた!


唯ちゃんはまわりの全てをぶっちぎり一着でゴールテープを切った!


男も興奮してガッツポーズになった!


ゴール後の唯ちゃんは最高の笑顔だった!


唯ちゃんが挨拶にやってきた!


男はおめでとう!とありきたりな祝福をした!


唯ちゃんは笑顔で


「ありがとうございます!先生【男】のお陰でここまで来れました!

先生に出逢えていなかったら言われるままの人生を送っていました!

これからは自分の人生を歩んで行きます!

本当に先生に出逢えて感謝しています!」


男は


「ちょっと会わない間にスゴい成長したね!

もう何が起きても大丈夫です!

こちらこそ、唯ちゃんに出逢えて心から感謝しています!」


最後の大会を有終の美で終わることができて二人とも笑顔しかなかった!


もう泣き虫だった唯ちゃんはいなかった!


唯ちゃんのお陰でトレーニングコーチとしてトレーニングを指導するだけではなくトータルして選手を導く経験をさせてもらえた!


今回もかなりハードルは高かったがなんとか笑顔で終われる結果に感謝する男であった!!


つづく!

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