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君に決めた

「どう?」


ボーバース教官は私たちに質問したけど、今は未だ答えにくい頃だな。


「私はちょっとお散歩に」


とりあえず少しリラックスしてから考えを整理しよう。そしてちょうど今は昼食の時間だから、あちこちにはたくさんの学生がいる。


「あ、あの、赤城桜先輩ですよね、よかったら、サインしてください!」


私たちが来て噂は広いだかな、私の前にやって来たのは一人の女の子、胸にあるバッジから見るとは戦闘兵科。


そう言えば、戦闘兵科も視察する価値があるかもしれない。


私は彼女にサインしてあげた後、いつの間にか私は学生たちに包囲されてしまった。


「桜ちゃんも有名人になったわね」


この声は…斎香ちゃん!


仕方ない、私は欲しい人に全部サインしてあげた。


「なんて私ばっかりで、斎香ちゃんもそれなり有名なはずだと思っているのに」


「通信兵科ではそうだけど、他の兵科にはやっぱりB組を勝利まで導いたの桜ちゃんの方が有名だからね」


「あ、あの、赤城桜先輩と斎香=イスカンダル先輩ですね」


女子二人組が私たちの前にやって来た。あのさ、なんか今回女子の比率は高くすぎない?


「私たちですけど、何か御用でしょうか?」


「あ、あの、私は狙撃兵科のイリノ=トランプと申します」


さっきの実技試験で見なかった顔、おそらくB組だろ。そう言えばB組の視察予定は午後だな。


「私は通信兵科のシャザリン=マルフォースと申します」


「お二人は相棒関係ですか?」


どうやらこの子もB組のようだ。そして私より少し先に斎香ちゃんが二人の関係を見抜けた。


「はい!実は入学したからずっと親友になったですから」


「それはつまり私と斎香の事を参考にもらいたいと?」


「はい!よかったら、教えていただけませんか?」


「あなたたちはB組の子ですよね、B組の視察は午後からですから、その時は質問を受けますよ」


なんか斎香ちゃんは私のお母さんっぽいのセリフを言った。そしてその二人は明らかに失望したようだ。


「大丈夫よ、その時はちゃんと話しますから」


そんな失望な顔は看過できないから、私から彼女たちを慰めた。


「はい!ありがとうございます!」


「ではお先に失礼します」


私は腕時計を見て、もうすぐ昼休みの終わりになったから、私と斎香ちゃんは一旦みんなのところへ帰った。


「そう言えば斎香ちゃんの成果はどう?」


歩くながら斎香ちゃんに聞いたけど、斎香ちゃんは口で答えじゃなくて、頭を振って答えた。


「はー、私も似ってる状況だけど」


少し嘆いたけど、まだ絶望の時ではない。


「そう言えばさっきの二人、なんか面白そうと思わない?」


「やっぱり桜ちゃんもそう思う」


うん、やっぱり彼女たちから何かを感じられるような気がしている。


気のせいか?


そしてみんなと合流して、午後のB組の視察を始まった。


私と斎香、そしてグレイドはB組出身だから、今度は一緒に懐かしい教室へ行った。案内とか必要がない。二年ほど歩いた場所だからな。


さっきサインしてあげた顔が沢山いるけど、私は自己紹介を始めた。


「B組のみんな、私は赤城桜、前もみんなと同じこのクラスで訓練を受けた」


「そして私も同じB組で卒業した、通信兵科の斎香=フィール=イスカンダルです」


「同じく、技工兵科のグレイドだ」


「お前ら見た通り、ランクレッドのロックオン=スタウダマイヤだ」


「同じランクレッドの龍宝寺国光だ」


午前の視察でバレてしまったから、今ロックオンと国光は元のランクレッドの制服を着替え返した。彼らが昼休みの時学校の中を散歩する時、その真紅の制服はやっぱり学生たちの目線を強く惹かれた。


私は知らなかっただけ、国光はともかく、ロックオンは相当有名なそうだ。まあ、お父さんの弟子だし、それなりの成果を達成してあるからな。


「とりあえず、A組と同じ面接を始めようか」


教官の指令で、午前と同じ面接を始まった。


今回は私たちの方が全員一緒で、相手は五人一緒に。さすがA組差別すぎるだろ。


「A組の両親や保証人は怖いから」


あのさ、それはそうだけど、私たちやライラさんより怖いはずがないと思うけど。


教官は黙っている、どうやらこれ以上の解釈はないようだ。B組のみんなを保障するために、私たちは午前より詳しくみんなと話した。


そして実技試験、やっぱり一般人だったのせいか?はっきりA組より下手だと見える。イリノさんは命中する事さえできなかった。それでも狙撃兵科なのか?


彼女の相棒であるシャザリンさんも心配しているような目でイリノさんを見ている。


でも私と斎香の予感通りだとしたらー


「シャザリンさん、射撃する事がある?」


「いいえ、ありません」


嘘にも程があるのよ、その手のタコは隠せないのよ。


おそらくロックオンと国光も気づいただろ、勝手にシャザリンに狙撃ライフルを用意させた。


「こ、これはどう言う事…?」


「とりあえず、撃ちみなさい」


教官も彼女の手を気づいただろ、だから私たちのやり事を阻止しなかった。


「はい、わかりました」


予感通り、シャザリンさんの射撃姿勢はイリノさんだけではなく、他の狙撃兵科の子よりも綺麗だった。


そして彼女は射撃した、しかし真ん中ではない、少し偏移した位置に命中した。これだけで凄いだけど。


「シャザリン、どう言う事?」


真っ先に質問をしたのはやっぱりイリノさん。まあ、当然な事だけど。


「実家にいた時、よくお父さんの狩りを手伝った事を見抜かれてしまいましたんですよね」


シャザリンはイリノを答えない、私たちに向いて答えを求めた。


「その手、俺らの目を騙せるわけがねえだろ」


ロックオンはそのまま答えを教えてあげた。しかしそれなら、なぜシャザリンさんは通信兵科に編入したの?シャザリンさんの射撃を見た他の狙撃兵科の子は自分を疑うになったよ。


「どうしてずっと私を騙してるの?こんなに上手だったら、きっと心の中で私の下手を笑っているよね!」


「そんなこと、一度もしなかったよ」


「ではなんて自分の実力を隠してて、こんなに凄いなのに!」


「私は、自身より、イリノのことを期待しているから。おそらく先輩たちもそう思っている。あなたの潜在能力を信じて、ね」


「そんなものはねえよ」


イリノさんとシャザリンさんの喧嘩の後、イリノさんの才能の無さはロックオンに断言されてしまった。


「でもイリノは狙撃兵科に選ばれましたよ!きっと才能を持つはずです!」


シャザリンはイリノのために弁解しているけど、現実は残酷だから。


「選ばれたとは言え、才能とは別の話だ。イリノと言ったけ?確かに君の計算能力は素晴らしい、が、厳密分析すれば、君の計算能力は狙撃に向いてないようだ」


「では私はどうしたら…」


「ここに来たら、間違ったって送り返すなんてさすがに酷すぎるわよね」


落ち込むすぎて、床に座ってしまったイリノさんへ、斎香は手を差し上げた。


「でも…」


「大丈夫よ。私たちは弟子探すに来たので、覚えてる?」


「は、はい」


私は本能的に斎香の考えを理解したから真面目な顔でシャザリンさんに向いた。


「?」

「?」


二人はよくわからないから、ちょっと混乱しているようだ。私は斎香を見て、同時に斎香も私を見てくれた。そしてお互い頷いた。


「君に決めた」


同時に、斎香と私は彼女達に言い出した。


「え?え?え?」


いきなりすぎるかもしれないけど、だが私は感じた、この子ならきっと!


お父さんがロックオンを見つけた時も同じ気持ちだったんでしょうか?


「あ、あの、どうして私たちですか?」


その疑問を持つのは彼女二人だけではなく、他の後輩たちも納得できないようだ。


「イリノさん、シャザリンさんの事を信頼しているよね。たとえ騙したと思った時も、シャザリンさんに本気で怒ることはしてなかったよね」


「はい…」


「そしてシャザリンさん、あなたもイリノさんの事を信頼しているよね。この人なら、きっと!って」


「そうですけど」


「前と後ろの信頼関係はそうでないと。はっきり言うと、俺と斎香、国光と彩子は夫婦だ。お前らはお互い思っている親友なら、きっとできる」


ロックオンはすぐ斎香にまだ夫婦ではないってツッコミされたけど、今更斎香は他人を選ぶ可能性はないから、夫婦と言っても大差がない。


「とりあえず選択するのは君たちだ、どう?」


少し悩んだ後、イリノさんとシャザリンさんもお互い頷いて、私と斎香の手を握った。


「よろしくお願いします」


「先輩、奪ってしまう顔をしないてください。あの二人はきっと桜と斎香の方が相応しいですよ」


「うっせい」


国光とロックオンの会話、でも今彼らを構う暇はない。


私と斎香を二人にライラさんの執務室まで連れてきた。やっぱりここの総教官のせいなのか?二人はライラさんを見たら少し恐れている気がする。そして剣輝と遊んでいるシルベリアさんを見たら更に困る顔になった。


おそらくこれから話す事を察しただろ、シルベリアさんは剣輝を連れて執務室から出て行った。


「トイレはちゃんと行かないとね」


「はい、おばあちゃん」


仲良くしてて何よりだけど、母としてはちょっと複雑な気分になったんだけど。


「やっぱりこの二人か、よく見つけたね、斎香、桜」


ライラさんはイリノさんとシャザリンさんを見て、やっぱりの顔で頷いた。


「ライラさん、どう言う事?」


「この二人は適性としての兵科分類は間違ってないけど、才能はちょうど逆だ。面白そうだから、そのまま放置した。そして今はあなたたちに選ばれた。本当にいいよね」


ライラさんは彼女二人に最後の確認、二人は迷いなく強く頷いた。


「はい!」


「ではこれからあなたたちに特別任務を与えよう」


「はい!」


「自分を選ばれた教官と一緒に行動して、しっかり習いなさい」


「はい!」


ライラさんの宣言で、私と斎香は正式に弟子を得た。


あ、お父さんとお母さんに報告しないとね。








後日、私と斎香の事をより一層知った二人の反応:


「え?赤城教官はあの赤城カミトの娘ですか!?」


「え?イスカンダル教官はあの長門えりなの弟子!?そしてあの長門えりなは赤城教官のお母さん!?」


驚かせてすみません。そしてお父さんとお母さんはやっぱり有名すぎる。

お待たせしました

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