また、一つ成長
地球上に人類が降臨してから飢えと戦争と無縁の時代に生まれてこれたのは、それだけで奇跡といえる!
あなたに しかできないことがある。だから、あなたはこの時代 に生まれてきた!
この時代、この日本に 生まれてきた千載一遇のチャンスを、どう生せるか!
チャンスはこの世に生きている限り常に訪れている。
気づくか気づかないかは本人次第!
今春、最初の大会で二回戦敗退!
去年の初戦敗退は免れたが出だしはよくなかった。
そしてゴールデンウィークを越えると上がっていく選手と下がっていく選手に別れていく!
ほんとは上がろうが下がろうが一緒の目標に向かっていかなければいけないところだが、この現実社会を構成している政治、会社、大人が愚痴ったり人の悪口を言ったりしている現状で子供たちが真似しないわけもなく!
ある選手がゴールデンウィークの試合の不調と回りからの心折られる言動でまっ逆さまに落ちていた!!
あの年末の70キロウォークの体調不良から復活した選手である!
男がその選手に最近の調子は?と声をかけた。
選手
「もう俺終わりました!もういいです!!」
男は最後まで諦めずにいこう!とありきたりな言葉をかけた!
選手は無言で立ち去ろうとした!
男
「あなたが年末の70キロウォークの時、体調不良から言葉だけで復活したのを俺は見てる!だから必ず復活するって信じてる!思えなくていいから絶好調って言おう!」
選手
「無理です!」そのまま立ち去った!
男は、いつもキレイごとを言う。
自分でもピンチの時凹んでいるときに受け入れられないのはわかっている!
そんなキレイごとが通らないのもわかっている!!
だが!!あえて言う!絶好調って言おう!
それが突破口の第一歩だから!
一週間後のトレーニングの時、指導者の一人と話しているときに、その選手の最近の調子はどうか聞いてみた!
指導者は全然ダメですね!
もう無理かもですね!
と評価していた。
トレーニング中もその選手は覇気がなかった!
トレーニングが終わって解散するときに、その選手に良くがんばってたな!と声をかけた!!
選手はボソッと言った
「テンション低くてもいいんでしょ!絶好調って言ってますよ!効果でないですけどね!」
ちょっと皮肉も言いながらやってる選手にどうせやっても夏まで!夏が終わればもとの生活に戻れるからそれまでやり続けよう!
必ずやっててよかったと思えるから!
男は心で驚いて言葉で褒め称えた!
その選手は夏の大会で見事にレギュラーを勝ち取った!
この夏、県でもトップレベルになった選手がいた!
年末の70キロウォークで絶好調って言ってたら絶好調になれますか?と言っていた選手だった!
一年の頃はそのポジションで一番心も体も弱かった選手である!
いつも体を痛めながら男の言うことは無視をして病院に逃げていた!
だがこの選手は見ていた!
一つ上の先輩が言葉を変えて現役時代弱かった心と体を強くしていった姿を!そして70キロウォークの時、側溝に落ちたあとも歩くのも困難な状況で「絶好調」と言いながら完歩したことを!
そしてあの日から言葉を変えて男の言うこと良く聞いてくれるようになった!
そして良い選手に成長してくれた!
全ての選手がこういう選手ばかりではない!
三年間、口も聞いてくれない選手もいた!
レギュラーを取れずに腐り問題を起こしてチームをピンチに追い込む選手もいた!
無気力になり、とりあえずだだチームに居るだけ選手もいた!
そして全ての思いと出来事が渦巻きながら夏の大会に突入した!
チームは順調に初戦、二回戦と勝ち抜いていった!!
三回戦で優勝候補とあたった!
いつも思うことがある1:8:1の法則
一割のポジティブな選手
八割の普通の選手
一割のネガティブな選手
どっちかの一割に傾いた方に結果が出やすい!
そして一割のネガティブな選手が試合後半少しずつミスがで始めた!
そして最後にポジティブな選手たちもミスがでた!
試合は善戦したが負けた!
まるでポジティブな選手たちのミスで負けたかのような結果になった!
男は試合後半から涙が止まらなかった!
回りのミスで試合が不利になっていく中、諦めずに闘ってるポジティブな選手たち!
最後は力尽き自分のミスで終わってしまった!
試合後の挨拶の時、指導者から
「お前たちは強いんだぞ!負けたのがしんじられない!」と悔しさと無念の言葉が出ていた!
男は去年より少し客観的に試合と今までの経過を考えていた!
やはり日頃の行いなんだと!
当たり前かも知れないが日頃からの積み重ねが結果をだす!
このチームはまだまだネガティブな波動が多すぎる!
だがやはり男の言うこと聞いてくれた選手たちを見ると涙が止まらなかった!
心で勝たせられなかったことを詫びた!
また一つの夏が終わった!
思いでの多いチームだった!
負けたがトレーニングコーチとして自信を持たしてくれたチームだった!
数日後、選手たちに挨拶に行った!
良く言うことを聞いてくれた選手たちは男と出会えてよかったと言ってくれた!
言うことを聞いてくれなかった選手たちも普通の選手たちも合言葉のように男に挨拶するときは「絶好調」と言ってくれた!
そして新チームで挑んだ最初の大会でここ数年一、二回戦敗けだったチームは準優勝という結果を出した!
現役を終わった選手たちはちょっと悔しそうだったが男は言った!!
「あなたたちの闘う姿を見て後輩たちは強くなった!あなたたちの敗けは意味があったんだと!」
現役を終わった選手たちは最高の笑顔になった!
この笑顔を見るために、また笑顔でがんばろうと思える男であった!
つづく!




